青汁の原材料とは?ケールや大麦若葉だけじゃない栄養満点な野菜を紹介!

青汁の原材料とは?ケールや大麦若葉だけじゃない栄養満点な野菜を紹介!

青汁が世の中に登場した当初、原材料は誰も聞いたことのない「ケール」という植物でした。「うーん、まずい!」という当時のCMはかなりのインパクト。

その後しばらくは、青汁には苦くてまずいというイメージがつきものでした。

しかし現在、青汁の種類は飛躍的に増えて、使われている原材料も実に多彩です。その分選択肢も多くなり、どの青汁を選んだら良いか迷う人もいるかと思います。

青汁のベースになっている野菜は、ほぼ数種類に決まっています。そこに加えるその他の原材料は、各メーカーのオリジナル・ブレンド。

これらの原材料にはどのような特徴があって、どんな健康効果があるのか、青汁選びの注意点も含めて紹介しましょう。

青汁に使用される原材料とは

青汁に使用される原材料とは

青汁に使われている原材料は、一般的にスーパーなどで売られている野菜とは違います。青汁は、ただの野菜ジュースではないのです。

1つ言えることは、普通の野菜に比べて段違いに栄養価が高いこと。まずはなぜ青汁が健康増進に効果的なのか、その原材料の基礎知識から始めましょう。

栄養価の高い緑黄色野菜を使用

上記の表は、最近青汁の原材料として人気がある「明日葉」と、一般的な野菜との栄養成分を比べたものです。数値は100gあたりの含有量です。

明日葉の栄養成分の中では、食物繊維とカリウムなどのミネラル類、カロテンなどのビタミン類の含有量が豊富なことが分かります。

また、トマトや人参、ほうれん草などの栄養価の高い野菜と比較しても、全体的にバランス良く栄養成分が含まれています。

このように青汁のベースになっている野菜には、一般的な野菜よりも栄養豊富な緑黄色野菜が選ばれます。それは青汁が、健康増進を目的とした食品だからです。

もう一つ、一般には余り知られていないことですが、現在国内のスーパーなどで手に入る野菜は、栽培方法の変化により昔の野菜と比べてはるかに栄養価が下がっています。

特にミネラル類などの含有量が極端に減っていて、野菜を食べれば健康になるとは言えない状況にあるのです。

それに比べて原材料にこだわった青汁は、野菜の産地や栽培方法にまで気を配っているため、極めて栄養価が高い上に安全です。

毎日野菜ジュースを飲むよりも青汁を継続して飲む方が、はるかに健康効果は高いと言っても良いでしょう。

野菜ジュースとの違い

野菜ジュースとの違い

ご存知の通り野菜ジュースにも、自宅で生の野菜から搾って作るものと、市販されているものとの2種類があります。

どこでも手に入り全く手間もかからないことから、今は市販の野菜ジュースの愛好者が多いようです。

メーカーも健康志向に気を遣っているのか、各社で無添加で野菜100%のジュースの販売に力を入れています。

これらの野菜ジュースは通常、「濃縮還元」という製法で作られています。

濃縮還元では一度原料の野菜を粉砕して、さらに過熱して水分を取り除きペースト状にします。これは主に輸送上のメリットと、保存性を考えてのことでしょう。

その後ペースト状になった原料を組み合わせて、そこに水を加えるとジュースができ上がります。

メーカーによると、この製法では香り以外の成分は変化が少ないそうです。しかしビタミン類や酵素などの重要な栄養素は、熱に弱いという性質を持っているため、加熱した時点で失われる成分は少なくないでしょう。

また濃縮還元の場合、海外から輸入された原料ペーストでも、日本国内でジュースに還元されれば、国内製造と表記することができます。しかし当然国産原料ではありません。

安全性の点から考えると、安心して毎日飲めるとは言い難いのではないでしょうか?

一方で青汁を作る時には各社が工夫をこらして、原材料の成分変化を抑える努力をしています。青汁の場合通常は、原材料を直接乾燥して粉末状にして作られるため、濃縮還元という過程はありません。

ただし青汁にも加熱して作られるタイプと、非加熱で製造されるタイプとがあるので、栄養成分の変化が気になる場合は、非加熱製法の青汁をおすすめします。

いずれにしても健康増進のためには、市販の野菜ジュースを飲むよりも、青汁を飲んだ方が効果が高いことは間違いないでしょう。

原材料による効果の違い

原材料による効果の違い

青汁のベースになる緑黄色野菜には共通して、食物繊維・ビタミン類・ミネラル類・酵素などが含まれています。

これらの成分は、主に抗酸化作用・腸内環境の改善・血流の改善・ダイエット効果などに威力を発揮してくれます。

それに加えて、各原材料ごとに特徴的な成分が含まれていて、健康効果にも色々なバリエーションが生まれます。

詳しくはこの後のコーナーで紹介しますが、青汁では最も長い歴史を持つケールには、睡眠の質を改善する成分が含まれています。

また最近人気の大麦若葉には、肌を美しく保つ成分が含まれているなど、原材料によって個性的な健康効果がプラスされるのです。

他にも現在販売されている青汁では、さまざまな新しい原材料が加えられるようになってきました。

そこから生まれる健康・美容効果を、これから順番に確認してみましょう。

青汁に使用される三大原材料

以前よりも原材料の種類が多様化した青汁ですが、ベースになるのは「ケール」「大麦若葉」「明日葉」が多く、この3つは「青汁の三大原材料」とも呼ばれています。

どれも非常に栄養豊富な野菜ですが、植物の種類としては全く違った特徴を持っています。自分に合った青汁選びのためにも、まずはこの3つの野菜の特徴から理解してください。

ケールの特徴と栄養価

ケールの特徴と栄養価

ケールは江戸時代中期に、初めて日本に持ち込まれたという記述があり、原産地はヨーロッパの地中海沿岸地方。キャベツの原種とも言われる、アブラナ科の緑黄色野菜です。

野菜を最初に青汁にして飲むようになった時、原料として選ばれたのがこのケールでした。

上記のデータは、ケールのみを原材料にした青汁の、スプーン1杯(約7g)に含まれる栄養分を、分かりやすく他の食品と比較したものです。

この青汁は1日の摂取量がスプーン2杯なので、実際にはこの2倍の栄養分を摂ることになります。

栄養成分の特徴としては、野菜には珍しくカルシウムが非常に豊富で、食物繊維・ビタミン類・ミネラル類もたっぷりと、しかもバランス良く含まれています。

これらの栄養成分の働きから、ケールには以下の健康効果が認められています。

ケールの主な健康効果
  • アンチエイジング効果
  • 皮膚や粘膜を丈夫にする効果
  • 睡眠の質を高める効果
  • 免疫機能を高める効果
  • 目の機能を健康に保つ効果
  • ストレスを和らげる効果
  • 全身の血流改善効果
  • 便秘解消効果
  • ダイエット効果

ケールにはビタミンCをはじめとするビタミン類が豊富で、コラーゲンの生成を促進したり、ストレスを和らげるなどして、皮膚や粘膜を健康に保ちながら、老化を防止する効果があります。

また「ルテイン」や「βカロテン」の働きで、目の機能を健康的に保つと同時に、「メラトニン」も含まれていることから、眠りの質を改善して快適な睡眠に導いてくれます。

余分な脂質を身体の外に排出したり、悪玉コレステロールの働きを抑制する効果も忘れてはいけません。

青汁の原材料としても、これほど豊富な健康効果を誇る野菜はありません。ケールが長い間青汁のベースになってきたのは、当然のことなのかもしれません。

大麦若葉の特徴と栄養価

大麦若葉の特徴と栄養価

大麦が穂を実らせるかなり前の段階で、20~30cmに成長した新芽の部分を収穫したのが大麦若葉です。

大麦は非常に生命力の強い植物としても知られています。

上記の表は、粉末状の大麦若葉100gに含まれる栄養成分です。このように幅広い栄養素をバランス良く含む大麦若葉の健康効果は、決してケールに負けてはいません。

大麦若葉の主な健康効果
  • 生活習慣病の予防効果
  • 代謝アップと細胞の働きを高める効果
  • 疲労回復効果
  • 免疫機能を高める効果
  • 冷え性の改善効果
  • ストレスを和らげる効果
  • 貧血の改善と予防効果
  • ダイエット効果
  • 美肌効果

大麦若葉には注目の成分である「SOD酵素」が含まれています。この酵素は抗酸化作用が非常に強く、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの改善や予防に高い効果があることが分かっています。

またカロテンの含有量も非常に豊富で、免疫力を高めてくれると共に、他のビタミン類と一緒に総合的に体内の細胞を健康に保ってくれます。

細胞の働きを高める効果には、SOD酵素も関わっていると言われています。

鉄分や亜鉛などの豊富なミネラル分は、貧血を改善したり体内の血流を改善すると同時に、新陳代謝を高めてくれます。若々しい身体を保つためには、大麦若葉の青汁を選ぶことがポイントかもしれません。

明日葉の特徴と栄養価

明日葉の特徴と栄養価

明日葉は日本原産で、元々太平洋沿岸に自生していたセリ科の植物です。昔から食用の他、薬草としても使われてきて、現在は八丈島や大島などで栽培されています。

葉を摘んでも翌日には新しい芽を出すほどの強い生命力から、この名前で呼ばれるようになったそうです。

上記の表は前にも一度登場しましたが、生の明日葉100gに含まれる栄養成分の一部です。明日葉も非常にバランス良く、必要な栄養素をまんべんなく含んだ野菜です。

明日葉の主な健康効果
  • 動脈硬化の予防効果
  • 高血圧の予防効果
  • 糖尿病の予防効果
  • 免疫機能を高める効果
  • 美肌効果
  • 認知症の予防効果

明日葉はビタミン類の含有量が多く、特にビタミンB群はほとんど全ての種類が含まれています。

ビタミンB群は体内の代謝活動に関わっていて、ダイエットにも有効な成分。その他にもアンチエイジング効果の高い、ビタミンA・C・Eを豊富に含んでいます。

明日葉には他の野菜にはほとんど含まれない、非常に貴重で健康効果の高い成分が含まれています。それが「カルコン」です。

カルコンには強い抗酸化作用以外にも、血中コレステロールを減少させる働きと、内臓脂肪を減少させる作用、さらに血糖値を下げる作用が認められています。

その結果動脈硬化・高血圧・糖尿病などの、重い生活習慣病のリスクを抑えてくれるのです。

また明日葉には神経細胞を成長させる成分が含まれていて、特に脳内の神経を正常に保つ働きから、認知症の予防効果でも期待されています。

ここまで青汁三大原材料の特徴を見てきましたが、味については大麦若葉がクセがなく、最も飲みやすい青汁に仕上がるようです。

明日葉はちょっとした苦みがアクセント、ケールは独特の香りと苦みが強いと言われています。

最近では各メーカーとも原材料のブレンド比率を変えたり、緑茶や抹茶を加えるなどして、美味しく飲める青汁作りにもこだわっています。苦くて飲めないような青汁はもはや存在しないので、安心して飲んでみてください。

魅力的な原材料

青汁には三大原材料以外にも、それぞれ違った魅力を持つ原材料が使われています。普段は口にする機会のない野菜や植物もあるので、成分表を見て気になることもあるでしょう。

その中から比較的多くの青汁で使われていて、人気も高い原材料を紹介しましょう。たまには違った青汁を試してみたい時などの参考にしてください。

長命草

長命草

「1株食べると1日長生きできる」という意味から名付けられた長命草は、沖縄地方で昔から食されてきたセリ科の植物です。

同じセリ科の明日葉同様に、ビタミン類・ミネラル類の他、ポリフェノールを多く含んでいて、薬草としても使われてきました。

ポリフェノールを豊富に含むことから、強い抗酸化作用で活性酸素を除去してくれるので、生活習慣病の予防や健康な肌の維持に効果を発揮してくれます。

長命草には「イソサミジン」という成分も含まれていて、前立腺の収縮を和らげたり、排尿の量を増やす働きがあることが分かっています。

この働きによって夜間頻尿や残尿感を改善する効果が期待されています。

またイソサミジンには血管拡張作用もあり、全身の血流が改善されて、動脈硬化の予防や冷え性の改善などにもつながります。

桑の葉

桑の葉

桑の葉は昔から漢方薬としても使われてきた植物で、現在は青汁のベースになる原材料としても使われています。成分としては特にカルシウムや鉄分、カリウムなどのミネラル類を非常に多く含んでいます。

桑の葉に高血圧の抑制効果があることは有名で、さらに血糖値やコレステロール値を下げる働きもあります。生活習慣病の予防全般に効果があると考えて良いでしょう。

桑の葉で近年注目されている成分の1つが、「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」で、食後の血糖値の上昇を抑えると同時に、過剰な糖質の吸収も抑えてくれます。

もう1つの成分が「GABA(ギャバ)」と呼ばれる「γ(ガンマ)-アミノ酪酸」で、この成分が血圧の上昇を抑えると考えられています。

熊笹(クマザサ)

熊笹(クマザサ)
参考:クマザサ

クマザサも日本全国に自生している植物で、これをベースにしている青汁もあるほどで、「クマイザサ」と表記されるのもクマザサの一種です。

各種ビタミン類やミネラル類は、他の青汁原材料と同様に豊富に含まれていますが、クマザサの特徴は食物繊維と葉緑素(クロロフィル)を非常に多く含むことです。

そのためクマザサには解毒作用や抗菌・消臭作用、デトックス作用などがあり、胃腸のトラブルを防いだり、コレステロール値の上昇を抑える効果が期待できます。

具体的には動脈硬化の予防、血圧上昇の抑制、全身の血流改善などに効果的に働いてくれます。細かいところでは、ニキビや口臭の予防にも効果があるそうです。

ヨモギ

ヨモギ

ヨモギも古くから食用や薬用に使われてきた植物で、生命力の強い春の野草の一つです。ヨモギにも多くの栄養素がバランス良く含まれていて、ケールや大麦若葉なみに多くの健康効果を発揮してくれます。

中でも血液サラサラ効果・健胃効果・喘息の予防・身体を温める効果・粘膜や皮膚を健康に保つ効果などは、他の青汁原材料には見られない、ヨモギ特有の健康効果だと言えるでしょう。

またヨモギの香り成分である「シネオール」や「α-ツヨン」は、女性の悩みである冷え性・生理痛・生理不順などの他、腰痛・リウマチ・気管支炎などの症状を和らげてくれます。

韓国で昔から行われている「ヨモギ蒸し」は、これらのヨモギの健康・美容効果を利用したものなのです。

モロヘイヤ

モロヘイヤ

「王様の野菜」という意味を持つモロヘイヤは、栄養面から言ってもまさに「野菜の王様」。5000年以上も前から、エジプトでは食卓に上っていたと言われ、その健康効果は簡単にまとめられないほど多種多様です。

モロヘイヤの主な健康効果
  • 動脈硬化の予防効果
  • 高血圧の予防効果
  • 糖尿病の予防効果
  • 免疫機能を高める効果
  • 骨粗しょう症の予防効果
  • 健胃効果
  • 目の機能の改善効果
  • 美肌効果

とにかくモロヘイヤには、含まれていないという栄養成分はなく、独特の粘り気の元になる「ムチン」も、粘膜を健康に保つ効果を持っています。

また野菜の中では際立ってカルシウムの含有量が豊富で、その他のミネラル類もたっぷりと含まれています。

青汁の原材料の中でも、モロヘイヤの抗酸化作用は圧倒的です。これはβ-カロテンをはじめとする、各種ビタミン類の働きによるもの。

青汁を選ぶ時には、原材料表示でモロヘイヤを探すことをおすすめします。

フルーツ

野菜と並んで栄養豊富なフルーツ類も、最近の青汁では原材料に使われるようになりました。上記はみかん100gあたりの栄養成分表ですが、β-カロテン・ビタミンCをはじめとする、ビタミン類が豊富なことが分かります。

また野菜に比べればやや多いものの、甘さの割にエネルギー量が少なく、ダイエットの妨げにもなりません。

逆に青汁のエネルギー不足を補えるため、フルーツを原材料に加えることは、置き換えダイエットなどでの青汁の用途を広げてくれるでしょう。

最近注目されているフルーツの健康効果には、肥満・糖尿病・高血圧の予防効果、ガンや脳梗塞・心筋梗塞などの予防があります。

さらに青汁の原材料としては、味を整えて美味しくするという大きなメリットもあります。

以前は単独の原材料で作られていた青汁も、今ではベースになる野菜に、ここまでに紹介してきた新しい原材料を、ブレンドして作られるようになってきました。

それぞれの長所を確認しながら、自分に合った青汁を見つけてください。

特徴的な原材料

青汁の中には、思い切り特徴的な原材料を使った商品もあります。これから紹介する3つの原材料は、いずれも植物の仲間ですがちょっと変わっています。

健康食品としてある程度の実績があるものと、最近になって知名度が上がってきた新しいものと、興味が湧いてチャンスがあったらぜひ試してみてください。

クロレラ
参考:口臭原因

「クロレラ」は元々湖や沼に棲む「淡水生緑藻類」、簡単に言えば「藻(も)」の仲間です。非常に小さな球形の植物ですが、その驚異的な生命力と増殖力の高さで知られています。

現在クロレラを原材料に含む青汁は多くありませんが、メーカーのサイトで調べてみると、自社工場で繁殖させた国産クロレラを使い、ケールなどとブレンドして青汁にしているようです。

クロレラはそのまま乾燥して顆粒状にできるため、以前から健康サポート食品として販売されていました。含まれている栄養成分を、余すことなく商品化できるのが強みです。

クロレラには食物繊維・ビタミン類・ミネラル類の他、豊富な必須アミノ酸や葉緑素も含まれています。青汁の原料の中では珍しく、タンパク質の含有量が非常に多いという特徴もあります。

クロレラの主な健康効果
  • コレステロール値を下げる効果
  • 高血圧の予防効果
  • 貧血の予防効果
  • 免疫機能を高める効果
  • アンチエイジング効果

クロレラの生命力の秘密は、「クロレラ・グロース・ファクター」という成長因子にあると言われています。

詳しい仕組みはまだ分かっていませんが、青汁にクロレラを加えることにより、この成長因子が働いて健康効果をさらにアップさせると考えられています。

ユーグレナ

ユーグレナ

今急速な勢いで知名度をアップしているのが「ユーグレナ」、別名「ミドリムシ」です。ムシと名が付く物を食べることには、ほとんどの日本人が抵抗を感じると思いますが、ユーグレナはクロレラ同様に藻の仲間と考えても良いでしょう。

ただしユーグレナは自力で水中を動き回れるため、植物と動物の中間にある生き物であるとも言えます。そしてユーグレナは、植物と動物の両方の栄養成分を備えた、非常に貴重な栄養源でもあるのです。

他の青汁の原材料と比較しても、ユーグレナのビタミン類・ミネラル類の含有量は決して負けてはいません。さらにユーグレナには、他の原材料にはほとんど含まれない、肉や魚の栄養素まで含まれているのです。

それが20種類を超える豊富なアミノ酸と、DHAやEPAを含むおよそ10種類の不飽和脂肪酸です。

野菜・肉・魚に含まれる栄養素を、たった1種類で補えるユーグレナは、まさにパーフェクトな総合栄養食と言えます。

ユーグレナの主な健康効果
  • コレステロール値を下げる効果
  • 生活習慣病の予防と改善効果
  • ダイエット効果

健康効果を並べてみると意外に少なく感じますが、ユーグレナには身体を作るもとになる栄養素が含まれています。これは他の青汁原材料ではなかなか摂れません。

健康的なダイエットを目指す人は、ユーグレナ入りの青汁を試してみてはいかがでしょうか?

スピルリナ

スピルリナ
参考:スピルリナ

「スピルリナ」も、クロレラとは種類の違った藻の仲間です。らせん状のバネのような形で、細胞壁が非常に薄いため、クロレラと比べても高い消化~吸収率を誇ります。

成分としては抗酸化作用の高いβ-カロテン、代謝活動を活発にするビタミンB群を多く含む他、ユーグレナと同じく豊富なアミノ酸も含有しています。

しかも高い消化・吸収率により、これらの栄養成分がダイレクトに体内に摂り込まれるため、私たちの身体を根本から健康に導いてくれるのです。

スピルリナの主な健康効果
  • 高血圧の抑制効果
  • コレステロール値の抑制効果
  • 血糖値の抑制効果
  • 抗炎症効果
  • アレルギー症状を緩和する効果
  • 細胞の抗ガン化効果
  • 抗ウイルス効果

他にもスピルリナには、「フィコシアニン」をはじめとする色素が多く含まれ、これらの成分の働きによって、アンチエイジング効果を高める作用があると言われています。

このように現在、顕微鏡で見るほど小さな藻の仲間が注目されていて、青汁の原材料にも利用されるようになってきました。

野菜だけでは得られない成分が含まれることから、今後ますます人気がアップするかもしれません。

原材料で青汁を選ぶ際の注意点

青汁の原材料にもさまざまな種類があり、これからも増えて行くでしょう。では種類は別にして、原材料そのものの品質について注意すべき点はあるのでしょうか?

ここでは青汁になる前の原材料について、栄養面と安全性の面から考えてみましょう。

原材料の産地に注意!

原材料の産地に注意!

青汁の原材料のベースは野菜です。現在季節を問わずに好きな野菜を食べられるのは、国産野菜だけではなく、日本では海外産の野菜も大量に流通しているからです。

ご存知のように日本と諸外国では、野菜の栽培方法などについての基準が違います。特に安全性から考えると、産地すら分からなくなるような海外産の野菜は、健康サポート食品の原材料としては不適格。

青汁の原材料は商品情報を確認して、国産のしかもなるべく詳細な産地まで明記してあるものを選びましょう。

ユーザーの健康を第一に考える青汁メーカーなら、原材料のデータについては可能な限り詳しく説明しているはずです。

原材料以外の添加物に注意!

原材料以外の添加物に注意!

青汁にも原材料以外に、副原料や添加物などを含むタイプがあります。副原料としては「難消化性デキストリン」「乳酸菌」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などが代表的なものでしょう。

これらの成分は主に健康効果の補強や、美容効果をプラスする目的で追加されています。中には人工的に作られた成分もありますが、天然原料が元になっていれば、余り心配する必要はないでしょう。

一方の添加物には主に「甘味料」「保存料」「着色料」「香料」などが多く使われます。いずれも味覚や飲みやすさをアップしたり、保存性を高めるために使用される成分ですが、青汁を飲む本来の目的からすれば不必要な成分。

しかも中には化学的に作られた添加物もあり、人体に対する長期的な影響はまだよく分かっていません。

青汁を選ぶ時には、添加物が含まれていないタイプにすることをおすすめします。

総合的な原材料の安全性に注意! 

青汁に使われている原材料には、クマザサやヨモギなど天然に自生している植物もあります。しかし青汁に使う場合には、どの野菜も植物も基本的には農園で栽培されたものです。

ある程度の規模で作物を栽培する時は、効率を考えると農薬や化学肥料を使うことが多くなります。確かに農薬も適正な使い方をすれば、健康への影響はないと言われています。

それでも青汁の原材料にわずかでも残留農薬があれば、毎日健康のために飲んでいるはずが、長期間にわたって体内に農薬を蓄積する結果になりかねません。

そこで青汁を選ぶ場合は、「オーガニック」や「有機JAS栽培」と表示された、こだわりの野菜を使った商品にするのがより安心です。

これらの野菜は栽培方法から厳しく管理され、基本的に農薬の使用は認められていません。特に有機JAS栽培は、国の認可を得た野菜しか表示できません。

健康のために毎日飲むものですから、自身で安全を確認して選ぶようにしましょう。

青汁 原材料Q&A

青汁 原材料Q&A

各青汁メーカーのサイトを見てみると、商品のメリットが事細かに説明されています。しかし中にはそのまま信用できない商品もあります。

そんな商品を避けるためにも、最後に2つだけ注意点を付け加えておきます。

安価な青汁は原材料を海外から輸入してるって本当?

国産で高品質の原材料を使えば、青汁の価格もそれなりに高価になります。良い野菜を使って良い青汁に仕上げれば、安売りのセール品のような価格では販売できません。

余りにも安価な青汁の場合は国産原材料を使わずに、海外から輸入した原材料を使っている可能性があります。こうした原材料は、日本の食品安全基準を充たしていないことも考えられるので、充分に注意してください。

野菜の配合量が少ない青汁があるって本当?

やはり価格を抑えた青汁の場合、副原料や添加物を多めに使うことで、ベースになる野菜の配合量を抑えている可能性もあります。

一概には言えませんが原材料表記に、一般的な青汁よりもはるかに多くの種類が書かれているものや、逆に原材料を明記していないものは、選択肢から外した方が良いでしょう。

青汁は価格の安さよりも、品質を重視して選んでください。

青汁は原材料によって期待できる効果が違う!

青汁は原材料によって期待できる効果が違う!

各青汁メーカーが試行錯誤を繰り返した結果、野菜から藻の仲間に至るまで、さまざまな原材料を使った青汁が登場しています。

またこの先さらに、新しい種類の青汁もデビューすることでしょう。

どの原材料も植物由来なので、食物繊維やビタミン類・ミネラル類の豊富さでは、それほど違いはありません。

しかし原材料ごとに成分の含有量が違っていたり、他にはない特別な成分が含まれていることもあります。

青汁を選ぶ時には、もう一度それぞれの原材料の特徴を確認し直して、今自分が最も必要としている効果と、それが期待できる商品を見つけてください。

青汁はただの野菜の搾り汁ではありません。もっと奥の深い飲み物なのです。

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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