【完全比較】青汁VS野菜ジュース!野菜不足解消と健康にどっちが良い?

青汁VS野菜ジュース徹底比較!野菜不足解消に効果的なのはどっち!?

野菜を使ったドリンクの定番といえば、青汁と野菜ジュース。

どちらも豊富な栄養が補える健康ドリンクとして人気ですが、この2つは全くの別物です。そのため、どちらを選ぶのがいいの?と迷う人も多いはず。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、野菜不足解消を考えるなら、やはり青汁が一番でしょう。

では、どうして青汁の方が良いのか?その理由を知るために、今回は青汁と野菜ジュースを徹底比較していきます。

まずは、野菜不足解消の重要性について、一緒に確認していきましょう。

野菜不足はどれくらい深刻なの?

野菜不足はどれくらい深刻なの?

青汁も野菜ジュースも数え切れないほど多くの種類が販売されていて、年々人気が高くなっています。

しかし、この人気の高まりは、毎日の食事から野菜を十分に補えていない人が多い証拠。1960年代以降、日本人の食の中心が肉や穀物へと変化したことから、国内の野菜消費量は減少しているのです。

そして近年、野菜不足はさらに深刻化しています。健康的な体づくりのために、厚生労働省が目標に定める1日の野菜摂取量は350g。ところが、日本人の平均野菜摂取量は目標を大幅に下回る約270gに留まっているのです。

より細かく、年代別に見てみると次のとおり。

野菜不足はどれくらい深刻なの?

驚くことに、全ての年代で目標を下回る結果に。とくに20代~40代の若い世代は、100グラム以上も足りていません。

これだけの野菜不足を補うには、食生活の改善が必要です。また、普段からコンビニや外食ばかりという1暮らしの人は、生活習慣を根本から見直さなくてはならないでしょう。

このような深刻な現状が、手軽に栄養素を補える、青汁や野菜ジュースの人気の理由になっているのです。

では実際に、野菜不足は人の体にどのような影響を与えるのでしょうか。

野菜不足が体に及ぼす悪影響とは?

野菜不足が体に及ぼす悪影響とは?

野菜には健康的な体づくりには欠かせない、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、野菜が不足すると以下のような悪影響が出てしまうのです。

  • ビタミンC不足による免疫力の低下
  • カリウム不足による高血圧
  • 食物繊維の不足による便秘
  • ビタミンA・ビタミンE不足による肌荒れ
  • カルシウムや葉酸の不足による精神的な悪影響

いずれも人の体にとって深刻なものばかり。しかも、体の不調だけではなく、精神的にも悪影響を及ぼすのです。

ビタミンC不足による免疫力の低下

ビタミンC不足による免疫力の低下

体内の免疫細胞である白血球は、風邪や病気の原因となる、ウイルスや細菌を死滅させるように働いています。

この白血球の働きに影響を与えるのが、野菜に豊富に含まれるビタミンC。白血球内部にはビタミンCが蓄えられており、白血球内のビタミンCが不足すると風邪などの感染症にかかりやすくなることが、多くの研究でわかっているのです。

また、免疫力低下は、アレルギーの悪化、糖尿病やガンといった命に危険を及ぼす病気の原因にもなってしまいます。

カリウム不足による高血圧

カリウム不足による高血圧

野菜に含まれるカリウムは、高血圧の要因となる過剰なナトリウムを体の外へ排出する働きがあります。

ナトリウムは塩分に多く含まれる成分。そのため、食事などから塩分を過剰に摂取すると血液中のナトリウム濃度は高くなります。

すると、体はナトリウムの濃度を下げようと、血管内の血液量を増加させます。それが血管に圧力をかけることになり、高血圧に繋がるのです。

高血圧を防ぐには、過剰なナトリウムを排出するカリウムを野菜から摂取しなくてはなりません。

食物繊維の不足による便秘

食物繊維の不足による便秘

食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌の働きを活発にします。そして、善玉菌が活発に働くことで悪玉菌が減少し、腸内環境が良好に保たれるのです。

さらに、食物繊維は胃で吸収されることなく、そのまま腸へ。腸内に届いた食物繊維は、水分を含んでカサを増すことで腸を刺激し、便を排出する蠕動(ぜんどう)運動を活発にします。

この2つの働きにより、排便はスムーズに行われるのです。ところが、食物繊維が不足してしまうと、善玉菌が減少し腸内環境が悪化。蠕動運動も正常に行われないため、便秘になるのです。

ビタミンA・ビタミンE不足による肌荒れ

ビタミンA・ビタミンE不足による肌荒れ

ビタミンAには、体の表面を覆う上皮細胞をつくり、紫外線やウイルスなどの外的刺激から肌を守る働きがあります。

そのため、ビタミンAが不足すると、上皮細胞が正常につくられずバリア機能が低下してしまい、肌荒れの原因になるのです。

そして、老化の原因となる活性酵素を減少させ、肌を若々しく保つ働きがあるのがビタミンE。

活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を撃退する役割がありますが、必要以上に増えてしまうと、健康な細胞までを酸化させてしまいます。

つまり、ビタミンEが不足すると、体の酸化を防ぐことができず老化が進み、肌のシワやシミが増えてしまうのです。

カルシウムや葉酸の不足による精神的な悪影響

カルシウムや葉酸の不足による精神的な悪影響

カルシウムには、神経や筋肉の活動をスムーズにする働きがあります。

そのため、体内のカルシウムが不足すると、神経や筋肉がコントロールできない興奮状態になり、イライラが起こってしまうのです。そして、最も懸念されるのが、葉酸不足によるうつ病でしょう。

うつ病患者の8割以上の人が、葉酸が不足しているという研究結果が出ているほど、葉酸とうつ病は深い関係にあると考えられています。

つまり、カルシウムや葉酸の不足は精神を不安定にさせる原因になってしまうのです。

青汁と野菜ジュースの徹底比較

野菜不足が招く健康への悪影響を知ると、いかに野菜をしっかりと摂ることが重要かわかりますよね。

では、野菜不足の解消のためには、青汁と野菜ジュースのどちらを選ぶのがいいのでしょうか。下記のとおり5つの項目で比較してみました。

 青汁野菜ジュース
栄養
糖分
価格
手軽さ

5項目のうち青汁は◎が4つ、野菜ジュースは◎が2つという結果に。やはり総合的に判断をすると、メリットが多いのは青汁ということがわかります。

では比較結果を詳しく見ていきましょう。

栄養を豊富に補えるのはどっち? 栄養を豊富に補えるのはどっち?

野菜不足解消を目的としている以上、最も大切な基準となるのが栄養素です。上の表のとおり、栄養面においては青汁が圧勝。その理由は、原料野菜と製造方法の違いにあります。

原料の違い

原料の違い

野菜ジュースに使われている主な野菜は、トマト・ニンジン・レタスなどスーパーでも販売されていて、普段から食卓に並ぶ身近なものです。

もちろん、これらの野菜にも豊富な栄養素が含まれていることは間違いありません。しかし、青汁の原料として使われることが多い、ケール・明日葉・大麦若葉と比べると、栄養素は大きく劣ってしまうのです。

実際に各野菜100gに含まれる主な栄養素を比較してみると下記のとおり。

 食物繊維ビタミンCビタミンE
ケール3.7g81㎎2.4㎎
明日葉5.6g41㎎2.8㎎
大麦若葉4.2g70㎎1.19㎎
トマト1g15㎎0.9㎎
ニンジン2.8g6㎎0.4㎎
レタス1.1g21㎎0.5㎎
 食物繊維ビタミンCビタミンE
ケール420㎎220㎎120μg
明日葉540㎎65㎎100μg
大麦若葉320㎎29㎎40μg
トマト210㎎7㎎22μg
ニンジン300㎎28㎎21μg
レタス200㎎19㎎73μg

いずれの栄養素のおいても、最も豊富に含まれているのは、青汁の原料として使われているケールと明日葉です。

さらに、ここに書かれた栄養素以外にも、ケールにはアレルギー改善効果があるフラボノイド、明日葉には高血圧予防が期待できるクマリン、大麦若葉には細胞の老化を防ぐSOD酵素など、青汁の原料野菜には特有の成分が含まれています。

このことからも、青汁と野菜ジュースでは使われている原料の栄養価が全く違うことが分かります。

製造方法の違い

製造方法の違い

青汁と野菜ジュースの栄養価の差は、製造方法の違いも大きく影響しています。

スーパーやコンビニなどで売られている野菜ジュースのパッケージに、「濃縮還元」と表示されているのを見たことがありますよね。

この「濃縮還元」とは、ジュースの製造方法のひとつ。野菜を絞ったものを加熱処理して水分を除いた状態にし、それに水分や糖質、香料、調味料などを加えてジュースするものです。

この製造の過程では必ず加熱処理が行われています。そのため、熱に弱いビタミンやミネラル、さらに酵素などの栄養素は大幅に失われているのです。

さらに、野菜ジュースは飲みやすさを重視するため、野菜の大切な栄養素である食物繊維を最初から除いています。

野菜ジュースの中には、パッケージに「野菜350グラム使用」と表示されたものがあります。しかし、実際に摂れる栄養素はほんの僅かにしか過ぎないのです。

しかし、野菜ジュースとは違い粉末タイプが主流の青汁は、熱を加えない製造方法のスプレードライやフリーズドライを採用している商品が多くあります。

スプレードライは、原料野菜を絞ってエキスを取り出し、そのエキスを噴霧することで水分を蒸発させ、粉末にするという製法。そして、フリーズドライは、カットした原材野菜を凍らせて乾燥、それを粉末状に加工します。

どちらの製造方法も、加熱処理を行わないため、熱に弱いビタミンやミネラル、酵素が損なわれることがありません。

そのため、青汁の方が野菜ジュースよりも、豊富な栄養素を補うことができるのです。

飲みやすいのはどっち?

飲みやすいのはどっち?

飲みやすい点においては、青汁よりも野菜ジュースが優れています。どちらも、効果を実感するには、継続して飲むことが大切。そのため、飲みやすいことは大きなメリットでしょう。

昔は飲みにくいイメージのあった青汁ですが、最近は抹茶味、煎茶味、フルーツ味など、クセがなく美味しく飲める商品も増えています。

しかし、中には独特のクセや苦味がある商品もあり、牛乳やヨーグルトに混ぜるなど、飲み方に工夫が必要なこともあるのです。

それに対し、野菜ジュースはクセや苦味がなく、美味しくて飲みやすいものばかり。小さな子どもや野菜嫌いの人まで、無理なく続けられるのです。

気になる糖質は?

気になる糖質は?

野菜ジュースの糖質は角砂糖4~5個。

先ほど、野菜ジュースのメリットとして、飲みやすさを挙げましたが、これが糖質を高くしているというデメリットに繋がっていることも知っておくべきでしょう。

野菜ジュースは、野菜の苦味やクセを消して飲みやすくするために、糖分で味を整えているものがほとんどで、糖質が高い商品が多いのです。

スーパーやコンビニにも必ず置いてある、人気の野菜ジュースの糖質を確認してみると以下のとおり。

商品名糖質 200ml当たり
伊藤園 1日分の野菜14.8g
伊藤園 充実野菜15g
カゴメ 野菜1日これ一本13.6g
カゴメ 野菜生活 10014.8 g

なんと野菜ジュース1パック(200ml)に、角砂糖4~5個分の糖分が含まれているのです。

飲みやすいからと1日に何杯も飲んでしまうと、糖分の摂り過ぎで、体重の増加や糖尿病になるリスクもあります。

しかし、野菜ジュースとは違い、青汁に含まれる糖質はコップ1杯につき1グラム程度のものがほとんど。そのため、ダイエット中の人、糖尿病が気になる人でも安心して飲み続けることができるのです。

低コストで手間なく飲めるのは?

低コストで手間なく飲めるのは?

青汁も野菜ジュースも、野菜不足解消の効果を実感するためには、毎日飲み続けることが必要。そこで重要になるのが、費用と手間です。

あまりに費用が高かったり、飲むたびに手間がかかるようでは、続けることが困難になります。

それぞれの平均相場は、青汁が1杯あたり50~180円、野菜ジュースは1杯あたり100~200円。青汁の方が低価格で飲むことができますが、野菜ジュースも決して高いものではないでしょう。

飲む手間においては、青汁は粉末を水に溶かすだけ、野菜ジュースはパックのまま飲めたり、コップに注ぐだけと、共に面倒なことは一切ありません。

このように比較項目を詳しく見ると、それぞれにメリット・デメリットがあるものの、健康のためには、青汁を選んだ方がいいことがわかります。

野菜不足を解消して健康を目指すなら青汁!

野菜不足を解消して健康を目指すなら青汁!

健康的な体づくりのためには、野菜が不可欠であることは誰もが理解しています。

それでも、日本人の野菜不足が深刻化しているのは、食生活の改善ができない人が多くいるからでしょう。そこで、人気を集めているのが、手軽に豊富な栄養素を補える青汁や野菜ジュースなどの健康ドリンクです。

しかし、健康ドリンクであれば、どれでもいいというわけではありません。十分に栄養を補うことができないものもあるからです。

そこでオススメなのが青汁。青汁には野菜の豊富な栄養素が含まれており、効率良く野菜不足が解消できます。

健康的な体づくりのために、青汁を飲んでみてはいかがでしょうか。

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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