生活習慣病を改善し予防!青汁に含まれるビタミンEの特徴と効果

青汁 ビタミンE

ビタミンEは細胞の老化を抑える効果があるため「若返りのビタミン」と呼ばれています。

その秘密は強力な抗酸化作用。抗酸化作用により、体を老化させる成分を除去することで、アンチエイジングだけでなく、生活習慣病予防やコレステロール値低下などに効果を発揮する、健康・美容に欠かせないビタミンなのです。

そんなビタミンEはナッツ類や茶類、植物油、そして、野菜にも多く含まれています。しかし、食品から効率良く摂取するのは簡単ではありません。そこでオススメなのが、青汁です。

栄養価の高い野菜が原料の青汁は、ビタミンEを摂取できるだけでなく、豊富なビタミン・ミネラルがビタミンEの働きを高めることも期待できます。

今回はビタミンEの健康・美容効果や注意点、そしてビタミンEが豊富な青汁などについて詳しく見ていきましょう。

若返りのビタミン!ビタミンEとは?

ビタミンEはどのように若返りに作用するのか、どんな特徴があるのかを確認していきましょう。

強力な抗酸化作用をもつビタミンE

ビタミンEは強力な抗酸化作用で細胞の酸化(老化)を抑制する特徴を持ったビタミンです。

抗酸化作用とは細胞を酸化させる「フリーラジカル」を除去する働きのことです。

フリーラジカルは非常に不安定な分子や原子のことで、安定化するために他の物質から電子を強引に奪う働きをします。たとえば体内の細胞から強引に分子や原子を奪い取ってしまうのです。

細胞の「酸化」とはフリーラジカルに電子を奪われ、細胞が傷ついた状態なのです。

フリーラジカルにはさまざま種類がありますが、特に「活性酸素」という物質はその代表格になります。

活性酸素とは文字通り活性化した酸素で、呼吸すると約2%は必ず生じる物質です。

活性酸素は強力な酸化力を持っており、ウイルスや細菌などを殺し、体を守る免疫の役割を持っています。また、体内の水素と結合・無害化し、排出するなど生命維持に関わる重要な役割も担っています。

しかし、増えすぎると体内の細胞を攻撃し、細胞を傷つけ(酸化させ)てしまうのです。

活性酸素で傷ついた細胞によって老化や病気、ガンなどが発生するため、活性酸素は病気の90%以上の原因であるとする研究者もいるほどです。

しかし、ビタミンEは活性酸素などのフリーラジカルと結びついて安定化させる抗酸化作用に優れており、細胞の酸化を防ぐことが分かっています。

また、ビタミンEは細胞膜の酸化を防ぐだけでなく、傷ついた細胞膜を修復する作用もあるため、細胞の酸化防止に強力な効果を発揮するのです。

参考:細胞膜の修復におけるビタミンEの役割

フリーラジカルはストレス、加齢、激しい運動、食生活の乱れ、紫外線、喫煙・アルコールの習慣などによって増えるので、ビタミンEの摂取とともに生活習慣の見直しをすることで細胞の酸化が予防されることが期待できます。

ビタミンEは体内で作られる?

ビタミンEは体内で合成されないビタミンです。

そのため、ビタミンEの含まれる食品を摂取する必要があります。

ビタミンEの種類

ビタミンEにはα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)トコフェロールと、α、β、γ、δトコトリエノールの8種類があり、これらを総称してビタミンEと呼びます。

それぞれ体内で異なる働きをし、たとえばα、δートコフェロールは抗酸化作用、γートコトリエノールはナトリウム(塩分)を排出する利尿作用があるなどの違いがあるのです。

また、トコフェロールは持続性、トコトリエノールは即効性があるという違いもあります。

参考:ビタミンE|オーソモレキュラー.jp

今まで体内で抗酸化作用を発揮するのはαートコフェロールという種類で、体内に最も多く存在するといわれてきました。そのため、通常、ビタミンEといえばαートコフェロールを指します。

しかし近年、γートコフェロールは筋肉や皮膚に存在し、体内に最も多く存在することが分かってきています。

このようにビタミンEの種類や働きについてはまだまだ研究中で、今後さらなる健康効果が判明することが期待できるのです。

また、近年はサプリが作られるようになったことで、植物から抽出した天然タイプ、植物から抽出しさらに酢酸を加えてビタミンEを安定化させた天然型タイプ、人工的に作られた合成タイプのビタミンEが存在しています。

効果は天然タイプ、天然型タイプ、合成タイプの順に高いですが、基本的に体内での働きに代わりはありません。

ビタミンEの摂取目安量

ビタミンE(αートコフェロール)の摂取目安量は18歳以上の場合、男性で6.5mg、女性で6.0mgです。

他の年代では男性の場合、

  • 0~5ヶ月で3g
  • 6~11ヶ月で4g
  • 1~2歳で3.5g
  • 3~5歳で4.5g
  • 6~7歳で5g
  • 8~11歳で5.5g
  • 12~17歳で7.5g

となり、女性の場合は11歳まで男性と同様、12歳以降は6gとなります。

2015年の度国民健康・栄養調査では、日本人は平均すると男性6.9g、女性6.4gのビタミンEが摂取できており、目安量は十分に摂取できていると言えるでしょう。

また、上限量は男性の場合、

  • 18~29歳で800g
  • 30~49歳で900g
  • 50~69歳で850g
  • 70歳以上で750g

です。女性の場合、18~29歳で650g、30~69歳で700g、70歳以上で650となっています。

参考:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要

目安量を考えると上限量はかなり多く、通常の食事で過剰摂取になることは滅多にありません。

むしろ、日常生活で注意した方が良いのはビタミンE不足です。では、ビタミンEが不足するとどのようなことが起こるか見ていきましょう。

ビタミンEが不足すると

ビタミンEが不足すると血行不良による冷え性・肩こりやシミやシワの増加、貧血などが起こりやすくなります。また、長期的な不足は神経症状を引き起こし、手足のしびれなどが現れるようになります。

さらに、ビタミンEの慢性的な不足は動脈硬化、不妊・流産のリスクを高めることも分かっており、健康維持のためにも毎日摂取する必要があるのです。

一方、ビタミンEをしっかり摂取しているはずなのに上記のような症状が現れる場合は体質的にビタミンEの吸収をしづらかったり、膵炎、肝臓の代謝不全といった症状が隠れていたりする場合があります。

症状がいつまでも改善しないときは医師の診察を受けることをおすすめします。また、妊娠中の女性がビタミンE不足になると血行不良によって栄養が行き届かず、胎児の発育に悪影響が現れることが考えられます。

厚生労働省でも妊娠中の女性は1日当たり6.5mgの摂取目安量、上限量を定めないなど、成人女性よりも多い摂取量を設けています。

しかし、ビタミンEを大量に摂取し続けるのは危険です。その理由を次で説明します。

ビタミンEを過剰摂取するとどうなる?副作用は?

ビタミンEは脂溶性ビタミンです。脂溶性ビタミンは体内に蓄積しやすい性質を持っており、過剰摂取による副作用が起きやすい特徴を持っています。

たとえばビタミンAやビタミンDも脂溶性ビタミンで、過剰摂取による副作用の例が多く報告されています。

しかし、ビタミンEは例外的に体内にとどまりづらい性質を持っているのです。ビタミンEは摂取すればするほど吸収率が低くなるため、食事で摂取する分には過剰摂取になることはほとんどありません。

参考:エーザイの一般生活者向けサイト

実際、近年になるまでビタミンEの過剰摂取による副作用の報告はありませんでした。しかし、サプリメントが開発されたことで過剰摂取が起こりやすくなっています。 たとえば、ビタミンEの過剰摂取で吐き気・下痢を起こす、肝機能が低下する、出血しやすくなる、骨粗鬆症になどの副作用が報告されているのです。 さらに、ビタミンEは肝臓に蓄積されるため、肝臓で分解処理を行い続けて負担をかけて肝機能を低下させます。また、出血しやすくなる症状は多くの報告例により確認されています。

参考:ビタミンEを過剰に摂取した場合に現れる症状

最近は、これに加えてビタミンEの過剰摂取で骨がもろくなることが分かっています。骨は作られる過程で破骨細胞の働きによって一度破壊されてから生み出されます。骨はこの破壊と再生のバランスが整うことで頑丈になるのです。

ところが、ビタミンEは破骨細胞の働きを活発化させるため、骨の破壊ばかりが進んで再生が追いつかず、骨がもろくなってしまうのです。

参考:ビタミンEの過剰摂取と骨粗しょう症

これらはαートコフェロールの副作用ですが、γートコフェロールの場合も大量摂取すると肺機能が低下するということが分かっています。

参考:IME 特定非営利活動法人 医療教育研究所

ほかにも、ビタミンEの過剰摂取(一日あたり1300mg以上)を長年続けるとガンになりやすく、死亡率が高くなるという研究報告や、女性がビタミンEを過剰摂取した場合妊娠しづらくなり、妊娠しても胎児の発育不良が起こることも分かっています。

ビタミンEは摂取上限値を守って摂取しましょう。

アンチエイジングに欠かせない「ビタミンE」

ビタミンEは「若返り」の代名詞とも言われるビタミンです。

同じ年齢でも人によって外見や身体状態がまったく違いますよね。このような違いは老化速度の違いで起こります。では、そもそも老化がどのように進むかご存じでしょうか。

老化は「酸化」によって起こります。時間の経過とともに金属が錆びてボロボロになり、果物が変色しシワシワになっていくのは酸化によるものなのです。

人の体も同じように細胞が「酸化」することで老化していきます。そして、人を酸化させる原因はすでに説明した「活性酸素」という強すぎる酸素なのです。

しかし、人の体には活性酸素が増えすぎないようにする働きも備わっています。たとえば体内で作られるSOD酵素と呼ばれる酵素は活性酸素と結びついて無効化します。

ところが、SOD酵素は20歳をピークに作られる量がどんどん減少。結果として活性酸素が増えると体内の細胞を攻撃して酸化(老化)させてしまうのです。

肌細胞が酸化すれば外見が老い、内蔵の細胞が酸化すれば体の機能が落ちていきます。これが「老い」の正体なのです。

そして、老化の速度の違いは体内で作られるSOD酵素の量や、生活習慣によって発生する活性酸素の量の違いによって起こります。

しかし、活性酸素を除去する抗酸化作用は体内で作られるだけでなく食品やサプリメントのビタミンからも摂取することができます。

抗酸化作用を持つビタミンは多く、ビタミンC、βカロテン、ビタミンEなどがあります。また、植物に多く含まれるポリフェノールも優れた抗酸化作用を持っています。

特にビタミンEは高い抗酸化作用を持っており、食品の酸化防止剤として使われることもあるほどです。

ビタミンEは高い抗酸化作用によって体内の活性酸素を減らし、アンチエイジング効果を発揮するのです。

ビタミンEと相性の良い栄養素

ビタミンEには効果を高める栄養素がいくつかあります。具体的に見てみましょう。

ビタミンACEでビタミンEの効果がUP!

ビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンEはビタミンACE(エース)と呼ばれ、それぞれ高い抗酸化力を持っています。

それだけでなく、同時に摂取することで効果を高め、補い合う関係のビタミンなのです。

たとえば、ビタミンEは活性酸素と結びつくと抗酸化力を失いますが、ビタミンCはビタミンEの抗酸化力を復活させるため、ビタミンEの効果を長くすることができます。

参考:杉沢薬品株式会社

一方、ビタミンEはビタミンAの酸化を防ぎ、ビタミンAはビタミンC、ビタミンEの働きを長持ちさせるなどの効果があります。

ただし、魚類に多く含まれるビタミンAは脂溶性で、ビタミンEと違い体内に蓄積されやすいため、過剰摂取による副作用が起きやすい特徴があります。

そのため、ビタミンAを摂取するなら緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンからがおすすめです。

βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されるので過剰摂取を防ぐことができます。また、βカロテン自体も抗酸化作用を持っているのです。

このような相乗効果からビタミンEを摂取するときはビタミンA(βカロテン)、ビタミンCを一緒に摂取すると良いでしょう。

リコピン

リコピンはトマトなどに含まれるカロテノイドと呼ばれる色素です。トマトの赤い色はリコピンによるものなのです。

リコピンは非常に強い抗酸化力を持ち、アレルギーや骨粗鬆症の予防、男性不妊の改善、美白効果など多くの健康・美容効果が確認されています。

リコピンは摂取すると皮膚に蓄積しますが、ビタミンEを同時に摂取するとより吸収率が高まることが分かっているのです。

また、リコピンは皮膚、ビタミンEは細胞膜内で抗酸化作用を発揮するため、同時摂取することで体内の異なる場所で細胞の酸化が防がれることも期待できます。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は抗酸化作用とエネルギーを作り出す作用を持った脂溶性の物質です。ビタミンに似た働きをすることからビタミン様物質とも呼ばれます。

抗酸化作用によって老化を防ぐ効果はもちろん、エネルギーを作り出す働きによって疲労感の解消や代謝をアップさせて痩せやすい体質を作るなどの健康・美容効果があります。

コエンザイムQ10はもともと体内で作られる物質ですが20歳をピークに生成量が減ってきます。

また、コエンザイムQ10には「酸化型」と「還元型」がありますが、「還元型コエンザイムQ10」には活性酸素と結びついて抗酸化作用を失ったビタミンEの働きを復活させる効果があります。

参考:日本歯周病学会会誌

ビタミンEを摂取するときは還元型コエンザイムQ10と一緒に摂取することで効果を高められるのです。

ビタミンEの健康・美容効果

ビタミンEの高い抗酸化作用には多くの健康・美容効果があります。具体的に見ていきましょう。

生活習慣病予防・改善効果

ビタミンEの抗酸化作用は生活習慣病予防に高い効果が期待できます。

生活習慣病とは文字通り食生活、睡眠、アルコール、喫煙習慣などの生活習慣の乱れによって起こる病気のことです。代表的なものとしては高血圧、糖尿病、動脈硬化、心臓病などが挙げられます。

それぞれどのようにビタミンEが有効なのか説明しましょう。

高血圧

高血圧は血液が流れるときに血管にかかる圧力が高いまま下がらない状態です。高血圧は血管の壁が固くもろくなったり、血管の内側が狭くなって血流の勢いが強くなったりすることで起こります。

高血圧になる理由はさまざまですが、活性酸素が大きな原因の一つです。

活性酸素が体内に増えると血管の内側の壁の細胞が酸化(老化)し、徐々に固く傷つきやすくなってしまいます。

また、血管の内側の壁が傷つくと、そこに活性酸素によって酸化したコレステロール(酸化LDL)が入り込み、異物と判断されて免疫細胞のマクロファージに食べられます。

その後食べ過ぎによって血管の内側で死んだマクロファージは糊状になって血管の壁を厚くし、徐々に血管を狭くしてしまうのです。その結果、狭いところを通った血液が勢いよく流れ出して血圧を上げてしまいます。

しかし、ビタミンEは活性酸素を除去し高血圧を予防・改善すると考えられるのです。実際にビタミンE摂取量の多い人は高血圧になるリスクが低いという研究結果が出ています。

参考:ビタミンEによる高血圧改善効果

動脈硬化

また、動脈硬化は血管が固くなる症状です。すでに高血圧の症状で説明したとおり活性酸素は血管を固くするため、活性酸素を除去するビタミンEは動脈硬化にも効果的と言えるのです。

動脈硬化と高血圧は長く続くと血管をボロボロにし、酸素や栄養が全身に行き渡らなくなって心臓が酸素欠乏なる狭心症や、心臓の一部が死んで動かなくなる心筋梗塞など、心臓病リスクも高めます。

そのため、ビタミンEは心臓病予防にも効果的と考えられるのです。

参考:[ビタミンE]抗酸化で幅広い効果

糖尿病

糖尿病は血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高いまま下がらない症状です。通常、食事で得たブドウ糖は膵臓から分泌されるインスリンによって活動エネルギーに変えられ、血液中のブドウ糖濃度は下がります。

ところが、生活習慣の乱れやストレスで膵臓に負荷をかけ続けると、インスリンの分泌量や効果が落ちてしまうのです。結果として血糖値が高い状態が続き、糖尿病が発症します。

しかしビタミンEは活性酸素を除去し、膵臓の細胞老化を抑えて働きを良くしてくれることが期待できるのです。

インスリンは膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞によって作られます。ビタミンEはこのβ細胞の働きを正常化することが分かっています。

参考:II型糖尿病の発症を抑制するビタミンEの新規生理作用

実際にストレスの多い(活性酸素が発生しやすい)状況の人にビタミンEを摂取させることで糖尿病になりにくくなり、糖尿病を発症している人でも心血管疾患を抑えることが判明しています。

参考:大豆搾油の減少で国内原料はひっ迫

このように、いずれの生活習慣病も密接に関わっており、糖尿病や動脈硬化の人は高血圧にかかるリスクが高くなり、動脈硬化や高血圧の人は心臓病にかかるリスクが高くなります。

そして、原因のほとんどが活性酸素と言えるのです。そもそも生活習慣病を引き起こす生活習慣は活性酸素を多量に発生させる行動です。

生活習慣病を予防したいなら生活習慣の見直しに加えてビタミンEの摂取を意識しましょう。

コレステロール値の低下

ビタミンEの抗酸化作用はコレステロール値を下げる効果が期待できます。

たとえば、ビタミンEには不飽和脂肪酸を酸化させない効果があります。不飽和脂肪酸は血液中のコレステロール量を調整してコレステロール値を下げるといわれています。

参考:不飽和脂肪酸の種類 | 血をサラサラにする油

ところが、この不飽和脂肪酸が活性酸素などによって酸化すると「過酸化脂質」に変化。過酸化脂質は体内で新たな活性酸素を生み出し、さらなる過酸化脂質を生み出してしまうのです。

このように活性酸素が増えると体内からどんどん不飽和脂肪酸が減少し、コレステロール値も上昇すると考えられるのです。

そもそもコレステロールにはコレステロールを全身に運ぶLDL(悪玉コレステロール)とコレステロールを回収するHDL(善玉コレステロール)の二種類があります。

善玉、悪玉とありますが、どちらも体に必要な働きです。ところがLDLが増えすぎると血液中にコレステロールがあふれかえってしまいます。

特にLDLが活性酸素によって酸化すると酸化LDLとなって動脈硬化を引き起こすなどの危険性が高まります。コレステロールが増えることで生活習慣病を引き起こすのは、体内で酸化LDLが増えるからなのです。

参考:酸化LDL | e-ヘルスネット

しかし、ビタミンEは体内の活性酸素を減らして不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、コレステロール値を下げることが期待できます。

参考:ビタミンEについて

参考:ビタミンE|大塚製薬

また、トコトリエノールが脂肪の生産を妨害していることも分かっています。

参考:ビタミン E としてのトコトリエノールの研究

このようにビタミンEは間接的、直接的にコレステロール低下に期待できるのです。

血液サラサラ効果

ビタミンEは血液をサラサラにして血行を良くする効果に優れています。

ビタミンEには溶血性貧血を防ぐ働きがあります。溶血性貧血は赤血球が壊れやすくなり、寿命が通常(約120日)より短くなり、赤血球の数が足りなくなって起こる貧血です。

もちろん、血液量が足りなければ血液の流れは良くならないので、ビタミンEによって貧血を防ぐことで血液をサラサラにする効果が期待できます。

また、ビタミンEには赤血球に弾力性を与え、血液の流れを良くする効果もあります。赤血球に柔軟性が失われると変形したまま毛細血管などの細い血管を通れなくなってしまい、血液の流れが悪くなるのです。

さらに、ビタミンEには血管の老化を抑えて血管の弾力性を高め、血管の収縮を抑制することで血液の流れをよくすることもわかっています。

ほかにも、コレステロール値低下の項目で説明したとおり、ビタミンEはLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑えます。

どろどろの血液の原因の一つに酸化したLDLの増加が挙げられます。酸化したLDLは粘性を持ち、血液の流れを悪くするのです。

実際に血行不良を改善し、冷え、肩こりを改善する医薬品としてビタミンEを主成分とした商品も販売されています。

参考:エーザイ

このようにビタミンEは赤血球、血管の健康維持、コレステロールの酸化を抑えるというさまざまな理由によって血液をサラサラにしてくれるのです。

美肌効果

ビタミンEは美肌を作る上で欠かせません。

そもそも皮膚のシミやシワは紫外線に当たることで大量に発生した活性酸素が原因です。

活性酸素が皮膚に発生するとメラニンというシミの原因となる物質が作られます。また、肌細胞が活性酸素によって傷つけられることで徐々にシワやたるみにつながるのです。

しかし、いずれもビタミンEの抗酸化作用で活性酸素を除去することで予防・改善され、美肌が生まれることが期待できます。

特に、肌に存在しているγ-トコフェロールは染みの原因となるチロシナーゼの働きを抑えることが分かっています。

参考:日本食品機能研究会(JAFRA)

また、ビタミンEには血流を良くする効果がありましたよね。血流が良くなることで肌細胞まで栄養や酸素が十分に行き届き、細胞が活性化して肌の張りが生まれることが考えられます。さらに、血流が良くなることで血色が良くなるなどの効果も期待できるのです。

むくみ解消

γートコフェロールにはむくみを解消する効果があります。

むくみは塩分の摂りすぎや、同じ姿勢をとり続けて水分が皮下にたまってしまった状態です。

塩分を摂りすぎると血液中の塩分濃度が上昇するため、それを解消するために体内の水分が血液に使われ、むくみやすくなります。

また、筋肉の収縮によって血管が圧迫されて血液が流れるため、長時間動かずにいると筋肉が動かずむくみにつながるのです。

女性は男性よりも筋肉量が少なくむくみやすい上に、むくみが常態化すると体が一回り太ったようにも見えるため、美容上も非常にやっかいな症状と言えるでしょう。

しかし、γートコフェロールには利尿作用があり、体内の余分な水分・塩分を排出するため、むくみを解消することが期待できるのです。

参考:日本食品機能研究会(JAFRA)

PMS(月経前症候群)、更年期障害の軽減効果

ビタミンEにはホルモンバランスを整える効果があり、PMSや更年期障害に効果があることが分かっています。

PMSは生理前になると眠くなる、むくみやすくなる、肌荒れが起こる、精神が不安定になるなど多くの身体的・精神的不調が起こる現象です。

このような現象は生理前に分泌される女性ホルモンのバランスが急激に変化することで起こると言われています。

しかし、ビタミンEは女性ホルモンの分泌をサポートしホルモンバランスを整える働きを持っているのです。

また、ビタミンEはエストロゲンという女性ホルモンの急激な減少によって起こる更年期障害にも有効です。ビタミンEはエストロゲンの分泌を促すため、更年期障害を軽くすることが期待でるのです。

実際に更年期障害のセルフケアをする薬としてビタミンE配合の商品も存在します。

もともとビタミンEビタミンEは1922年に不妊のネズミの不妊症状を改善する研究によって発見され、化学名「トコフェロール」もTocos(子供を産む)、phero(力を与える)というギリシア語からきています。

女性の生殖機能を高めるだけでなく、精子の数を増大させるなど男性の生殖機能を高める効果もあると言われているのです。

ビタミンEはホルモンバランスを整えることでPMSや更年期障害の改善効果に非常に優れていると言えるでしょう。

ビタミンEを豊富に含む食品

ビタミンEはどのような食品に含まれるのか、詳しく見ていきましょう。

アーモンドや落花生などの豆類

ビタミンEはアーモンド(100gあたり28.8mg)やヘーゼルナッツ(17.8mg)、落花生(10.6mg)などの豆類に多く含まれています。

しかし、アーモンドやピーナツなどの豆類はついつい食べ過ぎてしまいがちです。このような豆類は脂質が多くカロリーが高めですので、一日2~30粒程度にしましょう。

ひまわり油やマーガリンなどの植物油

ビタミンEは植物油に多く含まれます。たとえばひまわり油(100gあたり38.7mg)、ぶどう油(27.5mg)、紅花油(27.1mg)などです。意外にもマーガリンなどのファストブレッド(15.6mg)にも豊富に含まれます。

ただし、このような油類を多量に買って日数が経つと、ビタミンEが酸化して抗酸化作用がなくなってしまう可能性があります。植物油は小さめサイズの容器を購入し、早めに消費するようにしましょう。

抹茶、緑茶などの茶類

ビタミンEはお茶類にも多く含まれます。たとえば煎茶(100gあたり64.9mg)、抹茶(28.1mg)、緑茶(16.4mg)、紅茶(9.8mg)のように含有されています。

ただし、ビタミンEは脂溶性で水に溶けません。ビタミンEの摂取目的でお茶を飲むときは粉末状の葉をそのまま飲む抹茶か、お茶の葉をじかに食べる必要があります。

野菜にもビタミンEが含まれる。毎日摂取するなら青汁が効率的!

ビタミンEはとうもろこし(100gあたり17.1mg)、ケール(9.4mg)、かぼちゃ(6.9mg)、モロヘイヤ(6.5mg)のように野菜にも含まれます。

また、ビタミンA(βカロテン)やビタミンCなどのビタミンやミネラルが含まれているのでビタミンACEで効率よくビタミンEを摂取できます。

とはいっても野菜は季節や時期によって種類や価格が変動し、毎日調理するのが大変ですね。

そこで、毎日安全・手軽にビタミンEを摂取できるのが青汁がおすすめです。

ビタミンEを効率的に摂取するには

ビタミンEは脂溶性ビタミンなので油となじみやすい性質を持っています。ビタミンEを含む食品を油と一緒に執ることで体内に取り込みやすくなるのです。

ただし、ビタミンEは非常に壊れやすいビタミンで、熱、光によって酸化し効果が減少してしまいます。料理するときは手早く調理することでより効率的に摂取できるでしょう。

また、ビタミンEはタンパク質に吸収されて体内を運搬されます。そのため、タンパク質の含まれる肉や魚と一緒に摂取することでより吸収率が高められます。

ビタミンEを豊富に含む青汁の紹介

ビタミンEは緑黄色野菜にも多く含まれています。そのため、栄養価の高い野菜を粉末にした青汁はビタミンEを毎日手軽に摂取するのにぴったりの健康食品です。

ここではおすすめの青汁をご紹介しましょう。

ビタミンACEでビタミンEを効率化!「健康道場 粉末青汁」

サンスター健康道場の「粉末青汁」は数ある青汁の商品の中でも栄養価と安全性が断トツに高い青汁です。

通常の青汁は一袋あたり約3g程度の量ですが、「粉末青汁」は10g。なんと一袋に野菜100g分もの栄養が含まれているのです!

また、使用されている野菜は栄養価が高く、固有の有効成分が豊富に含まれるケール、モロヘイヤ、大麦若葉、ブロッコリー、明日葉の五種類です。もちろん、すべて国内産。添加物も一切不使用の安全性の高い青汁なのです。

ケール、モロヘイヤはビタミンEの含まれる食品で紹介しましたよね。

また、「粉末青汁」一袋にはビタミンA(βカロテン)が青ピーマン1.5個分、ビタミンCがいちご1個分、カルシウムがマイワシ7匹分といったようにビタミン、ミネラルも豊富です。

つまり、ビタミンACEでビタミンEの効果がより高まることが期待できるのです。

10gも青汁を飲むのは大変では?と思うかもしれませんが、マイクロパウダー製法で非常に細かいパウダー状に加工しており、水に溶けやすく、飲みやすさもアレンジのしやすさもオススメです。

ビタミンEの効果を実感し健康・美容効果を得たいなら、サンスター健康道場の「粉末青汁」を飲んでみてください!

若々しい健康美人になりたいならビタミンE!青汁でビタミンEを毎日摂取しよう!

ビタミンEは細胞の老化を抑える働きがあり、アンチエイジングや美肌に高い効果があります。

また、細胞の老化を抑えるということは血管や内蔵の老化を抑えることでもあり、生活習慣病予防やコレステロール値低下、PMSの改善など多くの健康効果も期待できるのです。

ビタミンEはナッツ類や茶類に多く含まれますが、ナッツ類は毎日食べるとカロリーの摂りすぎになる可能性があります。また、お茶類に含まれるビタミンEは水に溶けないため直接お茶の葉を摂取しなくてはいけません。

ビタミンEを効率的に摂取したいなら、ビタミンEの効果を高めるビタミンA(βカロテン)、ビタミンCも含まれる野菜がオススメ。そして、毎日ビタミンEを摂取するなら野菜を粉末にした青汁がお手軽ですよ!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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