美肌効果や疲れ目予防に!青汁に含まれるビタミンAの特徴と効果

青汁 ビタミンA

ビタミンAは目の健康を保つ上で欠かせない成分です。また、皮膚や粘膜を保護し、免疫力を高める栄養素でもあります。

そんなビタミンAは鶏や豚のレバーに非常に多く含まれていますが、食べ過ぎると副作用が起こる危険性があるため注意が必要です。

そこで積極に摂りたいのが、ビタミンAが豊富な緑黄色野菜。野菜に含まれるビタミンAなら過剰摂取の心配がないからです。

しかし、毎日のように十分な野菜を食べることは簡単ではありませんよね。そんなときに役立てたいのが青汁です。栄養豊富な野菜を原料にした青汁なら、水に溶かして飲むだけで、ビタミンAを十分に補うことができます。

今回は青汁で効率的にビタミンAが補えること、そして青汁の健康・美容効果について詳しく見ていきましょう!

ビタミンAはどんな栄養素なの

そもそもビタミンAは、どんな栄養素なのかを詳しく確認していきましょう。

ビタミンAとは

ビタミンAは化学的にはレチノイドといい、レチノール、レチナール、レチノイン酸などを総称した呼び名です。これらは酸化することで変化する性質を持っています。

たとえばレチノールは体内でレチナールやレチノイン酸へ変化し、目や肌など身体の各所で健康を維持する効果を発揮するのです。

さらに、ビタミンAは厳密に分けるとビタミンA1とビタミンA2が存在し、ビタミンA1はレチノール、レチナール、レチノイン酸を指します。

一方、ビタミンA2は3ーデヒドロレチノール、3ーデヒドロレチナール、3ーデヒドロレチノイン酸という成分です。

しかし、ビタミンA2の効果はビタミンA1の半分程度で、通常ビタミンAと言うとビタミンA1を意味しています。

ビタミンAは体内で合成される?

ビタミンAは体内で合成されないビタミンです。

ビタミンB群やビタミンK、ビタミンDなどは体内で合成されるビタミンですが、このような一部の例をのぞいてビタミン類のほとんどが人の体内で合成できません。

そのため、ビタミンAが多く含まれる食品を摂取し補う必要があるのです。

ビタミンAの摂取目標量は?

厚生労働省が定めるビタミンAの1日の摂取目標量は成人の場合、男性800~900μgRAE、女性は650~700μgRAE(妊娠中の成人女性も同様)で、摂取上限量は2700μgRAEです。

子供の場合の摂取目標量は大まかに分けて、

  • 1~2歳で350~400μgRAE
  • 3~9歳で400g~500μgRAE
  • 10~11歳で600μgRAE
  • 12~14歳で700~800μgRAE
  • 15~17歳で650~900μgRAE

になります。

参考:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要

※μgREとはビタミンA作用をする動物性、植物性レチノール活性当量です

参考:ビタミンA(レチノール活性当量) | グリコ

100gあたりにニンジン720μg(体内では1/12の量に変換されるとしています)、牛レバー1,100μgのビタミンAが含まれていると考えると大体の摂取量が分かりやすいかもしれません。

ではビタミンAが不足するとどのようなことが起こるのでしょう?次で説明します。

ビタミンAが不足するとどうなるの?

ビタミンAが不足することで起こる代表的な症状として視力の低下があります。

発展途上国ではビタミンAが欠乏したために失明したと思われる子供の例が多数報告されており、ビタミンのA欠乏が目に及ぼす影響が分かります。

また、ビタミンAの不足によって皮膚や粘膜の健康が維持されず乾燥肌になったり、免疫力が落ちて風邪を引きやすくなったりといった症状が起こりやすくなります。

さらに、妊娠中の女性の場合、ビタミンAが長期にわたって不足すると、胎児の細胞分裂が促されず骨の形成不全や歯のエナメルの欠損、発育障害などの先天異常が起こる可能性が高めてしまうのです。

参考:ビタミン A 欠乏症

ただし、食生活が豊かな日本でビタミンA欠乏症が起こることは滅多にありません。野菜やお肉などのバランスに気を付けて食事をしていれば、よほどのことがない限りはビタミンA不足に陥ることはないでしょう。

むしろ、妊娠中にビタミンA不足を恐れて過剰にビタミンAを摂取するのはかえって危険です。その理由を次の項目で詳しく説明します。

ビタミンAには「植物性」と「動物性」の2種類がある

ビタミンAは2種類あり、それぞれ性質が異なります。詳しく確認していきましょう。

2種類のビタミンAの違い

ビタミンAには動物由来のものと植物由来のものとがあります。

ビタミンには水に溶けやすい水溶性と油に溶けやすい脂溶性がありますが、ビタミンAは脂溶性で鳥や牛など動物のレバー(動物性)に多く含まれます。

水に溶けやすい水溶性ビタミンは尿や汗などで排出されやすい性質がありますが、脂溶性ビタミンは水に溶けないため排出されません。つまり、ビタミンAは摂取すればするほど体内にどんどん貯まってしまうのです。

一方、植物性のビタミンAはβカロテンが体内で変化したものです。

βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドという色素の一つですが、食べて腸で消化・吸収されるときにビタミンAに変換されます。

βカロテンはビタミンAの前駆体(ビタミンAが作られる前段階の物質)の一つなのです。

βカロテンのようなビタミンAの前駆体はプロビタミンAと呼ばれ、ビタミンAとは区別されています。

また、プロビタミンAは約50種類存在が確認されていますが、βカロテンはビタミンAへの変換率が高く、効率的にビタミンAを摂取することができるのです。

通常、ビタミンAと言えば動物性のビタミンAを指しますが、広い意味でβカロテンを含めてビタミンAと呼ぶこともあります。

摂りすぎると危険なビタミンAは?

脂溶性のビタミンAは肝臓に蓄積される性質を持っていると説明しましたよね。そのため、レバーなどビタミンAが含まれている食品を食べれば食べるだけ体の中にビタミンAが増えてしまうのです。

ビタミンAは過剰に摂ると、急性の場合は頭蓋内圧亢進(偽脳腫瘍)、めまい、嘔吐、腹痛、皮膚炎のような副作用があります。

また、慢性的に過剰摂取した場合は関節や骨の痛み、ドライアイ、食欲不振、肝障害、脱毛筋力低下など多くの症状の報告例もあります。

参考:ビタミンAの過剰摂取による影響

しかし、βカロテンの場合、身体に必要な分しかビタミンAに変換されません。ビタミンAそのものと違って、βカロテンの場合は摂りすぎになることがないのです。

また、ビタミンAに変換されなかったβカロテンは抗酸化作用という細胞の老化を防ぐ働きをします。

それでもβカロテンが体内で余っていた場合は、尿などで排出されるため、βカロテンは多少摂りすぎても危険はほとんどないといっても良いでしょう。

とは言っても、βカロテンも過剰摂取はおすすめしません。その理由も見ていきましょう。

βカロテンは摂りすぎても安全?

βカロテンは必要な量しかビタミンAに変換されず、不要な分は排出されるため、ビタミンAの過剰摂取の心配がありません。

しかし、大量に摂り続けていると血液中のカロテノイド濃度があがり、皮膚に沈着して手や足などが黄色くなる柑皮症という症状になることがあります。

柑皮症は長期にわたると顔まで黄色くなる例が報告されています。しかし、食べる量を減らせば改善しますので、それほど神経質になる必要はないでしょう。

ただし、カロテノイドは脂肪に溶けやすいため、血液中に脂質の多い人は柑皮症になりやすくなります。

もしミカンやニンジンなどカロテノイドの豊富なものを大量に食べたわけでもないのに手足が黄色くなってしまったら、糖尿病や脂質異常症の可能性がありますので医師の診察を受けましょう。

また、サプリメントなどでβカロテンを大量に摂取した場合の安全性は確認されていません。いくら安全とはいっても過剰摂取はやめましょう。

妊娠中の女性はビタミンAの摂りすぎに注意!

すでに説明したとおり、脂溶性のビタミンAは過剰摂取することで副作用を起こします。

特に摂取に注意が必要なのは妊娠中の女性です。

妊娠中にビタミンAを過剰に摂取すると赤ちゃんの肝臓にビタミンAが蓄積され続け、耳の形が異常になるなど先天奇形を起こすことが分かっています。

妊娠三ヶ月までは身体の器官を形成する時期でもっとも影響を受けやすいので、この時期は特にビタミンAの摂りすぎに注意しましょう。

しかし、一方でビタミンAが不足しても健全な発育が阻まれます。ビタミンAは摂りすぎず、不足せず摂取すべき栄養素なのです。

とはっても、妊娠中はつわりや体調不良などで栄養バランスを考えながら食事を用意するのが大変ですね。

そんなときは青汁で必要な栄養を補足しましょう。青汁は緑黄色野菜を粉末加工にしているのでβカロテンが豊富!ビタミンAも摂取できます。

ビタミンAの健康・美容効果について

ビタミンAには多くの健康・美容効果があります。具体的なビタミンAの効果を見ていきましょう。

目の健康を維持する

ビタミンAは目の健康を維持する上で欠かせない栄養素です。夜盲症の予防・改善、ドライアイの改善、視力低下の予防など多くの効果があります。

夜盲症とは暗い場所でものが見えづらい症状です。通常であれば、人は暗い場所でも目が慣れて徐々にものが見えるようになります。

これは目の網膜にあるロドプシンという光を感じる物質のおかげです。そして、ロドプシンはタンパク質とビタミンA(レチナール)の複合体なのです。

ロドプシンはビタミンAが多いほど作られるため、夜盲症を予防・改善してくれます。

また、ビタミンAには粘膜を作る働きがあります。目の黒目や白目部分はムチンという粘膜によって守られていますが、ビタミンAが不足するとムチンが不足してドライアイを引き起こしてしまうのです。

ドライアイは目が乾燥した状態で、眼球に傷がつきやすくなり視力低下を引き起こします。しかし、ビタミンAを摂取することで粘膜が作られ、視力低下を予防することになります。

さらに、ビタミンAは細胞の成長やムチンの分泌促進、さらにヒアルロン酸の生産を促すことで、傷ついた目を修復する効果も期待できます。

参考:ライオン株式会社

実際に、ビタミンAを配合した目薬なども販売されており、効果は高いといえるでしょう。

参考:日本経済新聞

スマートフォンやパソコンの普及によって日本人のドライアイ患者は2,000万人を越えるとも言われています。

目の不調を感じたら日常生活の改善に加えてビタミンA不足を解消することをオススメします。

皮膚や粘膜を保護する効果

ビタミンAには皮膚や粘膜を構成する上皮細胞を作り、肌や粘膜を健康に保つ働きがあります。

肌の健康は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを繰り返すことで保たれています。

皮膚は層状の構造をしており、下の層で新しい肌が作られ、上の層の古い肌が押し出されて垢となって落ちるサイクルを繰り返すことで美しい状態の肌が保たれているのです。

ターンオーバーが乱れると古い肌がいつまでも留まるため、肌のゴワ付きやシミ、シワが生じやすくなり、乾燥や湿疹などの肌トラブルが起きやすくなります。

しかし、ビタミンAは上皮細胞を作り、肌の生まれ変わりを促す働きがあるため、ターンオーバーを整えて肌を健康にしてくれることが期待できます。

また、ビタミンAはタンパク質とともに粘膜の材料になります。そのため、ビタミンAによって粘膜の分泌が正常に促され、風邪の予防などの効果が考えられるのです。

免疫力を高める

ビタミンAには免疫力を高めて病気や風邪を予防する効果が期待できます。

人の体内には多くの免疫細胞が存在し、それらが連携を取りながら外部から侵入したウイルスや細菌、異常化した細胞を排除しています。

この働きを総称して免疫と呼んでいます。

ビタミンAにはこのような免疫細胞を活性化させる働きがあるのです。

実際にマウスの実験でビタミンAの不足した飼料を与えられ続けたマウスの小腸内からT細胞やIgA生産細胞といった免疫細胞がほとんどなくなっているという研究結果があります。

参考:腸管免疫におけるビタミン Aの役割

また、ビタミンAは皮膚や粘膜を健康にする効果がありますが、潤いのある健康な皮膚や粘膜にはウイルスや細菌の侵入を阻む働きがあります。

空気が乾燥すると風邪をひきやすくなりますよね。同じように乾燥した肌や粘膜はウイルスや細菌を侵入させやすくしてしまうのです。

さらに、βカロテンには活性酸素という毒性の強い酸素を排除する抗酸化作用があります。

活性酸素は呼吸時に必ず生じる成分で、通常であれば免疫機能の一つとして強い酸素でウイルスや細菌を排除します。ところが、活性酸素は睡眠不足やストレス、過剰な運動などでどんどん増えてしまうのです。

増えすぎた活性酸素は攻撃を細胞に向けて傷つけ、免疫力を低下させます。

通常であれば、人の体には活性酸素を除去するSOD酵素などがあります。しかし、SOD酵素は20歳をピークに生産量が落ちるため、年齢が上がるほど活性酸素が除去されず免疫力が落ちていくのです。

しかし、βカロテンのような抗酸化作用を持った栄養素を摂取することで活性酸素を除去できます。

βカロテンは体内でビタミンAに変化するため、二種類の免疫力向上効果が期待できるのです。

抗ガン効果

ビタミンAには種類によって抗ガン効果が期待できることが分かっています。

ガン細胞は細胞が異常化して無限に分裂を繰り返す状態になったものです。細胞は正常であれば身体の各器官や状態にあわせて分裂を止めますが、ガン細胞は分裂をやめないため、それが腫瘍などになってしまうのです。

しかし、ビタミンA(レチノイン酸)は一部のガン細胞の増殖を止めて死滅させることが分かっています。実際に、レチノイン酸は急性前骨髄球性白血病の薬として使われているのです。

また、レチノイン酸が大腸がん抑制に効果があるという研究報告もあります。

レチノイン酸は抗ガンの効果が高いため、近年は研究が盛んに行われています。一方で、レチノールの状態では細胞の成長促進作用によって、発生してしまったガン細胞を増殖させてしまう例があることも分かっています。

レチノールがレチノイン酸へ変化すればガンの増殖を抑制し、死滅させられるため、レチノールをいかに抗ガンに活用するかの研究が進められています。

また、ビタミンAにはがん細胞の発生を抑える効果も期待できます。ビタミンAには免疫力を高める働きがありますよね。

体内にガン細胞が発生するとT細胞という免疫細胞が攻撃します。そのため免疫力が高ければ高いほどガン細胞が増えづらくなるのです。

さらに、ガン発生の原因の一つに活性酸素が挙げられます。

活性酸素が細胞を傷つけることで細胞が変異し、ガン化する可能性が高まることが分かっています。

しかし、βカロテンには活性酸素を除去する働きがあるため、ガン発生の抑制効果が期待できます。

糖尿病予防

近年、ビタミンAには糖尿病予防効果があることが分かってきました。糖尿病とは血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が上がったまま下がらない病気です。

通常であれば炭水化物や糖分を食べると消化液でブドウ糖に変換され、血糖値は一時的に上昇します。しかし、その後すぐ膵臓から分泌されたインスリンによってブドウ糖がエネルギーに変えられ、血糖値が下がります。

ところが、過剰なストレスや食生活の乱れなどによって膵臓の働きが悪くなると、インスリンの分泌量が減ったり働きが悪くなったりし、ブドウ糖がエネルギーに変えられないまま血液中にあふれかえってしまうのです。

糖尿病が重症化すると失明や手足の壊疽、腎臓の機能不全など命に関わる症状を引き起こします。

今までビタミンAと糖尿病に関連性はないとされてきました。しかし、ビタミンAは膵臓のインスリン分泌を促す働きがあることが分かったのです。

参考:遺伝子・DNA検査のMYCODE

ビタミンAが不足するとインスリン量が極度に減るというマウスの実験もあり、ビタミンAによる糖尿病予防のさらなる研究が期待されています。

動脈硬化予防

ビタミンA(βカロテン)には動脈硬化の予防効果が期待できます。

動脈は通常弾力性があり、血液を全身に運んで酸素や栄養を脳や細胞に届ける働きを持っています。しかし、動脈硬化とは言葉通り血管が弾力性を失って固くなった状態で、動脈がもろく傷つきやすくなっているのです。

この大きな要因としてコレステロールの摂りすぎが挙げられます。コレステロールで血液がドロドロになると、全身に酸素や栄養が届かなくなり、それが長期にわたると細胞の生まれ変わりが鈍くなって血管が古くもろくなってしまうのです。

また、コレステロールはLDL(悪玉)とHDL(善玉)の二種類がありますが、肉の脂やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸を多く摂取すると体内にLDLが増えます。

このLDLは硬化した血管の傷に潜り込み、酸化して異物と判断されるようになります。

そうなるとマクロファージという免疫細胞が酸化LDLを大量に飲み込み、そのまま死んで動脈の内側に糊状の血栓(コブ)を作ってしまうのです。

このコブは血液の流れをさらに悪くするため、脳や毛細血管などの末端に酸素や栄養が届かず壊疽させる場合があります。

また、コブが破れると血管が詰まって脳梗塞やクモ膜下出血などを引き起こし、最悪死に至ります。

予防にはコレステロールの多い食事を控え、血管を老化させないことが重要ですが、さらにβカロテンをプラスするのが有効と考えられます。

βカロテンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去して血管の細胞の老化やLDLの酸化を抑え、動脈硬化を予防することが期待できるのです。

また、ビタミンAには抗酸化作用の高いビタミンCやビタミンEの吸収率と効果を高める作用があります。

この三つのビタミンはビタミンACE(エース)と呼ばれ、動脈硬化予防・改善を含む多くの健康を発揮することが期待できるのです。

このようなビタミンA(βカロテン)の抗酸化作用によって動脈硬化の予防効果が期待できます。

シミ、そばかす、シワの予防・改善効果

ビタミンAにはシミやそばかすを予防・改善する効果があります。

シミ・そばかすは気がついたらできているやっかいな存在ですよね。シミ、そばかすの原因はメラニン色素と呼ばれる物質です。メラニン色素は紫外線などで肌にストレスが与えられると肌を守るために大量に作られます。

通常であればメラニン色素が発生しても肌細胞が生まれ変わるターンオーバーによって古い肌細胞とともにはがれ落ちて消えていきます。

しかし、ターンオーバーが乱れたり、加齢によって肌細胞が老化したりすると肌にメラニン色素がとどまる時間が長くなり、色素が沈着してシミが消えなくなってしまうのです。

ビタミンAはこの沈着したシミやそばかすを消す効果に優れています。

ビタミンAは体内でレチノールに変化し、レチノールが酵素の働きでレチナール、レチナールがさらにレチノイン酸へと変化していきます。

これらの成分はターンオーバーを促すため、新しい肌が作られることによって沈着していたシミやそばかすを解消するのです。

レチノールの名前は、化粧品に詳しい人はご存じかもしれませんね。レチノールはそばかすやシミを改善する効果があるとして化粧品に配合されていることがあります。

また、レチノールは比較的効果が穏やかですが、レチノール、レチノイン酸はより効果が強くなります。

参考:肌とビタミンA・EとコエンザイムQ

特にレチノイン酸は効果が高い一方、副作用も強いため日本では化粧品への使用が許可されていません。レチノイン酸は「トレチノイン」という名前で医薬品として扱われ、美容院や皮膚科で使われているのです。

さらにビタミンAはシワにも効果的です。シワは肌細胞の老化によって保水力が落ち、張りが無くなってたるんでしまった状態です。

しかし、ビタミンAは、コラーゲン・エラスチンという皮膚の弾力を保つ成分の生成を促す効果があります。

また、ビタミンAはすでに説明した通り、ターンオーバーを促すため、できてしまったシワも肌の生まれ変わりによって徐々に改善する効果が期待できます。

このようにビタミンAのシミ、そばかす、シワを解消する美肌効果は非常に高いのです。

ビタミンAの多い食品

ビタミンAの健康・美容効果がお分かりいただけたかと思います。

ではビタミンAはどんな食品に多く含まれているのかを詳しく見ていきましょう。

ビタミンAが豊富なレバーやうなぎには注意も必要!

ビタミンAが豊富なのは鶏レバー(100gあたりg14000μg)、豚レバー(13000μg)、あんこうのきも(8300μg)、うなぎのきも(4400μg)などです。

ビタミンAの一日あたりの推奨摂取量は成人男性で800~900ug、成人女性で650~700ですので、ちょっと食べ過ぎただけで過剰摂取になってしまうことがお分かりいただけるでしょう。

すでに説明したとおり、動物性の食品に含まれるビタミンAは食べた分だけ肝臓にビタミンAを蓄積させてしまいます。そのため、ビタミンAの過剰摂取になりやすく、副作用が現れる可能性が高いのです。

このような脂溶性のビタミンAを含む食品は食べ過ぎに注意しましょう。

ビタミンAは野菜にも多く含まれる!

野菜にはカロテノイドという色素成分が豊富に含まれています。

すでに説明したとおり、βカロテンはプロビタミンAというビタミンAの前駆体ですが、実はβカロテン以外にもαカロテン、γカロテン、クリプトキサンチンなど50種類近いビタミンA前駆体があります。

これらのほとんどが緑黄色野菜や果物に含まれており、体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンAを摂るならβカロテンで!

上の項目で説明したとおり、野菜にはカロテノイドが多く含まれています。しかし、もっともビタミンAへの変換率が高いのはβカロテンです。

そのためビタミンAを取るならβカロテンが一番効率的と言えるでしょう。

βカロテンが豊富な野菜といえばニンジン(100gあたり720μg)が有名ですが、ほかにも、モロヘイヤ(840μg)、明日葉(440μg)、ほうれん草(350μg)のような野菜にも含まれています。

意外と多く含まれていると思いませんか?

野菜ならビタミンAの副作用の心配もなく、他のビタミン・ミネラルも豊富。そのため、ビタミンAを摂るなら肉類より野菜を多めにした方が良いでしょう。

とはいっても、野菜は季節や収穫状況によって流通量や価格が変化します。毎日、緑黄色野菜のレシピを考えるのも大変ですよね。

少しでも手軽にβカロテンを摂取したいなら、青汁がオススメです。青汁は野菜を乾燥・粉末状にした健康食品なので、βカロテンももちろん豊富に含まれています。

「ビタミンA・C・E(エース)」でビタミンAの効果アップ!

ビタミンACE(エース)とはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEのことです。

ビタミンCは美肌のビタミンとして有名ですね。シミやシワを解消し、コラーゲンの生成を促してハリのある肌を作ります。また、ビタミンEは非常に強力な抗酸化作用をもっており、老化を防ぐ効果に優れています。

この三つのビタミンは同時に摂取することで相互作用を起こして効果を高めあうことが分かっています。

たとえばビタミンCは体内で使われたビタミンEを復活させる働きが、ビタミンEにはビタミンAの酸化を防ぐ働きが、ビタミンAはビタミンCとビタミンEの効果を長持ちさせる効果があります。

参考:杉沢薬品株式会社

そのため、サプリメントでビタミンAを単独摂取するより、野菜でビタミンACEを含む多くの栄養素を摂取する方が、より効果的なのです。

ビタミンA(βカロテン)を効率的に摂取しよう!

ビタミンAの含まれる食品や、野菜でビタミンAを多く摂取した方がよい理由についてお分かりいただけたかと思います。

ここでは、βカロテン(ビタミンA)を無駄なく摂取するための注意点を説明していきます。

βカロテン(ビタミンA)の効果を阻害する要素とは

アルコール摂取や喫煙によって肝臓のビタミンAが減少することが分かっています。

また、アルコールや喫煙によって体内に活性酸素が発生し、それを除去するために大量のβカロテンが使われ、ビタミンAの生成量が減少もするのです。

さらに、ビタミンAは熱や乾燥に弱いため、長時間調理すると壊れてしまいます。

ビタミンAはこのような理由で吸収率が低くなるのです。

βカロテン(ビタミンA)の吸収率を高めるには

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に食べると吸収率が高まります。

緑黄色野菜を油炒めにしたり、生野菜の場合もマヨネーズや油分の含まれるドレッシングと一緒に食べたりすることでビタミンAがより吸収されやすくなります。

しかし、すでに説明したとおり、ビタミンAは熱で壊れてしまうため、短時間で調理するようにしましょう。

βカロテン(ビタミンA)を豊富に含んだ青汁を紹介!

βカロテンを摂取するなら野菜の粉末である青汁がオススメ!ここではβカロテンたっぷりの青汁をご紹介します。

国産の明日葉をたっぷり使った青汁「ふるさと青汁」

マイケアの「ふるさと青汁」は伊豆諸島・八丈島産の明日葉、島根県産の桑の葉、熊本・大分県産の大麦若葉を原材料にした青汁です。

主原料のひとつである明日葉には、βカロテンはもちろん、抗酸化作用の高いビタミンE、糖質をエネルギーにするビタミンB1、糖分・脂質・タンパク質をエネルギーに変えるビタミンB2、ナイアシンが豊富に含まれます。

また、ミネラルの多い火山灰地質で育てられた明日葉は、体内の余分な水分・塩分を排出するカリウムや貧血予防に効果的な鉄分などのミネラルも豊富です。

さらに、明日葉には固有性分であるカルコンや、近年注目を集めるLPS(リポポリサッカライド)もたっぷり含まれます。

カルコンはポリフェノールの一種で高い抗酸化作用をもち、生活習慣病などに効果があります。

LPSは日本では1982年に研究が始まった成分で、マクロファージを活性化させて免疫力を向上させる効果が分かっています。

カルコンもLPSも明日葉の根に多く含まれますが、「ふるさと青汁」は明日葉の葉、茎、根をまるごと粉砕しており、これらの栄養を無駄なく摂取できるのです。

また、「ふるさと青汁」は明日葉のほかに、食物繊維などが豊富で血糖値を下げるDNJー1という成分が含まれる桑の葉、ビタミン・ミネラルのバランスがよく健康、美容効果の高い大麦若葉などが使われており、高い栄養価を誇っています。

そのため、アンチエイジング、美肌、健康的なダイエットといった高い美容効果や生活習慣病予防、免疫力向上などの健康効果が期待できます。

明日葉は味に若干の癖がありますが、癖の少ない桑の葉、大麦若葉を配合することで飲みやすくなっており、長期的に続けやすい青汁でもあります。

「ふるさと青汁は」健康的にきれいになりたいという人の願いを応援する青汁です。

青汁でビタミンAの元となるβカロテンを補おう!

ビタミンAは動物性と植物性(βカロテン)があります。

動物性のビタミンAは過剰摂取の心配がありますが、βカロテンなら体内の必要な量に応じてビタミンAに変換されるため、摂りすぎによる副作用の心配がありません。

そのため、ビタミンAを摂取するならβカロテンからがオススメなのです。

ビタミンAは目や皮膚・粘膜の健康を保ち、シミやシワなどを予防する美容効果があります。さらに、βカロテンには抗酸化作用があり、細胞の老化を抑えて免疫力向上やアンチエイジングなどが期待できます。

このように野菜ならβカロテンとビタミンAの二種類の健康・美容効果が得られるのです。

βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれますので、手軽に毎日摂取するなら緑黄色野菜を粉末にした青汁がオススメ!

青汁で健康的に綺麗になりましょう!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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