青汁が生活習慣病の改善に効果的!生活習慣病の原因と予防方法を徹底解説

青汁が生活習慣病の改善に効果的!生活習慣病の原因と予防方法を徹底解説

日本人の死因の60%以上を占めると言われる生活習慣病。代表的なのはガン、心臓病、脳卒中、糖尿病などの恐ろしい病気ばかりです。

生活習慣病になる原因はさまざまですが、予防にはビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が欠かせません。ところが、日本人はこのような栄養素が豊富に含まれる野菜の摂取不足が深刻!一日あたり約70~80gも足りていないのです。

そのため、野菜の栄養素たっぷりの青汁は野菜不足を補い、生活習慣病の予防・改善に高い効果が期待できます。

今回は生活習慣病予防に青汁が効果的な理由を説明します。生活習慣病の種類、生活習慣病になる理由、野菜と生活習慣病の関係などを詳しく見ていきましょう。

生活習慣病とは?

生活習慣病とは?

生活習慣病は糖尿病、心筋梗塞、ガン、脳卒中などの病気の総称です。一昔前までは成人病と呼ばれ、加齢によって発症すると思われていました。

しかし近年、偏った食事、運動不足、喫煙、飲酒などの乱れた生活習慣を長年続けると発症しやすくなることが分かり、1996年に厚生省(現在の厚生労働省)が成人病を生活習慣病と呼称するようになったのです。

ここでは代表的な生活習慣病について詳しく説明します。

生活習慣病の種類

生活習慣病の種類

生活習慣病には次のような種類があります。

ガン

日本人の死因一位であるガンは、もっとも身近な生活習慣病と言えるでしょう。

ガンとは体内の細胞の一部が異常化し、ガン細胞に変化した状態です。

細胞は通常、体の状態に合わせて増えたり減ったりします。しかし、ガン細胞は無限に増殖し続け、腫瘍となり臓器を圧迫することで体を徐々にむしばんでいくのです。

ガン細胞が発生しても増殖のスピードは非常にゆっくりしています。長年かけてじわじわと増えるのがガン細胞なのです。しかし、ある程度増えると一気に進行スピードが上がります。

そのため、初期状態で発見できればガン細胞を切除、または薬で破壊することで改善できますが、発見が遅れるとあちこちに転移し、治療が難しくなる恐ろしい病気なのです。

ガンは細胞のあるところならどこでも発症する可能性があり、口腔ガン、肺ガン、胃ガン、肝臓ガン、膀胱ガン、前立腺ガンなど多くの種類があります。

そして、ガンの大きな原因は「活性酸素」という毒性の強い酸素を生じさせる行動です。

活性酸素とは呼吸時に必ず2%は生じる物質で、通常はウイルスや細菌を攻撃する免疫機能として働きます。

ところが、タバコのニコチンや紫外線、ストレス、糖質・脂質の多い食事などの生活習慣によって増加。増加した活性酸素は正常な細胞も攻撃するようになってしまうのです。

通常、細胞は攻撃されても修復する力を持っています。ところが、大量の活性酸素で攻撃されると修復が間に合わなくなり、細胞が正常に働けなくなってガン化するのです。

心臓病 心臓病

日本人の死因二位である心臓病(心疾患)は特定の病気の事ではなく、心臓の病気の総称。

心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割をする生命維持の要とも言える臓器です。しかし、さまざまな理由で心臓に血液が届かなくなると、次のような心臓病を発症し、最悪の場合、突然死します。

狭心症

心臓に血液を送る冠動脈が細くなり、心臓が血液不足になることで胸に痛みが生じます。心筋梗塞の前段階ともいえる症状です。

心筋梗塞

冠動脈に血栓ができて血管がつまり、血液が届かなくなることで心臓の一部が壊死します。急性の場合、約30%が死亡します。

心臓弁膜症

心臓には血液の流れを一方行にするための弁が四つあります。この弁が正しく機能しなくなることで血液の流れが悪くなったり、血液が逆流したりして呼吸困難などの症状を起こします。

虚血性心不全

虚血、つまり狭心症や心筋梗塞の発症によって血液が足りていない状態のことです。重症化すると全身の血液が不足しショック死状態になります。

弁膜症とは
参考:弁膜症とは

そして、心臓病にもっとも影響を与えるのが食生活です。

塩分・糖分の多い食事をしていると血液がドロドロになります。そして血管の内壁を傷つけボロボロにし、柔軟性を失わせてしまうのです。

また、多量の脂質やコレステロールは血管の壁に固まり(瘤)を作り、血管を細くして血液の流れを悪くします。

このような食生活が長年続くと心臓病につながりやすくなります。

脳卒中

脳卒中は、脳内の血管が詰まったり、血管が破れたりすることで脳に損傷を与える病気です。脳内の血管が詰まり血液が届かなくなり脳の一部が壊死する「脳梗塞」、脳の血管が破れて出血する「脳出血」、脳の動脈にできた瘤が破れる「くも膜下出血」などがあります。

日本人の死亡原因三位であり、助かっても運動・言語能力に後遺症が残りやすく、酷い場合は寝たきりになることも。

脳卒中は前触れなく発症するのが特徴ですが、主な原因は高血圧や動脈硬化によって血管が脆くなってしまうことです。高血圧は血管を傷つけ、動脈硬化は血管の内側に瘤をつくる原因になります。

かつては塩分摂取による高血圧が多く、脳出血の発症が最多でした。しかし、食生活が洋食中心になるにつれて脂質の摂りすぎによる動脈硬化が増加し、近年は脳梗塞による死亡数がもっとも多くなっています。

脳卒中病型別死亡率

糖尿病

糖尿病は血糖値が上がったまま下がらない病気です。

通常は、食事をすると炭水化物や糖質が分解されてブドウ糖になり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が上昇します。しかし、その後すぐに膵臓からインスリンというブドウ糖をエネルギーに変換するホルモンが分泌され、血糖値が下がります。

ところが、糖尿病はインスリンの分泌量や効果が低下してしまい、血糖値がいつまでも下がらない状態になるのです。

糖尿病の大きな原因は、高脂肪な食事や過食です。このような食生活が続くと膵臓がインスリンを大量に分泌し続け、疲労・機能低下してしまいます。

その結果、インスリンの効果が減少し、ブドウ糖がエネルギーに変えられなくなってしまうのです。

使われなかったブドウ糖は尿と一緒に排出されるまで血液中にあふれ、高血糖の状態になります。このように、尿に糖が混じることから「糖尿病」と呼ばれるのです。

糖尿病になるとブドウ糖がエネルギーにならないので、疲労感が増し、体重が減少します。また、血液中のブドウ糖濃度を薄めようとすることで、喉が渇き、大量の水を飲んで尿の回数が増えるという現象も起こります。

糖尿病が長引くと、失明、神経障害、腎臓の機能低下、足の壊疽といった恐ろしい合併症を引き起こすので、異変に気づいたらすぐに病院に行きましょう。

動脈硬化

健康な血管は柔軟性がありますが、動脈硬化は文字通り動脈が硬くなる病気です。

動脈硬化の主な原因は、糖質やコレステロールの多い食事。大量に糖質やコレステローを摂取すると血液がドロドロになってしまいます。このドロドロの血液は血管の内壁に付着し、活性酸素を発生させ、炎症を起こして血管を傷つけてしまうのです。

そして、傷ついた血管の内壁にコレステロールが潜り込み、徐々に蓄積されます。さらに、蓄積されたコレステロールは活性酸素によって酸化します。

酸化したコレステロールは異物と判断され、免疫細胞マクロファージが攻撃・捕食。しかし、マクロファージは飲み込んだ酸化コレステロールを排出することができないため、食べ過ぎで死んでしまいます。

この死んだマクロファージが溜まった箇所が瘤(アテローム)となり、血管を厚くして柔軟性を失わせるのです。このようなアテロームは長年かけて血管のあちこちに作られるため、特に症状がないまま無自覚に進行します。

しかし、瘤がはがれたり破れたりすると、細くなった血管を詰まらせ、酸素・栄養が全身に行き届かず臓器を壊してしまうのです。

動脈硬化は脳卒中、心臓病の大きな要因になるため、予防することで生活習慣病による死亡リスクを大きく下げられます。

高血圧

高血圧とは血液が血管の壁にかける圧力のこと。

血液は心臓が収縮し、全身に押し出すことで流れます。この時、血管の収縮で血管に強い圧力がかかった状態を最高血圧、心臓が拡張し圧力が下がった状態を最低血圧と呼びます。

血圧は運動後や緊張時など、日常的に上がったり下がったりを繰り返しています。つまり血圧は簡単に上昇するのです。

ところが高血圧は血圧が常に高いまま。最高血圧140mmHg以上または、最低血圧90mmHg以上で高血圧と判断されます。

そして、高血圧は常に血管に強い力が加わっている状態です。自覚症状はありませんが、血管が傷つき、血管が徐々に厚く、硬くなります。その結果、動脈硬化、心臓病、脳梗塞といった症状を引き起こしやすくなるのです。

では高血圧はどのようにしてなるのでしょうか。日本人に多いのは次のように塩分の摂りすぎが原因です。

①塩分を多く摂取すると血液中の塩分濃度が増えます。

②塩分濃度を薄くするために、細胞の水分が血液に使われます。

③血液量が増えると、心臓が血液を押し出す力が強くなり、高血圧になるのです。

ほかにも、過労、ストレス、睡眠不足、肥満によっても高血圧になりやすくなることが分かっています。

脂質異常症

脂質異常症

脂質異常賞とは悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪が多い状態、または善玉コレステロール(HDL)が少ない状態のことです。

コレステロールは体に必要な脂質の一種で、細胞膜、ホルモンなどの材料として使われます。そして、コレステロールには全身にコレステロールを運ぶLDLと、使われなかったコレステロールを肝臓に回収するHDLの二種類があります。

その性質上、悪玉、善玉と呼ばれますがどちらのコレステロールも体に必要なのです。

しかし、過食、喫煙、飲酒、ストレスが過剰になるとLDLが増加します。LDLに脂肪を蓄積させる働きはありませんが、血液をドロドロにして、動脈硬化を引き起こす大きな原因になります。

一方、中性脂肪には体を動かすエネルギーになる役割があります。しかし、運動不足でエネルギーが使われないと内臓脂肪として蓄積されます。そして、中性脂肪が多いとHDLが減少することも分かっています。

参考:脂質異常症

脂質異常症は特に症状があるわけではありません。しかし、肥満や動脈硬化につながりますので、数値に異常が現れたら食生活の改善が必要です。

肥満(メタボリックシンドローム)

肥満とは脂肪が過剰に蓄積された状態のことです。一方、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)は、内蔵脂肪(腹囲)が多い状態です。

どちらも似た症状ですが、定義が次のように異なります。

肥満の判断基準として体格指数(BMI)があります。

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI

この計算結果18.5~25未満が普通、18.5未満を痩せ、25異常を肥満とみなします。

また、メタボリックシンドロームは厚生労働省が2008年に始めた特定健康診査・特定保健指導で診断される症状のことです。生活習慣病になりやすい40歳から74歳まで人を対象にし、判断基準として次のような項目があります。

必須項目(内臓脂肪蓄積)
ウエスト周囲径
男性 ≥ 85cm
女性 ≥ 90cm
選択項目
3項目のうち
2項目以上
1.高トリグリセリド血症
かつ/または
低HDLコレステロール血症
≥150mg/dL

< 40mg/d
2.収縮期(最大)血圧
かつ/または
拡張期(最小)血圧
≥ 130mmHg

≥ 85mmHg
3.空腹時高血糖≥ 110mg/dL

肥満もメタボリックシンドロームも、大きな原因は偏った食事と運動不足です。食事は体を動かすエネルギーとなりますが、消費するエネルギー以上に食べると余ったエネルギーが脂肪になり蓄積されるのです。

また、肥満やメタボリックシンドロームの人は「太っているだけ」という認識かもしれませんが、コレステロール値や中性脂肪値が高いため、動脈硬化、糖尿病、脂質異常症といった症状につながりやすい状態です。

さらに、脂肪が血管を圧迫するため、心臓病や高血圧になりやすいのも特徴です。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

骨粗鬆症とは骨の密度が低くなり、骨折しやすくなった状態のことです。

骨は古い骨の細胞を破壊し、新しい骨の細胞が作られることで形成されます。しかし、骨粗鬆症は骨が作られるより壊される方が早いことで進行するのです。

骨粗鬆症の大きな原因は、骨の主成分であるカルシウムや、カルシウムを骨に定着させるビタミンDの不足です。

また、女性の場合は加齢や閉経によって女性ホルモンが減少すると、骨の破壊と再生のバランスが崩れることが分かっています。そのため、骨粗鬆症は圧倒的に女性に多い症状なのです。

さらに、運動不足も骨粗しょう症になりやすい要因です。骨は生成されたときに負荷がないと強度が上がらないのです。

このように、骨粗しょう症はカルシウム、ビタミンD不足の食生活、運動不足、加齢といったさまざまな理由で発症します。

生活習慣病の予防・対策方法

生活習慣病の予防・対策方法

このように、生活習慣病にはさまざまな種類があります。では、生活習慣病を予防するためにはどのような対策が有効なのでしょうか。具体的に説明していきます。

ストレスをためない

ストレスをためないように心がけると、生活習慣病予防に高い効果があります。

ストレス=嫌なこと、と思いがちですが実は嬉しいこともストレスになります。ストレスとは肉体的・精神的に外部から刺激を受けた時に脳が興奮を感じるホルモンを分泌させ、心拍数を高めた状態(緊張状態)です。

また、ストレスが全くなければ良いかというとそんなことはなく、適度なストレスがあるほうが達成感を感じたり集中しやすかったりといったプラス面もあります。

しかし、嫌なことであれ嬉しいことであれ、ストレスが長期間続くと体の緊張状態が続き、交感神経が刺激されて血圧が上がり、高血圧になるリスクが高まります。

また、ストレスを感じるとストレスを緩和するコルチゾールなどのホルモンが分泌されますが、コルチゾールは血糖値を上げる働きもしています。そのため糖尿病になりやすくなるのです。

さらに、ストレスを感じると食欲を抑えるレプチンというホルモンの働きが悪くなり、過食傾向になります。ですから、ストレスが続くと肥満やメタボリックシンドロームになりやすいのです。

このように、ストレスは生活習慣病と密接に結びついています。楽しめる趣味やリラックスできる時間を作り、ストレスをため込まないようにしましょう。

適度な飲酒

適度な飲酒は生活習慣病予防に効果的です。飲酒によってリラックスすることで、ストレス解消などの効果が得られるためです。

実際に、少量の飲酒の習慣がある人は、まったく飲酒しない人にくらべて糖尿病や心疾患、脳梗塞による死亡リスクが低くなるという統計が出ています。

これは1981年にイギリスのマーモット博士が調査したもので、飲酒の量とリスクをグラフにするとJを描くため、「Jカーブ」と呼ばれています。

また、適度な飲酒であれば善玉コレステロール(HDL)が増加することも分かっているのです。HDLはコレステロールを回収する働きをするため、コレステロール値を下げる効果が期待できます。

ただし飲酒の効果は個人差があり、アルコールに弱い体質や健康状態良くないのに無理して毎日飲むとかえって生活習慣病につながりかねません。

さらに、適量を超えて過度に飲酒すると、アルコールを分解する肝臓に負担がかかり、機能を低下させる危険性があります。過度の飲酒が長年続くと肝臓ガンになるリスクを高める要素にもなるので注意しましょう。

厚生労働省では適度な飲酒量を

通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である
引用元::飲酒のガイドライン

としています。飲み過ぎに注意し、ほろ酔い程度でやめましょう。

禁煙

禁煙は生活習慣病予防に高い効果があります。

そもそも、たばこの煙には約4000種類の化学物質、約200種類の有害物質が含まれています。これだけでも健康に良くないのは明確ですね。

実際、タバコの煙に含まれる一酸化炭素はヘモグロビン(赤血球に含まれるタンパク質)と結びつきやすい性質を持ち、血液をドロドロにすることで血栓を作りやすくするため、動脈硬化を進行させる大きな要因です。

また、ニコチンは血管を収縮させる働きがあり、血圧を上昇させ、血流を悪くします。その結果、高血圧や心臓病、脳梗塞のリスクを高めます。

ほかにも、喫煙によりアディポネクチンという血糖値を下げるホルモンが減少したり、インスリンの効果が低下したりすることで、糖尿病や肥満につながることも分かっています。

禁煙することで有害物質を遮断し、このようなリスクを減少させることができるのです。

運動不足の解消

運動は生活習慣病の予防・解消に効果的です。

肥満やメタボリックシンドロームは食べたもの(エネルギー)を消費できず脂肪として蓄積することでなります。しかし、運動してエネルギーを消費することで脂肪蓄積を防ぐことができるのです。また、運動で筋肉がつくとエネルギー消費量が上がります。

さらに、インスリンの効果は有酸素運動(負荷の軽い運動を時間をかけてすること)によって改善されることが分かっており、糖尿病予防・改善に効果的です。

ほかにも、運動で血液の循環が良くなると心疾患や脳卒中のリスクが低下することが分かっています。

ただし、過度の運動はかえって体に負荷をかけ、心臓病や脳梗塞のリスクを高めてしまいます。

一日15分程度のウォーキングをする人は全く運動しない人と比較して死亡率が低いという調査結果があります。あくまでも適度に、無理のない範囲で運動しましょう。

食生活の改善

食生活の改善は生活習慣病予防・改善の基本と言っても良いでしょう。

食べ過ぎはメタボリックシンドロームや糖尿病に、濃い味付けは高血圧や脳梗塞に、動物性脂肪の多い食事は動脈硬化や心筋梗塞につながりやすくなります。

では、具体的にどのような食生活が生活習慣病を招くのでしょうか。次から詳細に説明します。

生活習慣病の原因となる食生活

生活習慣病の原因となる食生活

次のような食生活は、生活習慣病を招く大きな原因となります。

深刻な野菜不足

野菜はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれており、多くの研究で野菜が生活習慣病予防に効果的であることが判明しています。

参考:生活習慣病

ところが、日本人は深刻な野菜不足です。

厚生労働省が推奨する一日あたりの野菜摂取量は350g。しかし、2016年の国民健康・栄養調査ではすべての年代で推奨量に達していません。成人男性の平均摂取量は約283.7g、成人女性の平均は約270.5gと、約70~80gも不足しています。

特に20~30代では野菜の平均摂取量約240gで110gも足りておらず、若年層の野菜不足が深刻化しているのです。

日本人は塩分過多

すでに説明したとおり、塩分を多く摂取すると高血圧につながりやすくなります。

しかし、日本は味噌や醤油、漬け物や干物など、塩分を多く使う食文化です。また、鰹節などからとる出汁は本来塩分がそれほど多くありませんが、手軽に使えるため普及した、だしの素などには塩分が多く含まれています。

2016年の国民健康・栄養調査では日本人の平均塩分摂取量は男性10.8g、女性9.2g。血圧に影響を与えない塩分摂取量が3~5gと言われているので、かなり多い摂取量と言えます。

高脂質な食事

戦後、日本は徐々に和食から洋食中心に移り変わりました。魚や野菜を食べる生活から肉や乳製品などの高脂質な食事を取ることが増えたのです。

また、ケーキやクッキーなどの洋菓子やスナック菓子は和菓子よりも脂質が多く含まれています。

しかし、高脂質な食事はコレステロール値や中性脂肪値が高くなり、脂質異常症や動脈硬化を進行させます。

青汁が生活習慣病の改善に効果的な理由

青汁が生活習慣病の改善に効果的な理由

生活習慣病の予防・改善には食生活改善が不可欠です。とはいっても、身についた習慣を変えるのは簡単なことではありません。そこで、青汁を飲むことをおすすめします。その理由は次のとおりです。

野菜不足を解消

青汁は野菜不足解消に高い効果があります。

もちろん、毎日の食事で野菜を350g摂取できれば問題ないのですが、なかなか難しいのが現状です。

野菜は季節によって価格変動するうえに、季節によって店頭に並ぶ旬の野菜が異なります。

また、生野菜で考えると350gはかなりの量です。トマト一個が150g、ニンジン一個が200g程度と考えるとそれほどでもないように感じますが、推奨されるのは緑黄色野菜120gに淡色野菜(大根やレタスなど)230gです。

季節にあわせて野菜バランスを考え、食べやすいように調理し、それを毎日用意して、となると忙しい現代人にとってかなりハードルが高いですよね。

しかし、青汁なら一包を水や牛乳にさっと溶かすだけで、手軽に緑黄色野菜を補うことができます。

青汁は栄養価の高い野菜を粉末にしています。代表的な原材料としてケール、大麦若葉、明日葉などがありますが、いずれもビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールがバランス良く豊富に含まれているのが特徴です。

近年は企業が低温で加工して栄養価が下がらないようにするなどの工夫をしているため、野菜の栄養がまるごと残っている青汁も少なくありません。

製品ごとに差はありますが、青汁一包3gあたり50~100gの野菜に相当すると考えて良いでしょう。

成人は平均して約70~80g、20~30代などの若年層は約100gの野菜が摂取不足とされています。つまり、一日に青汁一、二包飲めば不足分の野菜を補えることになるのです。

カリウムが塩分を排出

青汁の原材料となる野菜にはカリウムが多く含まれています。カリウムには利尿作用があり、体内の余分な塩分・水分を排出する働きがあるのです。

実際にカリウムによって高血圧が改善したという研究もあります。

 

厚生労働省でも高血圧改善の食事として減塩・カリウム摂取を推奨しています。塩分を多く摂取しているのに野菜はあまり食べない、という人は意識して野菜を食べ、青汁を飲むようにしましょう。

参考:高血圧症
食物繊維が脂質を防ぐ

青汁には野菜の食物繊維がまるごと残っています。そして、食物繊維は脂質や有害物質の吸収を抑える働きに優れているのです。

食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維の二種類があり、青汁に多く含まれるのは不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は水を吸うとカサを増し、腸内で脂肪や胆汁酸、老廃物や有害物質などを巻き込んで進みます。また、腸の壁を刺激し便通を促すため、便秘を予防・解消する効果にも優れています。

便秘は古くなった便が腸にとどまる現象ですが、古い便には消化・吸収されなかった脂質が含まれています。そのため、古い便から余分な脂質が吸収されてしまうのです。しかし、規則正しいお通じによって脂質の吸収が抑えられます。

一方、水溶性食物繊維は腸内で水を吸ってゲル状になり、脂質や糖質を包んで吸収を阻害する働きがあります。

水溶性食物繊維は青汁にあまり含まれません。しかし、近年は「難消化性デキストリン」というトウモロコシやジャガイモから抽出された水溶性食物繊維を配合している青汁が増えています。

難消化性デキストリンは安全性の高さとコレステロール値・血糖値低下の高い効果から日本でも特定保健用食品(トクホ)の商品として承認されています。

不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維1の割合がもっとも効果的と言われていますので、コレステロール値や中性脂肪値が気になっている人は難消化性デキストリン配合の青汁を選ぶと良いでしょう。

青汁 生活習慣病Q&A

青汁 生活習慣病Q&A

ここでは青汁と生活習慣病についてQ&A形式で確認していきます!

生活習慣病の対策は青汁だけで良い?・・・NO

青汁だけ飲んでも生活習慣病予防・改善にはつながりません。青汁はあくまでも不足している野菜を補うサポート役です。まず、乱れがちな生活習慣を改める必要があります。

睡眠不足や喫煙、ストレスをなくし、肉・魚・野菜・果物をバランスよく食べ、運動を心がけてください。

そのうえで青汁を飲みましょう。青汁で栄養バランスを整えることで、生活習慣病予防・改善をサポートするだけでなく、健康維持や美容効果も期待できます。

青汁はなんでも良いの?・・・NO

生活習慣病予防・改善にはどんな青汁でも良いわけではありません。

青汁の製品の中には甘味料などの添加物が多く、かえって肥満につながりやすいものがあります。パッケージに成分量の多い順に記載されているので、原材料名が最初にある、そして添加物の少ない青汁を選びましょう。

また、国内産の青汁は厳しい農薬規制や検査があり安全性が高いですが、海外産の青汁は農薬規制が日本と異なっていることもあり、安全性に疑問が残ります。

海外から原材料を輸入し、国内で加工した場合も国内産表記が許可されていますので、必ず日本の産地名が記載されているのを確認して購入してください。

野菜不足の解消は野菜ジュースじゃダメ?・・・YES

野菜不足解消に野菜ジュースはおすすめできません。

野菜ジュースは喉ごしを良くするために漉しており、食物繊維がほとんど含まれていないのです。

また、野菜だけでなく果物も使用されているため、毎日摂取するとカロリーや糖分の取りすぎになることがあります。

野菜不足解消には、国内産の野菜のみを使用した青汁の方が良いでしょう。

青汁を飲んで生活習慣病を防ごう!

青汁を飲んで生活習慣病を防ごう!(まとめ)

生活習慣病は、過食や喫煙、飲酒、ストレス、運動不足などの生活習慣によって発症するガン、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧などの病気の総称です。

そして、生活習慣病予防・改善にもっとも効果的なのが食生活の改善!特に野菜は多くの研究で生活習慣病になるリスクを下げることが分かっています。

ところが、日本人は深刻な野菜不足で、厚生労働省が推奨する一日あたり350gに対して約70~80gも不足しているのです。

しかし、青汁を一日に一、二包飲めば不足分を補うことができます。そのため、継続して青汁を飲み続けることで生活習慣病予防と健康維持に高い効果が期待できるのです。

毎日青汁を飲んでいつまでも健康でいられる人生を送りましょう!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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