青汁は賞味期限が切れても飲める?青汁の賞味期限について徹底解説!

青汁 賞味期限

青汁を健康や美容のために買っていたのに、気がつくと賞味期限が過ぎていた!まとめ買いしていたら大量に残ってしまった!という方も、いるのではないでしょうか。

せっかく買った青汁をムダにしたくはないけれど、賞味期限切れの青汁を飲んでも体に問題はないの?ちゃんと栄養は摂れる?など気になることは多くありますよね。

そこで今回は、賞味期限が切れてしまった青汁の体への影響や栄養価、さらにタイプ別に異なる青汁の賞味期限について確認していきましょう。

賞味期限切れ青汁の体への影響と栄養価

賞味期限切れ青汁の体への影響

結論から言うと、青汁は少しくらい賞味期限が切れていても気にする必要はありません。賞味期限切れの青汁を飲んでも、体に悪影響が出るようなことはないでしょう。

しかし、賞味期限が切れた青汁は栄養価が低下している可能性もあり、本来の健康・美容効果が期待できません。

ではどうして、賞味期限切れの青汁を飲んでも大丈夫なのか?そして、賞味期限切れの青汁は栄養が低下しているのでしょうか?

これらのことを詳しく知るために、まずは賞味期限について詳しく見ていきましょう。

賞味期限と消費期限について

賞味期限と消費期限の違い

普段、お店などで購入するすべての加工食品には、商品の特性に応じて、賞味期限または消費期限のどちらかが表示されています。(一部の商品を除きます)

この、賞味期限と消費期限の違いを理解しておけば、青汁をはじめとした食品を、ムダなく安全に消費できるのです。

賞味期限とはおいしく食べることができる期限

賞味期限とは、商品のパッケージなどに表示されている方法で保存をした場合に、品質の保持が十分に可能であると認められる期限を年月日で示したもの。

製造日から賞味期限までの期間が3ヶ月以上のものは、年月での表示ができます。

スナック菓子、カップ麺、缶詰、牛乳、乳製品など比較的に品質が劣化しにくい商品に表示されています。

賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないので、急いで捨てる必要はありません。食べられるかどうかは個別に判断する必要があります。

消費期限とは期限を過ぎたら食べない方がよい期限

消費期限とは期限を過ぎたら食べない方がよい期限

消費期限とは、表示されている方法で保存をした場合に、腐敗や品質の劣化などのおそれがなく、安全に食べることができる期限です。

消費期限を過ぎたら食べない
引用元:http://life-note.net/?p=4994

弁当、サンドイッチ、総菜、生菓子類、食肉、生めん類など品質が劣化しやすい食品に表示されています。消費期限を過ぎた食品は安全性が認められていないため、食べてはいけません。

賞味期限と消費期限との違いをわかりやすくイメージしたのが下記の図です。

賞味期限と消費期限のイメージ
引用元:https://www.tontonshop.com/page/176

青汁は品質の劣化が比較的緩やかなため、賞味期限が表示されています。そのため、多少の期限が切れでも飲めるのです。

青汁はどれくらいなら賞味期限が切れていても大丈夫なのか

一般的に賞味期限は、下記のように1.1~1.5倍くらいゆとりをもって設定されています。

  • 賞味期限が90日(3カ月)であれば、99日~135日(約4カ月)ぐらいまで
  • 賞味期限が1年であれば、13カ月~1年半ぐらいまで
青汁はどれくらいなら賞味期限が切れていても大丈夫?
引用元:http://visualshoxxx.com/11194.html

この期間であれば、健康上問題がないという前提で賞味期限が設定されているのです。

だから、青汁の賞味期限が切れてもすぐに飲めなくなるわけではありません。ただし、賞味期限が切れている青汁を飲む場合は、あくまでも自己判断です。色やにおい、味などをチェックし、異常がないことをご確認ください。

ただし、賞味期限切れの青汁は、おいしく飲める時期が過ぎているわけです。風味が落ちるなど、味の低下は避けられません。味が気になるときは、牛乳やヨーグルトに混ぜるなどの工夫をするといいでしょう。

また、賞味期限が迫ってくると一度にたくさん飲んでしまいたくなりますが、過剰摂取は危険です。

青汁には、腸の働きを活発にさせる「食物繊維」が豊富に含まれているため、飲み過ぎてしまうとお腹がゆるくなることがあるからです。1日の摂取量は必ず守りましょう。

賞味期限が切れると青汁の栄養価は低下します

賞味期限が切れると青汁の栄養価は低下

青汁は多少の賞味期限切れであれば、飲んでも問題ないことがわかりました。しかし、青汁は未開封であっても時間の経過と共に劣化がすすむため、賞味期限切れのものは栄養価が低下している可能性があります。

とくに、栄養価の低下が懸念されるのが、ビタミンCとビタミンB群です。ビタミンCとビタミンB群は、もともと酸化しやすい性質を持っています。そのうえ、製造段階で空気に触れているため、開封していなくても徐々に劣化していくのです。

当然、ビタミンCやビタミンB群の栄養価が低下すると、本来の効果は期待できません。では具体的に、どのような効果が得られなくなるのでしょうか。

まずは、ビタミンCの働きをみてみましょう。

働き不足するとおきやすい症状
コラーゲンをつくる・ シワができやすい
・傷が治りにくい
・毛細血管がやぶれやすい
免疫力を高める・ 感染症(風邪など)にかかりやすい
・がんになりやすい
ステロイドホルモンをつくる・ ストレスに弱くなる
鉄の吸収を助ける・ 貧血になりやすい
酵素の働きを助ける・ 肝臓の解毒作用が低下する
メラニン色素をストップする・ 色黒 、 シミ 、 ソバカスができやすい

ビタミンCは、おもに美肌のもとコラーゲンをつくるもの。女性には欠かせない栄養素です。次に、ビタミンB群の働きについてみてみましょう。

 働き不足するとおきやすい症状
ビタミンB1・糖質をエネルギーに変える
・アルコールの代謝に関与する
・脳の働きに関与する
・神経の働きを正常に保つ
肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退、集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症、脚気
ビタミンB2・脂質をエネルギーに変える
・過酸化脂質の分解に関与する
・脳と肝臓の働きに関与する
・皮膚や粘膜の代謝に関与する(成長促進)
肝臓機能低下、脂質の過酸化、疲れ眼や眼の充血、口角炎、口内炎、舌炎、皮膚・粘膜に炎症、成長が鈍る
ナイアシン(ビタミンB3)・エネルギー作り、脂質や糖質の分解に関与する
・皮膚・粘膜の炎症を防ぐ
・神経症状を防ぐ
うつ、幻覚症状、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢、ペラグラ
パントテン酸(ビタミンB5)・たんぱく質・脂質・糖質の代謝に
・神経、副腎皮質の機能を正常に保つ
・皮膚や毛根に栄養を与える
うつ、性腺機能低下、足の痛み、めまい、動悸、頭痛、手足のまひ、けいれん、皮膚の異常
ビタミンB6・体タンパクの合成や造血に関与する
・脳の働きに関与する
・神経伝達物質の生成や抗アレルギー作用に関与する
・脂質の抗酸化に働く
インスリンの分泌低下、アミノ酸吸収低下、かゆみ、浮腫性湿疹、皮膚炎、貧血、虫歯、下痢、食欲不振
ビタミンB12+葉酸・神経を守り、正常な働きをする
・ヘモグロビン、赤血球の合成造血作用に関与する
・たんぱく質の代謝、核酸の合成に関与する
・脳の発育を助ける
神経系の障害、記憶減退、集中力低下、食欲不振、便秘、下痢、異常興奮、悪性貧血、胎児・乳幼児の成長不良、学習能力の低下、舌の異常
ビオチン・皮膚の健康を保つ
・筋肉痛を緩和する
・白髪・薄毛を予防する
脱毛、白髪、うつ、無気力、食欲不振、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、筋肉痛

ビタミンB群は、おもにエネルギーを作る健康の根本となる栄養素です。

以上のように、ビタミンCとビタミンB群には、豊富な健康・美容効果あります。青汁の賞味期限が切れてしまうことで、これらの効果が十分に得られないのはもったいないですね。

青汁は賞味期限以内に飲んでこそ健康や美容にパワーが発揮されることを理解しておきましょう。

タイプ別による青汁の賞味期限について

タイプ別青汁の賞味期限

青汁の賞味期限は、製造過程や加工方法の違い、保存料や添加物の有無などによって大きく異なります。

タイプ別の賞味期限は下記のとおりです。

  • ゼリータイプ・・・約2カ月~1年
  • 冷凍タイプ ・・・約2カ月~半年
  • 錠剤タイプ ・・・約1年~2年
  • 粉末タイプ ・・・約1年~2年

同じタイプの青汁でも商品によって賞味期限の設定が変わります。詳しくはそれぞれのパッケージに表示されている賞味期限を確認してください。

次に、各タイプの賞味期限についてくわしくみてみましょう。

ゼリー青汁(約2カ月~1年)

ゼリー青汁

口あたりがよくデザート感覚で栄養が摂れると人気のゼリー青汁。ぷるぷるっとした食感がおいしいのが特徴です。

しかし、ゼリータイプに使われている寒天やゼラチンには雑菌が繁殖しやすい性質があります。寒天やゼラチンには水分と栄養があり、微生物が増えるのに適した環境なのです。実験などで菌を培養するときに寒天がよく使われていますよね。

そのため、ゼリータイプの青汁は賞味期限が約2カ月~1年と短く、長期保存には向いていません。毎日続けて食べる自信のない人はまとめ買いをしない方が無難です。

【有名メーカーの賞味期限】
 賞味期限
黒糖抹茶青汁寒天ジュレ(興和新薬株式会社)約6ヶ月
青汁ゼリー りんご味(U.M.I)約1年

しかしゼリータイプの青汁は、1袋ずつ密封されているので保存方法を守れば衛生的に問題はなく、安全に食べられます。

冷凍青汁(約2カ月~1年弱)

冷凍青汁

搾りたての青汁を急速冷凍して作られている冷凍青汁。青汁本来のフレッシュさ、そして他のタイプよりも栄養価が高いのが特徴です。

保存料を使っていない商品も多く、賞味期限は2カ月~1年弱と短めに設定されています。

【有名メーカーの賞味期限】
 賞味期限
ベルファーム青汁百約2カ月
キューサイ青汁冷凍タイプ約3カ月
フジワラの青汁(冷凍)約10カ月

家庭用の冷凍庫は開け閉めが多く温度調節がむずかしいため、長期の冷凍保存には向いていません。賞味期限に関わらず早めに飲むことが推奨されています。

錠剤青汁(約1年~2年)

錠剤青汁

青汁の栄養がギュッとつまった錠剤青汁。青汁のにおいが苦手な人でも、サプリメントと同じように手軽に青汁の栄養が取れます。

賞味期限は比較的に長く1年~2年ほど。加熱処理がされているため、菌が繁殖しにくく長期保存に向いています。

【有名メーカーの賞味期限】
 賞味期限
ベルファーム青汁百約2カ月
キューサイ青汁冷凍タイプ約3カ月
フジワラの青汁(冷凍)約10カ月

しかし錠剤青汁は、大袋に入っているため、開封してしまうと劣化しやすく保管方法には注意が必要です。

開封後は、湿気が入らないようチャックをしっかり締めて、賞味期限にかかわらず早めに飲み切ることが推奨されています。

粉末青汁(約1年~2年)

粉末青汁

水や牛乳などに溶かして飲む粉末タイプの青汁。味のバリエーションが豊富で、いま最も多く流通している青汁です。賞味期限は、約1年~2年と長期で保存ができます。

【有名メーカーの賞味期限】
 賞味期限
極の青汁(サントリー)約2年
ふるさと青汁(マイケア)約1年9ヶ月
リッチグリーン(ケンプリア)約1年半
ヘルスマネージ 大麦若葉青汁(大正製薬)約1年10ヶ月
えがおの青汁満菜(えがお)約1年10ヶ月

どのメーカーもだいたい1年半以上の長期保存が可能。しかし、開封後は賞味期限にかかわらず早めに飲み切ることが推奨されています。

また、価格的には大袋で買う方がお得でが、1杯分ずつ個別包装されているタイプの方が、衛生的にすぐれています。

賞味期限が切れていなくてもこんな青汁はダメ!

青汁は食品です。賞味期限が切れていなくても、保存方法などによっては鮮度が落ちてしまうため取り扱いに気をつけなければなりません。

高温多湿や直射日光に当たる場所での保管はNG

高温多湿や直射日光はNG

青汁は保存場所や気温、湿度などによって中身が変化してしまうため、記載されている保存方法を守り、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。

また、大袋に入った粉末タイプや錠剤タイプは、開封後は賞味期限に関係なく品質が劣化するため風味や栄養価が落ちていきます。

それを防ぐために、袋の中に乾燥剤を入れておくことをおすすめします。乾燥剤があれば、湿気から生じる劣化やカビなどを防ぐことができるからです。

乾燥剤は100均などで手にいれることができます。また、青汁以外の食品にも湿気防止で使えるのでご家庭で用意してあれば便利ですね。

青汁の作り置きはNG

青汁の作り置きはNG

粉末タイプの青汁は1回ずつ分けて作るよりも、まとめて作り置きをしたい方もいるかと思います。たしかに、作り置きをしておけば、飲みたい時にスグ飲めるのでとても便利です。

しかし、青汁は作り置きに適してしません。とくに、酵素が含まれた粉末青汁は絶対に避けるべきでしょう。

酵素は30~60℃で最も活性するため、温度が低すぎても高過ぎてもうまく働かないのです。そのため、青汁を水に溶かすと、時間が経つにつれ酵素の働きが消失していきます。

青汁に含まれる酵素のはたらきを最大限に生かすためには、作ったらすぐに飲む。これが一番効果的に栄養を吸収することができます。

冷凍保存はおすすめできません

冷凍保存はおすすめできません

作り過ぎてしまった青汁を冷凍保存することはおすすめできません。家庭の冷凍庫は、固まるまで時間がかかります。その間に劣化が進み、空気に触れたビタミンなどの栄養素が消失していくからです。

また、冷凍タイプの青汁を解凍した後、再び冷凍することは栄養面でも衛生面でもよくありません。やはり、作り終えた(解凍した)青汁は保存せず早めに飲んでしまいましょう。

ちなみに、ミネラルウォーターは塩素消毒がされていません。もし、ミネラルウォーターを使って青汁を作られる場合は、時間の経過とともにカビや菌が増える可能性もありますのでご注意ください。

長期保存に向いているのは錠剤・粉末青汁!

長期保存に向いているのは錠剤・粉末青汁

青汁は多少賞味期限が切れていても、体に悪影響を与えるようなことはありません。ただし、栄養価が低下しているため、本来の健康・美容効果が十分に得られない可能性があります。

そのためには、賞味期限切れを起こさないように、毎日の生活の中に青汁を取り入れていくことが大切です。

長期保存が目的であれば、錠剤タイプか粉末タイプがおすすめです。まとめ買いをしておいても賞味期限が長ければ慌てる必要はありません。

健康・美容効果を実感するために、賞味期限にも注意して青汁を選びましょう。

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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