青汁は「緑の血液」クロロフィルが豊富!造血作用やデトックス作用まで

青汁 クロロフィル

クロロフィル(葉緑素)は、健康に働きかける多くの作用があり、人の血液と構造が似ていることから「緑の血液」と呼ばれています。

造血作用や抗酸化作用、デトックス作用などが期待できることから、健康のために摂りたいと考える人が多くいるのです。

そして、健康のために効率よくクロロフィルを摂りたいなら、青汁がおすすめ。

青汁の原料野菜にはクロロフィルが豊富に含まれており、さまざまな健康効果が期待できるのです。

今回は、青汁にはクロロフィルが豊富に含まれていること、そして、クロロフィルの特徴や健康効果についても詳しく説明します。

クロロフィル(葉緑素)について

クロロフィルとはどのような成分で、どんなものに含まれるのでしょうか。まずはクロロフィルの特徴について確認していきましょう。

クロロフィルは植物に含まれる栄養素

クロロフィルとは、植物の葉の成分を合成する緑葉素のことで、細胞の中の葉緑体に存在し、光合成に関わる物質。植物は太陽の光を使って、水と二酸化炭素から糖などの有機物を合成しますが、クロロフィルは、この光合成に不可欠な成分なのです。

また、人の血液と構造がよく似ていることから「緑の血液」と呼ばれ、造血作用や抗酸化作用などの健康効果が期待できます。

クロロフィルが人の体内に入ると、血液中で鉄と結合し、赤血球やヘモグロビンなどの色素に変わる働きがあるのです。

藻類にも豊富に含まれる

クロロフィルは植物だけでなく、以下のような藻類にも豊富に含まれています。

  • クロレラ
  • スピルリナ
  • ミドリムシ(ユーグレナ)

クロレラは20数億年前、スピルリナは30億年前から存在する藻の一種で、クロロフィルの他、アミノ酸などの栄養素も豊富なのが特徴です。

また、最近スーパーフードとして注目されているミドリムシも藻の一種で、やはりクロロフィルが豊富に含まれています。

さらに、藻類に分類されるわかめや海苔なども、クロロフィルが豊富な食品です。

クロロフィルの4つの作用

植物や藻類に多く含まれるクロロフィルには、どんな作用があるのでしょうか。ここでは、クロロフィルの4つの作用について説明します。

造血作用

血液中にある赤血球やヘモグロビンには、全身に酸素を運ぶ役割があり、人が活動するうえで欠かせない成分です。

先ほど少し触れましたが、クロロフィルには血液中で鉄と結合して、赤血球やヘモグロビンなどの色素に変わる働きがあります。

つまり、クロロフィルを摂ることで、赤血球やヘモグロビンが作られることから、造血作用があるのです。

血液には全身に酸素や栄養素を運ぶだけでなく、老廃物を運んで排出する役割もあるため、クロロフィルの造血作用は健康維持に効果的です。

抗酸化作用

クロロフィルには強い抗酸化作用があり、疲労や老化の原因になる活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素には細菌やウイルスを分解する働きもあるため、体に必要なものではありますが、増えすぎてしまうと健康な細胞まで攻撃してしまうのです。

そのため、増えすぎた活性酸素は細胞を攻撃することで体を錆びつかせ、疲労や老化を招き、がんの原因にもなります。

クロロフィルを摂ることで活性酸素が抑えられると、疲労や老化だけでなく、がんなどの病気の予防効果も期待できるのです。

抗菌作用

植物のヨモギには、消臭や殺菌効果があることが知られていますが、これはクロロフィルを多く含んでいるから。

クロロフィルには強い抗菌作用があり、細菌が増殖するのを防ぐ働きがあるので、消臭・殺菌効果が期待できるのです。

そのため、口臭予防のガムや歯磨き粉、消臭スプレーには、クロロフィルが配合された商品が多く存在します。

このように、クロロフィルには臭いのもとになる細菌の増殖を防ぐ、抗菌作用があるのです。

デトックス作用

クロロフィルには、体内の有害物質を排出するデトックス作用があります。

便秘解消や腸内環境の改善に効果のある食物繊維にも、腸内の老廃物を排出する働きがありますが、排出しきれない物質もあります。

しかし、クロロフィルには食物繊維では排出するのが難しい、小腸繊毛の奥に蓄積したダイオキシンや有害金属などを吸着して、排出する働きがあるのです。

つまり、クロロフィルは体の中から老廃物や有害物質を排出し、体をキレイにしてくれるのです。

こんなにもある!クロロフィルの健康効果

先ほど紹介した4つの作用があることから、クロロフィルには多くの健康効果が期待できます。ここでは、クロロフィルの健康効果について詳しく説明します。

貧血の予防・改善

クロロフィルには造血作用があり、貧血の予防・改善が期待できます。

貧血とは、赤血球やヘモグロビンが正常よりも少なくなってしまった状態のことで、酸素や栄養素がうまく運ばれなくなり、めまいやふらつきといった症状が起こります。

クロロフィルには血液中で鉄と結びつき、赤血球やヘモグロビンを作る造血作用があるので、摂ることで貧血の予防・改善効果があるのです。

貧血の予防・改善効果をより高めるには、クロロフィルと鉄を一緒に摂るのがおすすめです。

コレステロール値を下げる

コレステロール値が高いと、血液がドロドロになって流れが悪くなり、血管に血栓ができやすくなります。

そして、その状態が続くと高血圧や動脈硬化になりやすく、脳梗塞や心筋梗塞などの血管系疾患のリスクも高まるのです。

クロロフィルには、血液中のコレステロールを吸着して排出を促す働きがあるため、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果が期待できます。

そのため、クロロフィルを摂ることで血管への負担を軽減し、高血圧や動脈硬化などの血管系疾患のリスクを下げてくれるのです。

ニキビ、肌荒れの予防・改善

ニキビの原因となるアクネ菌は、脂肪の多い場所に住み着く性質があり、増殖することでニキビを発生させてしまいます。

クロロフィルには抗菌作用があるため、アクネ菌の増殖を抑える働きが期待できるのです。

また、クロロフィルには抗酸化作用もあり、肌の老化の原因になる活性酸素を除去する働きがあります。

そのため、肌の老化を防いで健康な状態に保ち、ニキビや肌荒れの予防・改善効果が期待できるのです。

虫歯や歯周病の予防・改善

歯の表面に細菌が張り付いて、歯を溶かしてしまうのが虫歯、そして、細菌が歯と歯茎に間に潜み、毒素を出すことで歯茎に炎症が起こるのが歯周病です。

虫歯、歯周病を予防・改善するには、まずは歯磨きなどでケアすることが大切ですが、クロロフィルにも効果があります。

クロロフィルには抗菌作用があるので、口内の細菌の増殖を抑える働きがあり、虫歯や歯周病を予防・改善する効果が期待できるのです。

虫歯や歯周病の予防・改善には、口内のケアと併せてクロロフィルを摂取するのが効果的です。

口臭や体臭の予防・改善

口臭の原因はさまざまですが、細菌が増えることも原因のひとつ。口内の細菌が増えると、虫歯や歯周病が起こるだけでなく、口臭も強くなるのです。

クロロフィルの殺菌作用には、口内の細菌の増殖を抑える働きがあるので、虫歯や歯周病に加え、口臭の予防・改善効果も期待できます。

また、クロロフィルは体臭の予防・改善にも効果的。体内の活性酸素が増えすぎると、皮脂の脂肪酸を酸化させ、加齢臭などの皮脂臭の原因になる過酸化脂質を発生させてしまいます。

クロロフィルには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去して過酸化脂質の発生を抑え、皮脂臭を予防・改善してくれるのです

クロロフィルを効率的に摂る方法は?

クロロフィルには多くの健康効果がありますが、効率的に摂るにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、クロロフィルを効率的に摂る方法をお伝えします。

加熱したほうがいい

 

クロロフィルを効率的に摂るには、調理の際に加熱するのが有効です。

なぜなら、クロロフィルは細胞壁の中に存在するため、加熱すると細胞壁が壊され、体に摂り込みやすくなるからです。

しかし、加熱しすぎてしまうと酸化してしまい、栄養素を十分に摂取できなくなってしまいます。そのため、効率よく摂取するには加熱しすぎないことが大切ですが、程よく調理するのは難しく、調理方法を工夫する必要があります。

食材を細かくする

クロロフィルを効率的に摂るもうひとつの方法は、食材を細かくすることです。

食材を細かくすることで細胞壁が壊れるため、クロロフィルが体内に取り込みやすくなるのです。

そのため、みじん切りやすりおろし、ミキサーにかけるなどして細かくすると、効率よく摂取できます。

しかし、毎回食材を細かくするには手間がかかるので、忙しくて時間がない人には取り組みにくいかもしれません。

青汁なら手軽に摂取できる

クロロフィルを効率よく摂るなら、青汁がおすすめ。

青汁に使われている野菜や藻類にはクロロフィルが豊富に含まれており、しかも粉末になっているので、効率的に摂取できるのです。

また、食材から摂取するには加熱したり、細かくする必要がありますが、青汁なら水などに溶くだけで手軽にとれるメリットもあります。

クロロフィルを多く含む野菜が使われている青汁なら、手軽に飲めるうえに、栄養素を効率的に摂取できるのです。

 

青汁に使われる野菜や藻類はクロロフィルが豊富

青汁の原料には、クロロフィルが豊富な野菜や藻類が多く使用されています。ここでは、青汁に使われる野菜について説明します。

明日葉

青汁の代表的な原料のひとつが明日葉。「今日摘んでも明日には新しい葉が出てくる」と言われるほど生命力が高いことが名前の由来です。

ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれ、クロロフィルも豊富なのが特徴。

青汁の主原料には大麦若葉やケールなどもありますが、クロロフィルを摂取する目的で飲むなら、明日葉が主原料の青汁がおすすめです。

ほうれん草

ほうれん草は、クロロフィルを多く含む代表的な野菜のひとつで、鉄分やβカロテン、ビタミンCが豊富なのが特徴。

お浸しやソテーなど加熱調理して食べることが多い食材なので、クロロフィルを効率よく摂るには工夫が必要です。

グリーンスムージーの材料として使われることも多く、青汁にもよく使用される野菜のひとつです。

小松菜

小松菜は、ほうれん草に次いでクロロフィルが多く含まれている野菜。カルシウムと鉄分は、ほうれん草よりも多く含まれています。

加熱調理して食べることが多い食材であるため、クロロフィルを効率よく摂るには、加熱しすぎないように注意する必要があるでしょう。

ほうれん草と同じく、グリーンスムージーの材料としてよく使われ、青汁にも使われることが多い野菜です。

ブロッコリー

ブロッコリーは、ホウレン草や小松菜ほどではないものの、クロロフィルを多く含む野菜のひとつ。青汁にもよく使用されています。

ビタミンやミネラルが豊富な野菜で、レモンの約2倍ものビタミンCが含まれているのが特徴。

生のまま食べすぎると胃腸に負担がかかるうえに、加熱しすぎると栄養素が溶けだしてしまうため、加熱しすぎないように2~3分茹でて食べるのがおすすめです。

モロヘイヤ

モロヘイヤは、エジプトが原産の夏野菜で、ビタミンやミネラル、食物繊維を多く含み、青汁にもよく使用される野菜。クロロフィルも豊富に含まれています。

「ムチン」という成分を含み、葉を細かく刻むと粘りが出るのが特徴で、胃腸の粘膜を保護する働きがあるのです。

細かく刻んで調理すると、クロロフィルを効率的に摂取できます。

クロレラ

クロレラは、淡水に生息する植物性プランクトンで、藻類に分類されます。

クロロフィルはもちろん、ビタミンやミネラル、脂肪酸、必須アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれることから、健康食品として注目されているのです。

サプリメントとして使用されることが多く、青汁にもよく使用されます。

スピルリナ

スピルリナは30億年前から存在する藻の一種で、高い栄養価からスーパーフードとして注目されており、クロロフィルも含まれています。

主成分はたんぱく質で、クロレラと同じくビタミン、ミネラル、脂肪酸、必須アミノ酸などの栄養素が豊富なのが特徴。

スピルリナが配合された青汁も多く、サプリメントとしても使用されています。

クロロフィルが豊富なオススメ青汁

青汁の原料野菜には、クロロフィルが豊富に含まれていますが、効率的に摂るにはどんな青汁を飲めばよいのでしょうか。

ここでは、クロロフィルが豊富なおすすめの青汁を3つ紹介します。

ふるさと青汁

ふるさと青汁は、八丈島産の明日葉をはじめ、国産の大麦若葉、桑の葉が原料の青汁。

明日葉を使用しているのでクロロフィルが豊富に含まれており、飲むことで貧血予防やコレステロール値を下げるなど、クロロフィルの健康効果が得られます。

また、ポリフェノールの一種で、明日葉に含まれる希少成分「カルコン」にも、血圧や血糖値を下げる働きがあり、クロロフィルとの相乗効果も期待できるのです。

さらに、ふるさと青汁の原料野菜は国産100%で、農薬や化学肥料をできるだけ使用しないなど、安心して飲めるように原料にこだわっています。

甘みのある桑の葉、大麦若葉を加えることで飲みやすく、毎日続けやすい味に仕上げており、クロロフィルが効率よく摂れるおすすめの青汁です。

健康道場 粉末青汁

健康道場『粉末青汁』は、100%国産野菜が原料の青汁。ブロッコリー、モロヘイヤ、大麦若葉、明日葉、ケールの5種類の野菜のみを使用しています。

1杯あたり野菜約100g分に相当する栄養素が含まれているので、クロロフィルが摂れるのはもちろん、野菜不足も手軽に補えるのです。

また、5種類の野菜をバランスよく配合することで、ビタミンやミネラル、鉄分など、それぞれの野菜が持つ栄養素を効果的に摂取できます。

さらに、食品添加物不使用で、原料の野菜もすべて国産野菜を使用しており、安心・安全にもこだわった青汁なのです。

健康道場『粉末青汁』は、クロロフィルだけでなく、野菜不足も解消したい人におすすめです。

藻のすごい青汁

藻のすごい青汁は、栄養価の高さからスーパーフードと呼ばれるスピルリナを配合した青汁。青汁原料として大麦若葉を使用しています。

スピルリナにはクロロフィルをはじめ、ビタミン、ミネラル、食物繊維、アミノ酸など50種類以上もの栄養素が含まれており、一杯で多く栄養素が補えるのです。

藻のすごい青汁には、独自に生産した「DICスピルリナ」を使用しており、栄養素の消化吸収率が約95%と高いことも大きな特徴。

摂取した栄養素が効率よく利用できるので、効果を実感しやすいのです。

さらに腸まで届く乳酸菌(フェカリス菌)も配合されているので、善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果も期待できます。

苦みがない大麦若葉を使用しているので、青汁独特の苦みやニオイもなく、毎日続けやすいおすすめの青汁です。

クロロフィルを効率的に摂るなら青汁が最適!

「緑の血液」と呼ばれるクロロフィル(葉緑素)には、造血作用やデトックス作用などがあり、多くの健康効果が期待できます。

しかし、クロロフィルを多く含む野菜や藻類はあるものの、効率的に摂るには調理法に気をつける必要があり、手間がかかります。そこで、おすすめなのが青汁。

青汁の原料となる野菜や藻類には、クロロフィルが豊富に含まれているため、効率的に摂るなら青汁が最適なのです。

毎日青汁を飲んでクロロフィルを摂り、健康的な毎日を過ごしましょう!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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