青汁のタイプによる効果の違いとは?形状別のメリット・デメリットを解説

青汁 タイプ別

青汁はタイプ(形状)により飲みやすさや栄養価に違いがあることをご存知でしょうか。

これから毎日青汁を飲んでみようと思ったときに、数ある青汁商品の中からより効果的で続けやすい青汁を選びたいですよね。

今回は、青汁のタイプ別にメリットやデメリットを調べてみました。青汁を選ぶ際の参考にしてみてください。

青汁のタイプ(形状)は5種類

青汁には、粉末・冷凍・サプリ・ゼリー・ジュースの5つの種類があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

粉末タイプ

粉末タイプ
粉末タイプの特徴

青汁の中で最も商品数が多く、主流となっているのが粉末タイプ。粉末状の青汁を水やお湯で溶かして飲むだけで、手軽に栄養素が摂れるのが人気です。

ケールや明日葉など、商品によって主原料が異なることはもちろん、カルシウムやDHA・EPAをプラスした青汁も販売されています。

さらに、コレステロールや血圧の上昇を抑えるキトサンを配合したものなど、特定保健用食品(トクホ)の青汁も豊富。そのため、自分の目的に合わせて選べます。

また、抹茶味やフルーツ味など、飲みやすさにこだわった商品も多くあります。青汁は苦くておいしくないと敬遠してきた人、青汁が始めてという人、さらには野菜嫌いの小さなお子さんでも、好みの味が見つけられるはずです。

そんな粉末青汁には、フリーズドライ製法・スプレードライ製法・粉砕乾燥法・赤外線製法の4種類の製造方法があります。

それぞれ製造方法にどのような違いがあるのかを詳しく確認していきましょう。

製造工程メリットデメリット
フリーズドライ製法製造された青汁をおよそマイナス 30 ℃で急速に凍結させ、真空状態で水分を抜き取り乾燥させる製法。原材料をそのままフリーズドライにして粉砕する場合もある。熱がかからないため、成分の変化が起こりにくく、熱に弱い酵素が失われない。風味や香りもそのまま。原材料がそのまま粉末になっているので繊維質が残りやすく、飲み心地にざらつきを感じる。
スプレードライ製法(低温乾燥製法)製造された青汁を細かい霧状にし、熱風中に噴出させ、水分を飛ばして乾燥させる製法。通常、高温の熱風が使われるが、熱に弱い酵素などの栄養素が失われるのを防ぐため、低温の熱風が使われていることが多い。低温熱風のため栄養素の損失はなく酵素の働きも保たれる。原材料を青汁にしてから乾燥させるため食物繊維の量は少ない。
粉末乾燥製法原料野菜を乾燥させてから粉末状にする製法。効率よく行えるため低コスト。低コストなため青汁の価格が安い。熱で壊れやすいビタミンB1やビタミンCなどの栄養素はほとんど破壊されている。
赤外線製法低温の遠赤外線を原材料にあて乾燥させ、粉末状にする製法。低温でじっくりと乾燥させるため栄養素はほとんど失われない。低温ではあるが加熱時間が長いため、フリーズドライやスプレードライに比べると栄養素は失われている。

上の表のように、粉末青汁は製造方法によってメリットとデメリットがあります。商品を選ぶときには、製造方法を確認することも大切です。

次に、粉末青汁のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット
粉末青汁は商品の種類が豊富なため、ダイエットや美容、健康維持といった目的に合わせて必要な栄養素が入った青汁を選べます。
さらに、抹茶味やフルーツ味など、青汁独特の苦みや青臭さがなく、飲みやすいものも多くあります。また、少し飲みにくいものであっても、牛乳や豆乳、フルーツジュースなどに混ぜれば、クセがなくなり飲みやすくなるのです。
粉末青汁は、ほとんどの商品が1回分ずつ個別に包装をされているため持ち運びに便利。会社や旅行中など、外出先でも飲めるので自分のペースで続けていきやすいのもメリットです。
また、粉末タイプは賞味期限が約2年。長く保存ができるのでまとめ買いにも向いています。
デメリット
粉末青汁は水などに溶かして飲みますが、商品によっては溶けにくく、飲むと口あたりに粉っぽさを感じるものがあります。人によっては、飲みにくいと感じてしましょうでしょう。
また、粉末青汁には大袋入りの商品もあります。大袋タイプは、一度封を開けて空気に触れてしまうと、品質がどんどん劣化。
時間が経つほどに栄養価が落ちて、青汁本来の効果が実感できなくなるため、賞味期限に関わらず早めに飲み切る必要があります。

向いている人

  • 目的に合った青汁を選びたい人
  • 飲みやすい青汁を探している人
  • はじめて青汁を飲む人や野菜嫌いなお子様

冷凍タイプ

冷凍タイプ
冷凍タイプの特徴

搾りたての青汁を急速冷凍しパックしたもの。青汁の原料となる野菜本来のフレッシュな味わいが人気です。

製造過程で、殺菌のため食品衛生法に基づき加熱殺菌処理が行われます。ただし、加熱時間が短いため、熱で壊れやすいビタミンB1やビタミンCなどの栄養素が失われることもほぼありません。

メリット
冷凍タイプは粉末やゼリー、錠剤に加工することなく、絞りたての野菜の汁をそのまま冷凍しています。そのため、青汁の原料である大麦若葉やケール、明日葉など栄養価の高い緑黄色野菜の栄養素をそのまま摂ることができるのです。
青汁の原料野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富。野菜不足の解消や美容・健康増進に効果が期待できます。
また、粉末青汁のような粉っぽさはなく、のど越しがよいのも冷凍青汁ならではのメリットです。
デメリット
原料の野菜がそのまま絞られているため、青汁独特の苦さや青臭さが強く、飲みにくいと感じる人も多くいます。
また、粉末や錠剤に比べると、かさばります。そのため、1~2カ月分まとめて購入するときは、冷凍庫内に青汁パックを保管するスペースが必要です。
さらに、冷凍青汁を飲むときは1パックごとに解凍しなければならないため、飲みたい時にすぐに飲めません。しかも、解凍後は時間が経つと、酵素などの栄養価が失われるので、すぐに飲む必要があります。
また、冷凍タイプは保存料無添加なため、保存期間が2カ月~半年と短いのもデメリットです。

向いている人

  • 鮮度にこだわりたい人
  • 本格的な青汁が飲みたい人
  • 栄養価の高い青汁が飲みたい人

サプリタイプ

サプリタイプ
サプリタイプの特徴

青汁の原材料を粉末状にして固形に加工した粒タイプです。

粒の中には、食物繊維やビタミン、ミネラルなどたくさんの栄養素がバランスよく配合。

しかし、製造過程で、粒状にするため加熱処理が行われるため、熱で壊れやすいビタミンB1やビタミンCなどの栄養素が失われている場合もあります。

ただし、メーカーによっては青汁を乾燥させる際、遠赤外線を使用し栄養素の劣化を防ぐ工夫がされおり、栄養価の高い商品もあります。

メリット
青汁独特の苦味や青臭さを気にすることなく飲めるのが一番のメリットです。
たとえば、青汁の主原料のひとつケールは、栄養価は高いもののクセが強く苦いことで知られています。そんなケールも、サプリタイプの青汁であれば、豊富な栄養を手軽に摂れるのです。
また、粉末青汁のように水などに溶かす手間はありません。さらに、持ち運びに便利なため、外出先でも自分のペースで続けていけます。
賞味期限は約2年と長く、まとめ買いにも向いています。
デメリット
商品によっては、粒状に固めるため賦形剤(ふけいざい)と呼ばれる医薬品添加物が使われています。
賦形剤は、乳糖やデンプンから作られているため人体に影響はありません。しかし、人によっては乳糖が原因で消化不良によりお腹がゆるくなる場合があります。
また、製造の過程で熱が加わるため、熱で壊れやすいビタミンB1やビタミンCなどの栄養素が失われていることもあります。
その場合、粉末青汁1杯分の栄養を摂取するには1日に20~30粒飲まなければなりません。
飲む錠剤の数が少なくても十分に栄養が摂れる商品を選びましょう。

向いている人

  • 青汁の味は苦手だけれど青汁の栄養成分を摂りたい人
  • 手軽に飲みたい人
  • 外出が多い人

ゼリータイプ

ゼリータイプ
ゼリータイプの特徴

抹茶味やフルーツ味などがあり、スイーツ感覚で食べられジュレタイプ。青汁が苦くて飲めない人や、野菜嫌いのお子さんでも手軽においしく栄養素が摂れます。

さらに、便秘解消に効果のある寒天や、美容に効果的な成分のプラセンタやコラーゲンを配合したものなど、プラスαの成分で美や健康をサポートしてくれる商品も豊富です。

ただし、製造過程で青汁を加工しゼリー状にするため、原料野菜に含まれるビタミンやミネラルが失われていることもあります。

メリット
つるんとした食感がおいしいジュレタイプ。青汁独特の青臭さやえぐみがないため野菜の苦手な人でも食べられます。
また、袋から直接食べられるので持ち運びに便利。外出先でもデザート感覚で手軽に栄養補給が可能です。
さらに、ジュレタイプはダイエット商品としても人気。豊富に含まれる食物繊維が胃の中で膨らみ食べ過ぎを防止、さらには便秘解消に効果は発揮します。
ジュレタイプ青汁は種類も豊富なため、健康から美容までそれぞれの目的に合わせ選べます。
デメリット
製造過程で青汁からゼリー状へ加工されるため、青汁の栄養素の中でも熱に弱いビタミンB1やビタミンCが失われている場合もあります。
また、人工甘味料や香料などの添加物が使われている商品もあるため、妊娠中や授乳中の女性は慎重に選ぶ必要があります。
さらに、ジュレに含まれている寒天やゼラチンは劣化しやすく長く保存することはできません。賞味期限は2カ月~半年と、他のタイプに比べて短めです。

向いている人

  • 青汁の味は苦手だけれど青汁の栄養成分を摂りたい人
  • ダイエットや美容目的の人
  • 野菜嫌いのお子様
  • おいしく青汁の栄養素が摂りたい人

ジュースタイプ

ジュースタイプ
ジュースタイプの特徴

缶やパック、ペットボトルに入った飲み切りサイズのジュースタイプ。青汁独特の苦みがなくグリーンスムージーのようなおいしさで食物繊維や野菜の栄養分がしっかり摂れます。

ただし、製造段階で熱を加えるため、熱に弱いビタミンB1やビタミンCなどの栄養素は失われていることが多いです。

しかし、メーカーによっては熱を加えずに野菜本来の栄養素をそのまま残している商品もあります。

メリット
コンビニやスーパーなどの店頭で1本から買えるため、1日に不足しがちな野菜の栄養や食物繊維を手軽に摂れます。
フルーツを加えるなど、飲みやすさにこだわった商品も多く、野菜嫌いの人や小さなお子さんでも無理なく飲めるのも魅力です。
商品数は少ないですが、サンスター、DHC、伊藤園といった大手のメーカーで扱っているため、品質や安全性が保証されています。
デメリット
ジュースのように飲みやすくおいしい青汁ですが、フルーツを含むものはカロリーや糖質が高め。ダイエットをしている人には不向きです。
また、ほとんどの商品は製造過程で加熱処理されるため、熱に弱い栄養素が失われています。
さらに、ジュースタイプは製造コストがかかるため、他のタイプの青汁と比べると価格は高め。たとえば、サンスター健康道場のおいしい青汁は1缶約200円です。
また、1杯ごとに缶やペットボトルのごみが出ることや、保管に場所がとられてしまうのもデメリットです。

向いている人

  • 青汁を手軽においしく飲みたい人
  • 忙しい毎日を送っている人

人気の高い「粉末青汁」と「冷凍青汁」を比較

粉末青汁と冷凍青汁を比較

現在、最も種類が豊富で青汁の主流になっている粉末タイプ。以前は、苦いけれど栄養価が高いとして主流だった冷凍青汁。

どちらにも、メリットとデメリットがあるため、どっちを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、2つのタイプを「価格」、「飲みやすさ」、「栄養価」、「手軽さ」、「種類の多さ」で比較してみました。

結果は以下のとおり。

 粉末青汁冷凍青汁
価格
飲みやすさ
栄養価
手軽さ
種類の多さ

全ての項目で○と◎の粉末タイプに対して、冷凍タイプは3つの項目で△がついています。

どのような違いがあるのか、それぞれを詳しく見ていきましょう。

価格

価格の比較

粉末タイプは1杯あたり30円~160円ほど。それに対し、冷凍タイプは130円~200円と高めです。

また、粉末タイプは送料がほとんどかからないのに対し、冷凍タイプは送料にクール便代金が追加でかかることもあります。

青汁の価格や他のコストを考えても、冷凍タイプよりも粉末タイプの方がお得です。

飲みやすさ

飲みやすさを比較

粉末タイプは抹茶味やフルーツ味など、飲みやすさにこだわった商品が豊富。青汁独特の苦みや青臭さがなく、青汁が初めてという人や、野菜嫌いなお子さんでも飲みやすくなっています。

冷凍タイプは、搾りたてのフレッシュな青汁でのど越しがよく、粉末青汁のような粉っぽさがありません。しかし、苦さや青臭さがあるため、毎日続けていくことが苦痛に感じる人もいます。

青汁は継続することで、効果が実感できるもの。そのため、飲みやすさはとても重要なポイントです。粉末タイプであれば、無理なく続けられる青汁が見つけられるでしょう。

栄養価

栄養価の比較

冷凍タイプは、青汁の鮮度が高い状態で冷凍しているため栄養価の高い青汁です。いっぽう、粉末タイプは、製造過程で加熱し、粉末状にするため熱に弱い栄養素が損失しています。

この2つを比べると、冷凍タイプの方が栄養価は高いと言えます。

しかし、粉末タイプの中には、熱を加えないフリーズドライ製法を用いているものもあります。そのため、粉末タイプの中でも冷凍タイプと同じくらい栄養価の高い青汁もあります。

手軽さ

粉末タイプは水やお湯に溶かすだけと、手間がかかりません。また、個包装で持ち運びに便利で、外出先でも手軽に飲めます。

冷凍タイプは、飲む前に解凍する必要があるため時間がかかります。また、一度解凍をした青汁は品質が劣化するためすぐに飲まなければなりません。

2つの手間を比べると、粉末タイプの方が便利です。

種類の多さ

種類の多さ

現在、青汁の主流は粉末タイプ。そのため、粉末タイプは多くのメーカーからたくさんの商品が出ておりバリエーションが豊富です。

冷凍タイプは粉末タイプに比べると、種類は圧倒的に少ないです。

健康増進や美容、ダイエット、便秘など目的に合った青汁を選ぶなら、粉末タイプがいいでしょう。

自分の好みに合った形状の青汁を見つけよう!

自分の好みに合った形状の青汁

青汁には、粉末、冷凍、サプリ、ジュレ、ジュース、5種類のタイプがあり、栄養価や味、価格帯などに違いがあります。

青汁を選ぶときには、無理なく続けられるものであるかを重視しなくてはなりません。それは、どんなに栄養価が高い青汁でも、継続しなくては健康や美容効果が実感できないからです。

粉末青汁は5種類の中で最も種類が多いため、栄養価や味、価格など、自分に合ったものが選べます。

これから青汁を飲んでみようと思う人は、まずは粉末タイプから試せば、無理なく続けられる商品が見つかるはずです。

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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