青汁が動脈硬化予防に効果的って本当?動脈硬化症の原因や症状を解説!

青汁が動脈硬化予防に効果的って本当?動脈硬化症の原因や症状を解説!

動脈硬化は日本人の死因の約1/3と言われているほど身近な病気です。文字どおり動脈(血管)が固くなる病気で、さまざまな症状を引き起こします。

しかし、動脈は生まれた時から硬化が始まり、完全に防ぐことはできません。しかも、硬化は過食、運動不足、ストレス、肥満などの生活習慣の乱れによって加速してしまいます。

一方で、このような生活習慣を改めることで動脈硬化の速度を遅くすることも可能。特に食生活は血管年齢と深く結びついており、野菜に含まれるビタミン・ミネラルは動脈硬化予防に効果的なものばかりです。

そして、青汁は栄養価が高い野菜を粉末にしているため、毎日飲むことで動脈硬化を予防する事が期待できるのです。

今回は動脈硬化について解説します。動脈硬化のメカニズム、動脈硬化の症状、動脈硬化の予防・改善方法、青汁が動脈硬化に効果的な理由など、詳細に見ていきましょう。

動脈硬化とは

動脈硬化とは
参考:脂質異常症

近年の研究では、0歳から動脈硬化が始まっていることが分かっています。

参考:動脈硬化

つまり、動脈硬化は健康な人も一生付き合っていかなくてはならない厄介な存在なのです。では、動脈硬化にはどのような症状があるのでしょうか。次から説明していきます。

動脈硬化の自覚症状

健康な動脈は柔らかく弾力があり、ポンプのように血液を全身に押し出して酸素や栄養を届けます。しかし、動脈硬化になると動脈が固くもろくなり、血液の循環が悪くなってしまうのです。

では、動脈硬化はどのように進行するのでしょうか。血管は加齢とともに固くなり、30歳前後で血管の硬化が完成すると言われています。実は、血管の硬化だけなら特に問題はありません。

しかし、血管が硬化した状態で過食、脂質や糖質の多い食事、運動不足が続くと血管内にコレステロールが付着し、血管を細くしてしまいます。

さらに、血管内に傷ができると、そこにコレステロールが溜まってコブを作ります。これが動脈硬化を進行させるのです。

そして、動脈硬化には次のような種類があります。

アテローム(粥状)硬化…

硬化した血管はもろいため、傷つきやすくなります。そのような状態でコレステロールの多い食事をしていると、LDL(悪玉コレステロール)が体内に増加。

LDLは細胞膜を作ったり、ホルモンの材料となったりする成分ですが、大量にあると消費しきれず酸化し、「酸化LDL(超悪玉コレステロール)」という有害な成分に変化します。

この酸化LDLが動脈の内膜(一番内側の血管膜)の傷にもぐり込むと、体が敵と判断。マクロファージという免疫細胞が酸化LDLを攻撃し、飲み込み、動けなくなって死んでしまいます。

このように傷の内側に酸化LDLを飲み込んだマクロファージがたまっていくと、柔らかいかたまりを作り出してしまうのです。これをアテローム(粥状)と呼びます。

アテロームは血管を細くして血液の通りを悪くするだけでなく、不安定ではがれ落ちやすく、それが血栓となって血液の流れを止めてしまうことがあります。

中膜硬化…

血管は内膜、中膜、外膜の三層構造になっていますが、中膜にカルシウム(石灰質)が溜まって硬化し、酷くなると骨のように固くなります。その結果、柔軟性を失い、動脈壁を破ってしまうことも。加齢によって起こりやすい動脈硬化です。

細動脈硬化…

血管は心臓付近に流れる大きな動脈(大動脈)から枝分かれし、だんだん細くなっていき、最後に毛細血管という非常に細い血管になります。細動脈は毛細血管の前の段階の細い血管で、脳や腎臓、目などにあります。

その細動脈が硬くもろくなることで破れて出血しやすくなり、視力障害や脳卒中などを引き起こします。高血圧や糖尿病の人に多い動脈硬化です。

参考:動脈硬化

動脈硬化でもっとも多いのはアテローム硬化で、進行すると血管のあちこちにコブができて、血液の流れが悪くなります。そして、コブがはがれると血液を塞ぐため心疾患や脳梗塞・脳出血のリスクを高めてしまうのです。

しかし、いずれの動脈硬化も痛みや違和感が無く、自覚症状がありません。2~30年かけて進行した動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞などの症状が起きた時には、命の危険や後遺症が残る可能性が高くなっているのです。

しかも、動脈硬化は一般的な健康診断では明確な数値がありません。

動脈硬化の進行度合いは、血圧、コレステロール値、中性脂肪値、血糖値、尿酸値などで複合的に判断するしかないのです。もし、具体的に動脈硬化の状態を知りたいなら、心電図検査、眼底検査、上腕と下肢の血圧差を調べると良いでしょう。

また、動脈硬化が進行すると血管が細くなり、酸素や栄養が全身に届きづらくなり、息切れ、めまい、手足にしびれを感じるようになります。このような症状がある場合は医師の診察を受けましょう。

動脈硬化が引き起こす病気

動脈硬化は次のように多くの病気の引き金となります。

狭心症・心筋梗塞…

心臓は冠動脈によって酸素や栄養が届けられています。しかし、それらが硬化し血管が細くなることで酸素・栄養不足に陥ってしまいます。その結果、胸が痛くなったり苦しく感じたりするのが狭心症です。

さらに、冠動脈のアテロームがはがれて血栓となり、動脈を完全に塞いでしまうと酸素・栄養が届かなくなり壊死が始まります。これが心筋梗塞で、早期治療を行わないと後遺症が残り、最悪の場合は死亡してしまいます。

脳梗塞・脳出血…

脳内の血管で動脈硬化が起こると、脳の血管が詰まって神経細胞に酸素・栄養が届かず壊死してしまいます(脳梗塞)。また、脳の血管が硬くなると脆くなり、破れてしまうことも(脳出血)。

どちらも脳の機能が部分的に失われ、半身麻痺、言語障害などの後遺症が残ることがあります。最悪の場合は死に至ります。

閉塞性動脈硬化症…

動脈硬化によって下半身に血液が届きづらくなり、しびれや痛みを生じます。動脈硬化が進行して血液が完全に滞ると、最悪の場合、足が壊死して切断しなくてはならなくなります。

歩くとふくらはぎが痛い、常に手足が冷たくしびれている、という人は下肢の動脈硬化進行が考えられます。

このように動脈硬化が進行すると命に関わる症状のリスクが高められてしまうのです。

動脈硬化の原因

動脈硬化は複数の要因が絡んでいることが多く、一つの原因だけ解決しても動脈硬化の予防にはつながりません。

次から、動脈硬化の原因を挙げますので、当てはまる項目がないか参考にしてみましょう。

加齢

動脈硬化は生まれたときから始まっています。つまり、加齢とともに動脈が硬化していくのは止めようがなく、生物として自然な状態なのです。

では、動脈が硬化する原因はなんでしょうか。それは、「活性酸素」という細胞の老化を引き起こす物質によって起こります。

「活性酸素」は強力な酸化力を持った酸素です。呼吸時に酸素の2~3%が活性酸素に変化すると言われており、体内で細菌やウイルスを攻撃する免疫力として活躍します。

ところが、活性酸素はストレスや過剰な運動、紫外線など、心身に負担のかかることをすると体内で大量に発生。

体内で増加した活性酸素は細胞まで傷つけ始め、臓器、血管、肌細胞といった体のあらゆるところを「酸化」してしまいます。酸化とはつまり「老化」です。

みずみずしい果物も、時間の経過とともに酸化して偏食したり腐ったりしますよね。同じことが人の体でも起こるというわけです。そして、血管の場合は老化することで弾力性が失われ、硬化していきます。

活性酸素を完全に排除することはできません。そのため、血管の老化(動脈硬化)も完全に予防することはできないのです。

運動不足

運動不足

運動はエネルギー消費を意味します。そのため、食事をしても運動をしないとエネルギーが余ってしまい、それがそのまま脂肪として蓄積されてしまうのです。

そして、脂肪は血管の壁にも付着。徐々に血管を狭くして血液の流を悪くしてしまいます。

血液の流れが悪いと心臓が血液を押し出す力も強くなるため、勢いよく流れた血液が血管の壁を傷つけてアテロームを作る原因にも。その結果、動脈硬化が促進してしまうのです。

また、運動不足で内蔵脂肪が増えると超悪玉コレステロールと呼ばれる小型LDL(small dense LDL)が増加することが分かっています。

小型LDLとはLDLよりも小さく、血管の内壁に潜り込みやすくなったコレステロールです。コレステロール値が低くても小型LDLが多い場合は動脈硬化が促進する危険があります。

喫煙

喫煙

タバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれており、約200種類が有害物質であることが分かっています。そして、これらの中には血管を収縮させる作用のあるものが含まれています。

たとえば、ニコチン、一酸化炭素、タールといった成分です。

喫煙を続けると、このような成分によって常に血管が収縮するため、負荷をかけ続けてしまいます。また、タバコの有害物質は大量の活性酸素を生み出し、血管を老化させます。その結果、血管の柔軟性が失われ、動脈硬化が促進するのです。

活性酸素はLDL(悪玉コレステロール)を酸化させるため、タバコはアテローム硬化を引き起こす原因にもなります。

肥満

肥満

肥満はBMI(Body Mass Index)という数値で計算できます。体重(kg)÷身長×身長(m)を計算して、25以上は肥満とされ、さらに腹囲が男性85㎝、女性90㎝以上は動脈硬化のリスクが高いとされているのです。

また、肥満の人は内蔵脂肪、血液中のLDL、中性脂肪などが増加しています。

すでに説明したとおり、LDLが酸化すると血管内に潜り込み、アテローム硬化の原因になります。また、内臓脂肪が蓄積されると、血栓を作りやすくする物質が分泌されやすくなるため、動脈硬化が促進することが分かっているのです。

さらに、LDLや中性脂肪は血液中のタンパク質と結びついてリボタンパク質となり、血液中を浮遊し、エネルギーとして消費されて徐々に分解されます。

そして、エネルギー消費の過程で燃えカスである「レムナント」という物質が生じます。レムナントは非常に細かく、血管壁に沈み込んで、動脈硬化を促進させることが分かっているのです。

肥満の人はレムナントの発生量が多く、動脈硬化のリスクを高めてしまいます。

食生活

食生活

過食、脂質・糖質の多い食事、不規則な時間の食事など、食生活の乱れは動脈硬化促進と深く結びついています。

たとえば、肉などの脂質やお菓子類で摂取する糖質は体や脳を動かすエネルギー源となりますが、摂取量が多いと消費しきれません。そして、余ったエネルギーは脂肪として蓄えられ、血液中にコレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化の原因となるのです。

また、添加物は活性酸素増加の原因になるため、動脈硬化を促進します。加工食品をよく食べるという人は動脈硬化にも注意が必要なのです。

さらに、塩分の多い食事も動脈硬化を促進させます。塩分を摂取すると血圧が上昇し、血液の流れる勢いが強くなって血管を傷つけてしまいます。血管が傷つくと酸化LDLやレムナントが潜り込みやすくなり、アテロームの原因になります。

高血圧

高血圧

高血圧は動脈硬化と密接に結びついています。

血圧とは心臓が血液を押し出した時に血管に掛かる圧力のことです。血圧は一日の間に何度も上がったり下がったりしていますが、高血圧は血圧が上がったまま下がりません。

つまり、血管にかかる圧力(負担)が強いままなのです。血圧が高いと血管が常に緊張状態になり、血管が脆くなって傷つきやすくなってしまいます。そして、傷口からアテロームが発生してしまいます。

その結果、血管が細くなり、血液を押し出す力が強くなってさらに血圧が上がるという悪循環になるのです。

高血圧の原因は自律神経の乱れや体質などさまざまですが、日本人に多いのは塩分の過剰摂取です。塩分を摂取すると血液中の塩分濃度が上昇。塩分濃度を薄めるために細胞の水分が血液に使われ、血液量が増加します。

血液量が増えると心臓が血液を押し出す力が強くなり、高血圧へつながるのです。

糖尿病

糖尿病は血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高い状態で、血管を老化させる大きな原因です。

通常の場合、食事で炭水化物や糖分を摂取するとブドウ糖に変換され、さらに膵臓がインスリンというホルモンを分泌してエネルギーとして使われます。

そのため、食後に血糖値が上がっても一定時間が経つと下がります。ところが、過食などでブドウ糖の多い状態が続くと膵臓がインスリン分泌を続けて疲労し、機能低下。インスリンの分泌量が減少したり、インスリンの効果が低下したりするのです。

その結果、常に血糖値が高いままになってしまいます。そして、血糖値が高いと言うことは血液中にブドウ糖があふれた状態です。

ブドウ糖が増えるとタンパク質と結びついてAGEsという物質に変質し、活性酸素を生み出します。そして、このAGEsと活性酸素が血管を傷つけ、動脈硬化を促進させてしまうのです。

動脈硬化の予防と改善方法

動脈硬化には多くの要因が絡んでいることがお分かりいただけたでしょうか。ここでは、動脈硬化の予防・改善方法について詳細に説明します。

ストレスを溜めない

ストレスを溜めない

ストレスを感じると次のような理由から動脈硬化が悪化します。

自律神経が乱れる…

ストレスを感じると自律神経が乱れます。自律神経とは自分の意志とは関係なく呼吸、血管収縮、臓器などを動かす働きです。

自律神経には体を緊張状態にする交感神経と、リラックス状態にする副交感神経があり、この二つがバランスをとって生命を維持しています。

ところが、ストレスを感じると脳が「危険だ」と判断し、交感神経を優位にしたまま切り替わらなくなってしまうのです。交感神経優位だと血管が収縮し、常に緊張状態になってしまいます。その結果、高血圧や動脈硬化につながるのです。

ホルモンバランスが崩れる…

女性の場合、女性ホルモン「エストロゲン」によって動脈の老化が防がれ、しなやかさが保たれています。ところが、ストレスを感じるとホルモンバランスが崩れてエストロゲンの分泌が減少。動脈の老化(硬化)が促進されてしまうのです。

活性酸素が増える…

ストレスを感じると体内に活性酸素が増加します。活性酸素は血管を傷つけ老化を促進させるだけでなく、LDLを酸化してアテロームを作る原因になります。

このように、ストレスは動脈硬化を促進する複数の要因を持っているのです。しかし、上手にストレスを解消することで、動脈硬化の予防・改善が期待できます。

適度な運動

適度な運動

運動をする人は、運動をしない人に比べて動脈硬化になりづらいことが分かっています。

運動すると全身の血液循環が良くなり、血液が内皮細胞(血管の内膜)に刺激を与えます。その時、血管の緊張を緩める一酸化窒素(NO)が内被細胞から放出されて、血液の通りが良くなり、血管を活性化させるのです。

また、ウォーキングなどの有酸素運動を3~60分、毎日継続している人は動脈硬化の抑制効果が最大になるという追跡調査の結果があります。

このように、運動には動脈硬化予防に高い効果が期待できるのです。

睡眠

睡眠

理想的な睡眠時間は6~8時間と言われており、このような適正な睡眠を取ることで糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病を予防することが分かっています。

実際に、睡眠時間が4時間の場合と8時間の場合はインスリンの効果に明確な違いがでるなどの差が出たという研究があるのです。

つまり、糖尿病や高血圧は動脈硬化を促進させますが、睡眠によって予防されるというわけです。

また、睡眠は自律神経のバランスを良くする役割もしています。起床中は緊張状態を保つ交感神経が優位ですが、睡眠中はリラックス状態の副交感神経が優位です。

そのため、日中緊張して収縮していた血管が、睡眠中に拡張して血流をよくし、血管を活性化させるのです。

禁煙

禁煙

タバコに含まれる化学物質は血管を縮め、血液をドロドロにするため、動脈硬化のリスクを高めます。

喫煙者は非喫煙者に比べて、心臓病死のリスクが1.5~4倍、脳梗塞死のリスクが2~3倍になるとも言われているのです。

しかし、禁煙することによって動脈硬化が抑制され、禁煙して約5年で非喫煙者と同様のリスクまで下がるとされています。

喫煙を続ける年数が長いほど血管がダメージを蓄積してしまうため、早めの禁煙が動脈硬化予防の鍵になります。

食生活の改善

食生活の改善

血管の老化を防ぎ、若返らせるにはバランスの良い栄養摂取がもっとも効果的です。ビタミン・ミネラルは細胞を活性化させる働きがあり、血管の内膜のしなやかさを維持する効果が期待できるからです。

また、塩分、糖分、脂質の過剰摂取をやめると血管を傷つける要因が少なくなり、アテローム発生を抑制します。

特に、動脈硬化予防に効果的なのが野菜です。野菜にはビタミン・ミネラルがバランスよく含まれていますが、これらには血管の活性化、活性酸素の無効化、塩分の排出など、多くの効果があるのです。

実際に、オーストラリア大学の研究で70歳以上の女性945人を調べたところ、日常的に野菜摂取量の多い女性は動脈壁が薄く、少ない女性と比べて動脈の壁の厚さに0.05mmの差があることが分かったのです。

厚生労働省では動脈硬化を含む生活習慣病予防に効果があるとして、一日当たり350gの野菜摂取を推奨しています。しかし、すべての年代で目標量に達していません。

野菜を毎日用意し、料理するのは手間もお金も掛かります。そこで、オススメするのが青汁です。

青汁は栄養価の高い野菜を粉末状にした健康食品で、野菜不足を補うのに最適!では、青汁にはどのような栄養が含まれているのでしょうか。次から見ていきましょう。

青汁が動脈硬化に効果的な理由

青汁には次のような動脈硬化予防・改善に効果的な栄養素が含まれています。

ビタミン(βカロテン・ビタミンC・ビタミンE)

青汁にはビタミンが多く含まれています。特に次のビタミン類は動脈硬化予防に高い効果が期待できます。

βカロテン…

βカロテンは野菜に含まれる色素成分で、活性酸素を無効化する作用(抗酸化作用)があります。さらに、βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化します。ビタミンAは細胞の成長に関わっており、血管を強化することが期待できるのです。

ビタミンC…

ビタミンCには抗酸化作用があり、体内に活性酸素が増えるのを抑制する働きがあります。そのため、アテローム発生を防いで動脈硬化を予防することが期待できます。

また、ビタミンCはコラーゲンの材料になりますが、コラーゲンは血管を構成する成分の一つ。そのため、ビタミンCには血管のしなやかさを維持する働きがあるのです。

ビタミンE…

ビタミンEは強力な抗酸化作用を持つほか、血管を拡張し、血液が凝固するのを防いで血栓を作りづらくする働きを持っています。そのため、ビタミンEは動脈硬化予防に高い効果が期待できるのです。

これ以外にも、ビタミンD、ビタミンK、葉酸(ビタミンB9)など、青汁には動脈硬化予防に効果的なビタミン類が豊富です。

食物繊維

青汁には水に溶けない食物繊維(不溶性食物繊維)が多量に含まれています。

不溶性食物繊維は胃腸で水を吸って膨らみ、腸を刺激して排便を促す働きがあります。スムーズな排便は、脂質や糖質が完全に吸収される前に排出されるため、コレステロール値や血糖値を下げる効果が期待できるのです。

また、食物繊維が胃で膨らむと満腹感が得られるため、食前に青汁を飲むと食べ過ぎを防ぎ、肥満を予防する働きも。

一方、食物繊維には水を吸ってゲル状になる水溶性食物繊維も存在します。

青汁に水溶性食物繊維はあまり含まれません。しかし、多くの健康効果があるため、「難消化性デキストリン」というトウモロコシやジャガイモから抽出された水溶性食物繊維が配合されている商品が多くあります。

水溶性食物繊維は胃腸で水を吸収すると壁に広がり、コレステロールや糖質が吸収されるのを防ぎます。そのため、水溶性食物繊維は血糖値を低下させ、肥満を防ぐ効果があるのです。これは実証実験でも証明されています。

このようにコレステロール値と血糖値を抑える働きから、不溶性・水溶性食物繊維は動脈硬化予防に高い効果を発揮するのです。

ポリフェノール

原材料ごとに違いますが、青汁にはポリフェノールが含まれています。たとえば、ケールにはイソチオシアネート、フラボノール配糖体、明日葉にはカルコン、クマリン、ルテオリン、桑の葉にはケルセチン、ルチンなどのポリフェノールが含有されているのです。

ポリフェノールはいずれも高い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を無害化して、血管の老化、LDLの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防します。

また、ルチンは毛細血管を強化する働きが、カルコンには血圧や血糖値を下げる効果が、ケルセチンには血栓を防ぐ効果があるなど、ポリフェノールごとに動脈硬化予防・改善に効果的な特徴もあります。

カリウム

青汁にはカリウムが豊富に含まれています。

そして、カリウムには体内の余分な塩分を排出する働きがあります。そのため、カリウムを摂取すると体内の塩分濃度が下がって血圧が下がり、動脈硬化予防につながるのです。

実際に、血圧の高い人にカリウムを投与すると血圧が下がる実験結果もあり、カリウムの血圧低下効果と動脈硬化抑制効果は高いと言えます。

SOD酵素

SOD酵素
参考:SOD酵素

青汁の代表的な原材料である大麦若葉にはSOD酵素がたっぷり含まれています。

SODは「Superoxide Dismutase(スーパーオキシド・ディムスターゼ)」の頭文字を取った言葉で、活性酸素を分解する酵素のことです。

SOD酵素は非常に強い抗酸化作用を持っており、血管の老化やLDLの酸化を防いで動脈硬化を予防します。

SOD酵素はもともと体内で生成される成分ですが、20~25歳をピークに徐々に生成量が減少。動脈は年齢とともに硬化しますが、これはSOD酵素の生成量が減少して活性酸素が体内で増えるためでもあると考えられるのです。

しかし、SOD酵素を多量に含んだ青汁を飲み続けることで血管の老化はもちろん、体自体の老化を遅らせ、動脈硬化を予防することが期待できます。

クロロフィル

クロロフィルとは植物の緑色を作り出す色素のことで、青汁の原材料はいずれもクロロフィルをたっぷり含んでいます。

クロロフィルには抗酸化作用があり、活性酸素を除去して動脈硬化を予防する効果に優れています。

また、クロロフィルは血液中のコレステロールを排出する働きもあります。つまり、血管の壁にコレステロールが付着してアテロームになるのを防ぐ効果も期待できるのです。

おすすめの青汁を紹介

ここでは、動脈硬化予防に効果的な青汁の商品を紹介します。

大正製薬 キトサン青汁

大正製薬の「キトサン青汁」はLDL値を下げる効果がある「キトサン」を配合したトクホ(特定保険用食品)の青汁です。

※特定保険用食品とは安全性・機能性・有効性の根拠を試験などで実証し、消費者庁で審査され、効果の表示が許可された食品です。

キトサンとはカニの殻に含まれる不溶性食物繊維で、コレステロール値を下げる働きがあるのです。

実際に、「キトサン青汁」を飲み続けて四週間後にはLDL値が低下するという検証結果が出ています。

また、「キトサン青汁」の原材料は無農薬の国産大麦若葉で、ビタミン、ミネラル、食物繊維、SOD酵素などの動脈硬化予防に効果的な栄養素がたっぷり。

毎日継続して飲みやすくするために、「キトサン青汁」には抹茶も配合。まろやかで日本人になじみのある味になっています。

このように、「キトサン青汁」はコレステロール値や活性酸素を減らし、血管の老化を抑制して動脈硬化を予防する効果に優れた青汁なのです。

大正製薬 デキストリン青汁

大正製薬の「デキストリン青汁」は水溶性食物繊維の難消化性デキストリンを配合したトクホの青汁です。

難消化性デキストリンは胃や腸で水を吸ってゲル状に広がり、糖や脂肪の吸収を抑えます。そのため、食前や食中に「デキストリン青汁」を飲むことで血糖値の上昇を抑え、糖尿病を予防することが期待できるのです。

糖尿病は血管を老化させ、傷つけるため、動脈硬化促進の大きな要因です。しかし、血糖値の上昇を抑制する「デキストリン青汁」によって糖尿病と動脈硬化を予防することが期待できるのです。

また、原材料は農薬不使用の有機大麦若葉です。大麦若葉は血管を若返らせ、動脈硬化を抑制する栄養素がたっぷり!

「デキストリン青汁」は血糖値の高い人はもちろん、動脈硬化を予防したい人にもオススメの青汁です。

商品ページ:大麦若葉青汁

青汁 動脈硬化Q&A

青汁 動脈硬化Q&A

ここでは青汁と動脈硬化についてQ&A形式で回答します。

青汁だけ飲んでおけば動脈硬化は防げる?・・・NO

青汁は動脈硬化予防に効果的な栄養素を豊富に含んでいますが、それだけで動脈硬化を予防することはできません。

もっとも大切なのは食生活、運動、ストレス解消、睡眠などの生活習慣です。このような生活習慣が乱れると青汁を飲み続けても活性酸素やコレステロールが減らせません。その結果、動脈硬化が進行してしまいます。

生活習慣を改善したうえで青汁を継続して飲み続けましょう。そうすることで、青汁の栄養素が動脈硬化予防の効果を最大限発揮するのです。

青汁を飲んで動脈硬化を防ごう!(まとめ)

青汁を飲んで動脈硬化を防ごう!

動脈硬化は0歳から始まると言われており、一生付き合っていかなくてはならない現象です。しかし、食生活、運動、禁煙、睡眠、ストレス解消など、生活習慣を整えることで動脈硬化を抑制することが可能です。

特に、食生活は血管年齢と深く結びついており、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な野菜を多く摂取することで、動脈硬化が抑えられ、血管が若返ります。

そして、青汁は野菜の栄養を手軽に摂取できるオススメの健康食品です。生活習慣を整え、青汁をプラスすることで動脈硬化予防・改善効果が期待できるのです。

全身に栄養や酸素を届ける血管は健康を支える最大の器官です。毎日の食事に青汁をプラスして、血管の若さを保ちましょう!

いま話題の青汁をランキングで紹介!おすすめの青汁はこちら(←)のランキングから購入者の口コミ情報なども確認できます。

102種類以上から厳選!青汁飲み比べ徹底比較!! 実際に飲んで試した!体験レポート公開中!

管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

このページのトップへ