ビタミンとミネラルが豊富!青汁にも含まれるブロッコリーの効果と栄養価

青汁 ブロッコリー

小さな樹木のような形と鮮やかな緑色で食卓を彩るブロッコリー。

シチューやサラダなど、日常的に料理に使われることが多いので、身近すぎてすごい野菜には思えないかもしれません。また、独特のザラっとした舌触りが苦手という人も多いようです。

しかし、ブロッコリーにはビタミン、ミネラル、食物繊維がバランス良く含まれ、病気・風邪予防や美容効果はもちろん、最近はガン予防にも高い効果があるという研究結果が出ています。

そのため、ブロッコリーは栄養価の優れた野菜として再評価され、サプリメントや青汁などの健康食品にも多く使用されているのです。

今回はそんなブロッコリーについて詳しく解説!ブロッコリーの驚きの効果を見ていきましょう。

ブロッコリーとは

ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属の植物です。

和名は芽花野菜(めはなやさい)で、花のつぼみ部分を食用とするキャベツを品種改良して作られた野菜といわれています。キャベツの原種は青汁で有名なケール。つまりブロッコリーはケールの遠い親戚のような野菜なのです。

原産地はキャベツと同じく地中海で、古代ローマ時代から食べられていました。17世紀頃にイタリアを中心にヨーロッパ各地に普及。そして、日本には明治初期に輸入されました。

輸入当初はあまり広がりませんでしたが、健康効果と彩りの良さから徐々に人気となり、1980年代になって急速に広がったのです。ブロッコリーに似た野菜にカリフラワーがあります。これはブロッコリーの突然変異種といわれており、仲間のような野菜です。

1970年代まではブロッコリーよりもカリフラワーが多く流通していました。しかし、カリフラワーは栽培に手間がかかること、黄ばみやすく汚れが目立つという欠点があったため、栽培に手間がかからず、流通でも色が変わりにくいブロッコリーが大多数を占めるようになったのです。

ブロッコリーはアメリカからの輸入や、日本各地で収穫時期をずらしながら育てられるため、一年を通して購入することができます。しかし、一番おいしく栄養豊富な時期は11月~3月の寒い季節です。

そんなブロッコリーの森のような部分をよく見ると、小さな緑色の丸いツブがたくさん集まっていますよね。あの部分はブロッコリーの花のつぼみで、花蕾(からい)と呼びます。

ブロッコリーを長時間放置すると黄色くなりますが、あれは花が咲いている状態なのです。花が咲いても食べられますが、味は落ちるので早めに食べるのが良いでしょう。

また、ブロッコリーは茎も食べられます。茎の部分は繊維が固いため捨ててしまう人も多いようですが、茎の外側の固い繊維部分をそぎ落としてしまえば、おいしく食べられます。

むしろ、甘みが強く栄養も豊富ですので、ブロッコリーは茎も含めて食べるのがオススメです。ブロッコリーの代表的な栄養はビタミンCです。また、他のビタミン、ミネラル、食物繊維のバランスが非常に良く、多くの健康・美容効果が期待できます。

近年はブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトにスルフォラファンというガン予防効果の高い成分が非常に多く含まれていることが解明され、ますます注目を集めつつあるのです。

しかし、ブロッコリーは食べ過ぎに注意が必要な野菜でもあります。ブロッコリーにはコリンという成分が含まれており、魚の臭いに似たトリメチルアミンという物質を体内で作り出してしまうのです。そのため、大量に摂取すると体臭を強くする働きをします。

さらに、ブロッコリーに含まれるゴイトロゲンという成分には、ヨウ素の吸収を邪魔する働きがあり、甲状腺の機能を低下させる危険があるのです。

ただし、いずれも一日1kg以上食べ続けた場合にあらわれる症状で、一日2株程度ならなんの問題もありません。健康に良い栄養素がたくさんあるから……と無理して食べ過ぎなければ大丈夫

さらに、ブロッコリーは生で食べると胃腸に負担がかかり、食事の栄養がしっかり吸収できなくなると言われています。その結果、疲労感を感じるようになってしまうのです。

そのため、ブロッコリーは生よりも茹でて食べるのがオススメ。茹でて食べるとビタミンCが壊れるのでは?と考える人もいるかもしれませんが、近年の研究で短時間なら野菜を茹でてもビタミンCはほとんど壊れないことがわかっています。

しかし、茹で時間を長くすると、水溶性であるビタミンCは、どんどん水に溶けだし大量に失われてしまいます。そのため、ブロッコリーを調理する時は短時間の茹で時間にしたり、炒めたり、蒸したり、あるいは電子レンジなどを使ったりして、ビタミンCが溶け出さないようにする工夫しましょう。

そんなブロッコリーの定番料理はサラダ!レタスや卵と一緒に茹でたブロッコリーを混ぜてマヨネーズであえるだけ。シンプルなのに美味しく、栄養がしっかりとれます。

また、ブロッコリーはシチューやコンソメスープなどの洋食だけでなく、意外と味噌汁にも合います。ブロッコリーを茎も含めて細かく切って入れるだけなので、簡単に作れます。汁をすべて飲めば溶けだした栄養も逃さないため、とてもオススメ!

近年はブロッコリー配合の青汁やサプリも数多く販売されており、毎日調理をしなくても簡単にブロッコリーの栄養を摂取することができますよ。

ブロッコリー含まれる栄養素

ブロッコリー含まれる栄養素

ブロッコリー100gあたりには次のような栄養が含まれています。(生の場合)

※テーブル

上の表を見て分かるとおり、ブロッコリーは飛び抜けたビタミンC含有量を誇ります。レモン100gあたりビタミンCが50~60gと言われていますので、どれほど豊富かお分かりいただけるでしょう。

ビタミンCは美容・健康に効果のあるビタミンの万能選手。潤いのある白い肌を作り、疲労回復や免疫力強化などさまざまな効果があります。また、ブロッコリーはビタミンE、βカロテン、葉酸など、ビタミン類がバランス良く含まれています。

ビタミンEは抗酸化作用という細胞の老化を抑える作用があり生活習慣病やアンチエイジングに効果があります。βカロテンにも抗酸化作用があり、さらに体内でビタミンAに変換され、目の健康を維持する働きがあるのです。

ほかにも代謝を高める葉酸、骨の健康や出血を止める働きをするビタミンK、整腸効果のあるビタミンUなどが含まれます。さらに、骨を丈夫にするカルシウム、マグネシウムや貧血予防に必要な鉄、体内の水分を調整するカリウムなどのミネラルも豊富です。

それ以外にもブロッコリーは野菜トップクラスのアミノ酸(タンパク質)を含んでおり、筋肉を作る効果に優れています。

 

また、ガンの予防に効果があるというスルフォラファン、I3C(インドール3カルビノール)、MMTS(メチルメタンチオスルホネート)、整腸効果のある食物繊維、ポリフェノールのケルセチン、クロロゲン酸などの有効成分が含まれており、高い健康効果が期待できます。

ただし、血液を固めづらくするワーファリンという薬を処方されている人はブロッコリーに多量に含まれるビタミンKによってその効果が減少するおそれがありますので注意が必要です。

ブロッコリーの健康効果

ブロッコリーの健康効果

ビタミン・ミネラルだけでなくさまざまな有効成分が含まれるブロッコリー。その健康効果を見ていきましょう。

ガン予防

ブロッコリーはガン予防に効果的な栄養素が非常に多く含まれています。たとえばスルフォラファン、I3C、MMTS、クロロゲン酸などがそうです。これらは実際に抗ガン作用があるという研究結果が出ています。

たとえばスルフォラファンには肝臓を健康にして解毒作用を高める働きがあります。肝臓は発ガン物質を含む有害物質の濾過装置でもあるため、肝臓の健康を保つことでガンになりづらくなるのです。

さらに、I3Cは胃酸の中でDIM(ジインドリルメタン)という物質になり、乳ガンと前立腺ガンのガン細胞増殖を抑える二つの効果があります。

ほかにも、MMTSには細胞がガン細胞に変異するのを防ぐ働きがあります。それどころかガン細胞に変異しかけている細胞を強力な修復力で戻す働きがあるのです。

細胞がガン細胞化するのを抑える食品は数多くありますが、すでにガン化が始まった細胞を修復する食品はブロッコリー意外にはほとんどありません。

そのため、ブロッコリーの抗ガン作用は非常に高いといえるのです。ただし、MMTSは熱に弱く茹でたり痛めたりすると効果が非常に弱くなってしまいます。そのため、生で食べる必要があります。

とはいってもブロッコリーを生で……となると抵抗がありますよね。もし、ガン予防を重視してブロッコリーを食べたい、という人がいたら、熱処理のされていないブロッコリー配合の青汁やサプリメントがオススメです。

また、通常の細胞がガン細胞になる大きな原因として活性酸素があげられます。活性酸素は呼吸時に必ず生じる酵素で、非常に強い毒性を持っているのです。

通常であればその毒性でウイルスや雑菌を排除する免疫機能として働きますが、活性酸素は食生活の乱れや紫外線に当たることで徐々に増加。すると、その毒性が細胞にも作用します。

強力な毒性によって傷つけられた細胞は、変異を起こすようになり、癌細胞になってしまうのです。しかし、この活性酸素を除去する抗酸化作用を持った栄養素がブロッコリーには豊富に含まれています。

ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、葉酸といったビタミン類や、ポリフェノールのクロロゲン酸、また、すでに説明したスルフォラファンにも抗酸化作用があります。

つまり、ブロッコリーには細胞がガン細胞化するのを事前に防ぐ効果と、ガン細胞に変化し始めた細胞を修復する二つのガン予防効果があるのです。

生活習慣病予防

ブロッコリーは高血圧、脂質異常症、糖尿病などの多くの生活習慣病にも効果的です。

たとえば、高血圧にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、脂質異常症にはアミノ酸のSMCS(Sーメチルシステインスルホキシド)、ビタミンB2、食物繊維、糖尿病にはスルフォラファン、クロムなどが効果的です。具体的に見ていきましょう。

高血圧

高血圧は心臓が押し出す血液の圧力が強く、血管に負担がかかっている状態。重病化すると脳出血や心筋梗塞を誘発する危険な病気です。大きな原因として塩分の取りすぎによる血液の増加や、カルシウム不足による血管の収縮作用があげられます。

塩分の多い食事をすると血液中の塩分濃度が上がり、その濃度を下げるために細胞内の水分が血液に使われ、血液量が増加します。血液量が増えると心臓が血液を押し出す力が強くなり、血管に圧力がかかってしまうのです。

カリウムには体内の余分な塩分と水分を排出する働きがあります。この働きにより、血液量の増加を防ぎ、高血圧を予防するのです。

また、カルシウム不足は、血管を縮める原因になります。体内のカルシウムが不足すると、それを補うために骨からカルシウムが溶けだして血管の壁に取り込まれ、血管を縮めてしまうからです。

つまり、ブロッコリーからカルシウムを十分に補えば、血管を縮めることなく、血流を良好に保ち高血圧を防げます。また、マグネシウムには血管を緩める作用があり、血液の通りが良くしてくれます。

脂質異常症

脂質異常症は血液中に中性脂肪やLDL(悪玉コレステロール)が増えすぎた状態。原因は脂質の多い食事や運動不足など、体内に脂質が増えるばかりで消費しないライフスタイルです。

増えたLDLは血管の壁に潜り込み、活性酸素によって酸化すると体内で異物と判断され、免疫細胞マクロファージに食べられます。ところが、酸化したLDLが増えすぎるとマクロファージが食べ過ぎで死に、血管の内壁を太く固くする動脈硬化になってしまうのです。

動脈硬化が進むと血管が太くなって血液の通りが悪くなるだけでなく、血管が固くなって破れやすくなり、最終的に脳卒中などになってします。一方、中性脂肪が増えると血液がドロドロになってしまい、血栓ができやすくなります。

血栓は血液を詰まらせて脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすため、脂質異常症は命の危険に関わる病気なのです。

ブロッコリーに含まれるビタミンB2は脂質をエネルギーに変える働きがあります。また、アミノ酸のSMCSはLDLを肝臓で胆汁酸に変えて排出する働きがあるのです。実際にSMCSを摂取した結果コレステロール値が下がったという研究もあります。

さらに、スルフォラファンには肝臓の働きを良くする効果が、ケルセチンには脂肪の吸収を抑える効果があるため、相乗効果によって血液中のコレステロールや中性脂肪が減少することが期待できるのです。

糖尿病

糖尿病は食後、血液中のブドウ糖濃度が下がらない病気です。通常は炭水化物や糖質が体内で分解されてブドウ糖になったあと、膵臓が分泌するインスリンによってさらに活動エネルギーとして消費されます。

ところが、食生活の乱れや飲酒、運動不足によるエネルギー消費不足によって膵臓が過度に働き続けると、疲労して機能が低下してしまうのです。

結果としてインスリンの分泌量が少なくなったり、インスリンの効果が低下したりと言った現象が起こり、ブドウ糖がエネルギーとして使われず血液中にあふれてしまいます。

さらにインスリンを分泌するのは膵臓のβ細胞という部分ですが、β細胞が活性酸素により老化すると機能障害を起こして分泌量を減らしてしまうのです。

しかし、スルフォラファンは非常に強力な抗酸化作用でβ細胞の老化を防ぐため、インスリンの分泌量や効果を維持することが期待できます。

実際に、2型糖尿病患者がスルフォラファンを摂取したことで血糖コントロールが改善した例があり、ブロッコリーの糖尿病予防効果は高いといえるでしょう。

ほかにもマンガン、ビタミンB1などは糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素なので、糖尿病予防に効果があります。このように、ブロッコリーの栄養素はさまざまな生活習慣病に効果的なのです。

貧血予防・改善

ブロッコリーは鉄、亜鉛、ビタミンC、葉酸、ビタミンB群、クロロフィルといった造血に欠かせない栄養素がバランス良く含まれており、貧血予防に高い効果が期待できる野菜です。たとえば、貧血の大多数は鉄欠乏性品血という鉄不足によるものといわれています。

鉄は血液の酸素を運ぶヘモグロビンを構成しており、不足すると体の隅々まで酸素と栄養を運ぶことができなくなります。すると、細胞が酸欠と栄養不足状態になり、貧血症状のめまいやだるさにつながるのです。

しかし、ブロッコリーには鉄が豊富なだけでなく、鉄の吸収を高めるビタミンCが豊富に含まれており、鉄欠乏性貧血の予防・改善に高い効果が期待できるのです。

また、亜鉛は赤血球の膜となるタンパク質を作る働きをしています。そのため亜鉛が不足すると赤血球が壊れやすくなり、酸素や栄養が運搬できなくなります。この状態を亜鉛欠乏性貧血といい、鉄欠乏性貧血同様に貧血の原因の多くを占めているのです。

さらに、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸も赤血球を作る栄養素ですが、いずれもブロッコリーに含まれます。

整腸効果

ブロッコリーにはビタミンUが含まれています。ビタミンUというと聞き馴染みがないかもしれませんが別名の「キャベジン」ならご存じではないでしょうか。キャベツから発見された成分で胃腸を健康にする効果があります。

ビタミンUは体に必ず必要な栄養ではありません。しかし、摂取することで胃腸内の粘膜を正常に分泌させ、胃酸の分泌を抑える働きがあります。

飲み過ぎ、食べ過ぎのあとの不快感に胃腸薬のキャベジンを飲んだことはありませんか?あれは、ビタミンUの働きで胃酸を抑えて胃が荒れるのを防ぎ、胃の粘膜を正常に分泌させるものです。

同様の効果がブロッコリーにもあるため、整腸効果は高いといえるでしょう。また、ブロッコリーには不溶性食物繊維が豊富に含まれており、便秘を解消して胃腸の働きを活発にする効果があります。

不溶性食物繊維は胃の中で水分を吸って膨らむものです。膨らんだ食物繊維は胃腸の壁を刺激して排便を促し、便秘を解消し規則正しい便通がくるようにします。

さらに腸内を細かくデトックスするクロロフィルや、腸内を傷つけるピロリ菌を除去するスルフォラファンによって複合的に胃腸の健康が保たれる効果が期待できるのです。

免疫力向上

整腸効果の項目で説明したとおり、ブロッコリーには胃腸を健康にする効果に優れています。そして、胃腸を健康にすると言うことは免疫力を高めることに繋がるのです。

人は体内にさまざまな種類の免疫細胞を持っており、それぞれ雑菌やウイルスを排除して健康を保っています。その免疫細胞の7割近くが実は胃腸内に存在しているのです。

つまり、腸内環境を整えることで免疫力を高めて病気や風邪を予防することが期待できます。また、ガン予防の項目で説明したとおり、ブロッコリーのビタミンやポリフェノール、スルフォラファンなどの成分には抗酸化作用があります。

抗酸化作用は細胞の老化を防ぐため、免疫細胞も老化が防がれ活性化する効果が期待できるのです。さらに、免疫力を向上させることで疲れやすさやアレルギー反応の軽減など、さまざまな効果が期待できます。

骨粗鬆症予防

ブロッコリーにはカルシウム、マグネシウムに加えてビタミンKが豊富に含まれています。この三つの栄養素は骨の健康を保つ働きに欠かせない栄養素で、互いに影響しあう効果があるのです。

カルシウムは骨を構成する主成分ですが、もともと日本人は不足しがちな上に吸収しづらい栄養素。さらに加齢によって骨の量が低下しやすくなるため、骨がスカスカになる骨粗鬆症になりやすくなります。

しかしカルシウムを骨に定着させる働きをするビタミンKやカルシウムと共に骨を構成するマグネシウムを一緒に摂取することでカルシウムの吸収率が高められ、骨粗鬆症を予防する効果が期待できるのです。

抜け毛予防

ブロッコリーに含まれるI3Cという成分は、胃酸によってジインドリルメタンという成分に変換されます。このジインドリルメタンは男性ホルモンの過剰な分泌を抑えるため、抜け毛予防、育毛に効果があると言われているのです。

抜け毛の原因の多くは男性ホルモンと言われています。男性ホルモンは、ほぼテストステロンという成分で構成されていますが、このテストステロンが5-aリダクターゼという酵素と結びつくと、ジヒドロテストステロンに変化。

ジヒドロテストステロンは、皮脂を大量に分泌させて毛細細胞の働きを邪魔して毛を細くしたり、抜け毛を増やしたりしてしまいます。そのため、男性ホルモンの分泌を抑えるジインドリルメタンは抜け毛予防に効果があるのです。

ほかにもブロッコリーには鉄、亜鉛、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6など、髪の健康を保つ栄養が含まれています。貧血予防・改善の項目で説明したとおり、鉄不足は体に酸素と栄養が運ばれなくなります。そうなると、毛根にも酸素、栄養が届かなくなり健全な成長を妨げられてしまうのです。

貧血症状に悩んでいる人は抜け毛が増えるとも言われており、鉄と髪の健康は密接につながっています。また、ビタミンCは鉄の吸収を高める働きが、亜鉛はタンパク質を髪の毛の主成分であるケラチンタンパク質に変化させる働きが、ビタミンB2とビタミンB6には毛根の細胞を活発化させる働きがあります。

ブロッコリーの美容効果

ブロッコリーの美容効果

ブロッコリーには美容効果の高い栄養素が豊富に含まれています。その効果をご説明します。

美肌効果

ブロッコリーにはビタミンCがレモン以上に含まれています。ビタミンCといえば美肌のビタミン!シミやそばかすの原因となるメラニン色素を除去して美白にし、コラーゲンの生成を助けて肌に弾力を与えます。

また、ビタミンCは抗酸化作用を持っており、肌細胞の老化を抑えて、たるみやしわなどを防ぐ効果もあるのです。同様の働きはビタミンEにもあります。しかも、ビタミンEには血流をよくして血色を良くしてくれる効果まであるのです。

そして、ビタミンCは働きを終えて消耗したビタミンEを復活させる働きもあります。そのため、ビタミンCが豊富なブロッコリーはビタミンEの効果をより高めることが期待できるのです。

さらにブロッコリーに含まれるβカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換される働きがあります。ビタミンAは粘膜や皮膚を保護し、乾燥から肌を守る働きがあるのです。ほかにも、ブロッコリーには葉酸が豊富。

人の皮膚は約30日周期で入れ替わります。肌は古い皮膚は垢となって落ち、新しい皮膚が表面にあらわれるターンオーバーというサイクルによって健康に保たれています。

葉酸は細胞分裂を促し、ターンオーバーのサイクルを正しく保つ効果があるのです。また、皮膚や粘膜の発育を促すビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6といったビタミンB群もブロッコリーに含まれています。

それ以外にも抗菌作用で吹き出物の原因となるアクネ菌を除去するクロロフィルや、メラニン色素発生の原因となるチロシナーゼの働きを抑えるスルフォラファンも含まれているのです。

このように、ブロッコリーに含まれる栄養素の多方面からの働きかけによって、美肌が作られることが期待できます。

アンチエイジング

老化の原因は体を構成する細胞の衰えによるものです。そして、細胞を衰えさせるのはこれまで何度も登場した活性酸素になります。活性酸素はなくてはならない免疫機能でありながら、増えすぎると細胞を攻撃して老化させる厄介な物質なのです。

しかし、ブロッコリーのビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、クロロフィル、スルフォラファンなどの物質は高い抗酸化作用を持っており、体内の活性酸素を減らしてアンチエイジングに高い効果が期待できます。

さらに、近年ブロッコリーにはNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という成分が多く含まれていることが分かりました。

NMNは若返りの薬とも呼ばれており、マウスの実験で老化現象を遅らせることがわかり発表されました。その驚きの効果は2歳(人間の60歳相当)のマウスがNMNの摂取で生後6ヶ月(人間の20歳相当)程度まで若返ったという効果からも分かります。

NMNは細胞に含まれる成分で、栄養をエネルギーに変える働きがあります。つまりNMNが多ければ多いほど細胞が活発になるのです。NMNは年齢と共に減少してしまいますが、NMNを含む食品を摂取することで補うことができます。

そのため、ブロッコリーによるアンチエイジング効果は非常に高いといえるのです。

ダイエット効果

ブロッコリーには脂質をエネルギーに変換するビタミンB2、タンパク質をエネルギーに変えるビタミンB6が含まれており、効率よく食べた物を消費して痩せる効果が期待できます。

また、ブロッコリーにはクロムというミネラルが豊富ですが、クロムには脂肪燃焼作用があります。脂肪には脂肪をため込む白色脂肪細胞と脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞が存在しますが、クロムは褐色脂肪細胞に働きかけて脂肪燃焼を促進させる効果があるのです。

さらに、ブロッコリーはアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸はタンパク質を構成する物質で、筋肉を作るうえで欠かせません。筋肉は脂肪を燃やして消費するため、健康的に痩せたいなら体重を重視するより、ほど良く筋肉をつけることを意識した方が良いでしょう。

ほかにも、余分な水分を排出してむくみを解消し、見た目をすっきりさせてくれるカリウムなど、ブロッコリーはダイエット効果に期待できる栄養素が豊富です。

ブロッコリーを含む青汁の紹介

ブロッコリーは栄養価抜群で味にも癖がないので、青汁にもよく使われています。今回はブロッコリーを配合した栄養満点の青汁をご紹介!

サンスター粉末青汁

サンスターの「粉末青汁」は添加物を一切使用せず、100%国産の野菜で作られたこだわりの青汁です。

使用しているのはブロッコリー、ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤといった栄養価の高い5種類の野菜で、いずれもビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールを含み、固有の成分による高い健康効果があります。

この5種類の野菜だけでもかなりの栄養価ですが、「粉末青汁」のすごさはこれだけではありません。通常の青汁は一包2~4gほどの量ですが、「粉末青汁」はなんと10g!通常の倍以上の容量のため、一包だけで野菜100g程度の栄養が摂取できてしまうのです。

日本人の一日あたりの野菜摂取推奨量は350gとされていますが、平均約60g不足しています。毎日の食事に「粉末青汁」一包をプラスするだけで、この不足分を十分に補えるのです。

たとえば一包あたりカルシウムが、真いわし約7尾分、ビタミンCがいちご約1個分、βカロテンがピーマン約1.5個分、食物繊維がバナナ約4.5個分含まれています。

これだけの栄養価を「粉末青汁」は野菜のみで実現しており、安全性へのこだわりも相当なものです。そして、こだわりは栄養価、量、安全性だけでなく、味に対しても発揮されています。

ケール、モロヘイヤは苦みがあり癖のある味ですが、甘みのあるブロッコリーと抹茶のような風味の大麦若葉、そして癖になるスパイシーさを持った明日葉をバランス良く配合することで添加物なしでも飲みやすい味になっています。

「粉末青汁」は完全無添加の安心を下地に、野菜不足を解消し、美容、アンチエイジング、健康維持など、欲張りな希望をまとめて叶えてくれるすごい青汁なのです。

ブロッコリーについてのまとめ

ブロッコリーは、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で健康・美容効果の高い野菜です。さらに、近年はガン予防に効果的な成分が豊富に含まれているとで注目を集めています。

ブロッコリーは食卓の主役になることはありませんが、生活習慣病やガン予防には欠かせない野菜です。しかし、ブロッコリーを毎日食べるのは、手間などを考えると現実的ではありません。そこで、ブロッコリーが使用された青汁がオススメです。

青汁なら手軽にブロッコリーの豊富な栄養素を毎日摂ることができます。ブロッコリーのパワーで美しさと健康を手に入れましょう!

102種類以上から厳選!青汁飲み比べ徹底比較!! 実際に飲んで試した!体験レポート公開中!

管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

このページのトップへ