青汁に含まれる話題のスーパーフード!スピルリナの効果と栄養価

青汁 スピルリナ

スピルリナをご存じでしょうか。30億年以上も前に誕生した植物と動物の特徴を持った藻の一種で、現代までほとんど進化せず生きてきた神秘的な生物です。

スピルリナは発見後、ビタミン・ミネラルをはじめ、なんと50種類以上も人体に有用な栄養素を含んでいることが分かり、「スーパーフードの王様」とも呼ばれるようになりました。

その健康・美容効果は生活習慣病予防、アレルギー改善、美肌、アンチエイジング、ダイエットなど幅広く、海外セレブも愛用していることで知名度がどんどん上がってきています。

そのため、近年はパウダータイプ、サプリメントタイプなどの商品や、青汁などの健康食品に配合されることが増えつつあり、手軽に摂取できるようになっているのです。

今回は、そんなスピルリナの栄養や効果について詳しく解説していきます。

スピルリナとは

スピルリナとは

スピルリナは藍藻綱ユレモ目の単細胞微細藻類で、約30億年も前に誕生した原始的な生物です。同じような仲間としてクロレラやユーグレナなどが挙げられます。

いずれも地球誕生後初めて生まれた生物の一種で強力な生命力を持っており、スピルリナも高温、高アルカリ、高塩分のような過酷な環境でも繁殖することが分かっています。

スピルリナはアフリカや中南米、中東など熱帯地方の湖に自生しており、全長0.3~0.5mm程度の大きさで濃い緑色という特徴があります。

0.3~0.5mmですので、肉眼ではほとんど見えません。しかし、スピルリナが増えると藻のように水面に緑色が広がります。現地の人は昔からスピルリナを貴重な栄養源として摂取していました。

そんな古い歴史を持つスピルリナですが、正式に発見されたのは意外にも1927年です。ドイツのトウルピン博士が発見し、ねじれた形状をしていることからラテン語の「Spira=らせん」を語原とする「スピルリナ」と命名しました。

しかし、このときはスピルリナが脚光を浴びることはありませんでした。

やがて、1960年代になると人工が爆発的に増えだし、食糧不足の危機感が募るようになります。このとき、ようやくスピルリナが注目を集めるようになりました。

食糧不足問題に頭を悩ませていたフランス国立石油研究所のクレマン博士がスピルリナの栄養価の高さに気づいて貴重なたんぱく源として研究するようになったのです。

1967年、クレマン博士はエチオピアで開催された国際応用微生物会議で「スピルリナはタンパク質が豊富であり、将来の食料源として注目されるべきだ」と報告しました。

その後、スピルリナを食品として利用するための研究がすすみ、驚異的な栄養価や消化吸収しやすい性質が次々と判明していったのです。

たとえば、豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維、大豆以上のタンパク質(アミノ酸)、健康効果のある色素(クロロフィル、フィコシアニン)、脂肪酸などが含まれており、それらが複合的に働いて優れた健康・美容効果を発揮するとされています。

その栄養価と繁殖力の強さから、食糧危機や栄養不足を解消する役割を期待され、スピルリナは世界中で大量培養されるようになりました。近年は宇宙での活用も視野に入れてNASAや日本JAXAなどがスピルリナを研究しています。

さらに、健康食品としての評価の高まりもあり、スピルリナは気軽に摂取できるようになったのです。

スピルリナの食べ方

スピルリナは亜熱帯の日差しの強いところで育ちます。そのため日本では自生しておらず、食べるにはパウダー状のものを購入して料理や飲料に混ぜなくてはなりません。

スピルリナの味は海苔に近く、野菜の青臭さがあります。特別まずいわけでも美味しいわけでもありませんが、野菜の青臭い匂いが苦手……と言う人も多いようです。

そんなスピルリナのオススメの食べ方はスムージーです。好みの果物や野菜と一緒にスピルリナの粉末をミキサーにかけて飲むだけ!スピルリナの青臭さが消えて飲みやすくなる上に、果物や野菜の栄養もとれるので、朝食代わりにもおすすめです。

また、パウンドケーキやクッキーなどの焼き菓子にスピルリナ粉末を入れると匂いがほとんど消えるので食べやすくなります。

もっとお手軽にスピルリナを摂取したい、という人にはスピルリナの配合された青汁も販売されています。このような商品は味や香りのクセが少ないため、牛乳やヨーグルトに混ぜるだけで十分美味しく食べることができますよ。

スピルリナに含まれる栄養素

スピルリナ100gあたりには次のような栄養が含まれています。(粉末の場合)

 栄養素名含有量(100gあたり)
ビタミン類ビタミンB12.2~4.8mg
ビタミンB22.2~4.8mg
ビタミンB60.7~1.3mg
ビタミンB12183~400μg
ビタミンE6.3~112mg
ナイアシン12~20 mg
βカロテン80,000~200,000μg
葉酸133~300μg
ビタミンK11033~1933μg
ビタミンK216.7~133.3μg
ミネラル類カルシウム263~495mg
マグネシウム200~383mg
カリウム1050~1800mg
62~115mg
亜鉛3.3~6.7mg
食物繊維食物繊維6.7~10.0g
その他γ‐リノレン酸900~1883mg
フィコシアニン3000~9000mg
クロロフィル600~1250mg

上の表からも分かるとおり、スピルリナはビタミンB群、βカロテンが豊富に含まれています。また、ミネラルではカルシウム、カリウム、鉄などを多く含んでいます。

特に、βカロテンは条件によって異なりますが100gあたり80,000~200,000μgも含まれており、ニンジンの7,200μgをはるかにしのぐ驚異的な量です。

βカロテンは美肌、アンチエイジング、生活習慣病予防、眼病予防など幅広い効果がありますが、スピルリナは含有量がケタ外れですのでこれらの高い効果が期待できます。

また、ビタミンB群は代謝を高め、ダイエットに効果のある栄養素です。スピルリナは多種類のビタミンBが含まれていますが、ビタミンB群は単体よりも複数の種類が含まれる方が効果を発揮しやすいといわれています。

スピルリナの特徴として、ビタミンB12が豊富であることも挙げられます。ビタミンB12は野菜にはほとんど含まれないビタミンで貧血の予防・改善に効果的です。

さらに、骨や歯を丈夫にするカルシウムは牛乳の2~4倍も含まれています。体内の水分量を調節するカリウムや貧血予防・疲労回復に効果のある鉄のほか、亜鉛、マグネシウム、リン、セレンなど多種類のミネラルがバランスよく含まれており、日々の食事では不足しがちな栄養を補うことができます。

ほかにも、良質なアミノ酸、脂肪酸のγーリノレン酸、リノール酸、ビタミンB群の働きを高める核酸、ポリフェノールのゼアキサンチン、青の色素であるフィコシアニン、緑の色素であるクロロフィルといった健康効果の高い成分が含まれています。

そして、スピルリナは細胞膜がペクチンという溶けやすい成分でできており、このような栄養素の吸収率(約90%以上)が高いのも特徴です。

しかも、スピルリナの摂取で重大な副作用は報告されていません。しかし野菜の種類によってはアレルギーがあるという人はスピルリナを初めて摂取する時は少量から始めると良いでしょう。

まれに好転反応(体が新しい変化に反応してあらわれる現象)によって倦怠感や吹き出物が現れることもあるようです。いつまでもこのような現象が治まらない場合はスピルリナの摂取を止めて医師の指示を仰ぎましょう。

また、スピルリナには血液を固める作用を持ったビタミンKが豊富です。ワーファリンなど血液を固まりづらくする薬を処方されている人は医師の確認を取ってから飲んでください。

スピルリナの健康効果

ここではスピルリナの具体的な健康効果について説明します。

疲労回復

人間の血液は本来弱アルカリ性ですが、ストレスや肉・穀類などの酸性食品を多く摂る生活をしていると酸性に傾いてしまいます。

そうなると酸性をアルカリ性に戻そうと体が働き続けて疲労を感じやすくなり、自然治癒力なども低下してしまうのです。

しかし、スピルリナはアルカリの性質を持つため摂取し続けることによって酸化した体が弱アルカリ性に戻る助けになり、疲労を回復すると考えられます。

また、疲労の原因の一つとして、運動や目の酷使によって乳酸という物質が血液中に大量発生することが挙げられます。

乳酸は疲労物質とも呼ばれ、発生するとだるさなどを感じるようになります。しかし、乳酸は肝臓で分解されるため、肝臓が健康であれば疲労を感じづらい体になるのです。

スピルリナには亜鉛、セレン、鉄といった肝臓の健康を維持するミネラルや、肝臓の働きをサポートし健康を保つビタミンB群が豊富です。

特に、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸の8種類のビタミンB群はまとめて摂取すると、個別に摂取するよりも働きが良くなり効果的と言われています。

スピルリナには、これらがすべて含まれているのです。

また、スピルリナにはβカロテン、クロロフィル、フィコシアニン、ゼアキサンチンなどの細胞の酸化(老化)を防ぐ働きをする成分が含まれており、肝臓の老化を防いで間接的に疲労回復に役立つことも期待できます。

生活習慣病予防

生活習慣病予防

スピルリナの栄養素は糖尿病、高血圧といった生活習慣病の予防・改善に効果が期待できます。

たとえば、糖尿病は血液中のブドウ糖濃度が高いまま下がらない病気です。

食事で体内に増えたブドウ糖は、膵臓の分泌するインスリンによってエネルギーに変わりますが、食習慣の乱れなどによって膵臓が疲労するとインスリンの分泌量や働きが悪くなってしまうのです。

しかし、スピルリナに含まれる亜鉛にはインスリンの原材料になる効果が、ビタミンB1には糖をエネルギーに変えインスリンの働きをサポートする効果があります。

また、スピルリナに豊富に含まれるβカロテンには糖尿病のリスクを下げる可能性が高いという研究発表があります。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2013/019616.php

βカロテンは抗酸化作用という細胞の酸化(老化)を防ぐ働きと同時に、体内で必要に応じてビタミンAに変換される働きがあります。実はこの二つの働きが糖尿病予防に大変効果的なのです。

ビタミンAは膵臓でインスリンを作りだすβ細胞の健康を維持する働きがあり、不足するとインスリンの量が低下することが分かっています。また、βカロテンの抗酸化作用によって膵臓の老化が抑えられる効果もあります。

さらに、スピルリナの栄養素は高血圧にも効果的です。高血圧は血管にかかる圧力が強い状態を指します。原因として次のような理由が挙げられます。

・塩分の摂りすぎ…血液中の塩分が増えると塩分濃度を薄めようと体内の水分が移動し血液量が増加します。

・脂質の摂りすぎ…コレステロール・中性脂肪によって血液がドロドロになります。

・肥満…脂肪が増えて血管が押され、血液の流れが悪くなります。

・血管の老化…血管が固くなり血液の勢いを受け止めきれなくなります。

これらは、いずれも心臓から血液を押し出す勢いが強くなったり、血管自体がもろくなったりすることで血管に負担がかかっている状態です。

実は、スピルリナにはこのような負担を取り除く栄養素がすべて含まれています。

たとえばカリウムは体内の余分な水分と塩分を排出する効果が、マグネシウムには動脈を拡張させて血液の通りを良くする効果があります。

また、フィコシアニンはスピルリナに大量に含まれる青色の色素ですが、血液中のコレステロール・中性脂肪を低下させて肥満を解消する効果や強力な抗酸化作用による血管の老化予防といった効果が期待できます。

このような糖尿病や高血圧以外にもガンや脳卒中などさまざまな生活習慣病があります。

しかし、スピルリナのβカロテン、ビタミンE、クロロフィル、フィコシアニンなど抗酸化作用を持った栄養素や、体をアルカリ性にしてくれるスピルリナの性質によって細胞の酸化(老化)が防がれ、多くの生活習慣病が予防・改善されると考えられるのです。

URL:https://toyokk.co.jp/study-of-spirulina/

免疫力向上

免疫力向上

人の身体には、侵入・発生する異物を攻撃したり排除したりするさまざまな免疫細胞が存在します。そして、そのような免疫細胞の複合的な働きを免疫力と呼びます。

免疫力が下がると疲れを感じやすくなったり、風邪が引きやすくなったりするだけでなく、ガンなどの深刻な病気にもつながりかねません。

しかし、スピルリナには免疫力を向上させる食物繊維、クロロフィル、βカロテン、ビタミンB群、アミノ酸などがたっぷり含まれています。これらが腸内環境改善、代謝向上、細胞の老化予防によって免疫力を向上させるのです。

免疫細胞の6~7割が腸にあるため、腸内環境が良くなればなるほど免疫細胞も活性化して免疫力が高くなると言われているのです。

スピルリナには二種類の食物繊維が豊富に含まれており、腸の働きを活性化させる効果に優れています。

一つは不溶性食物繊維という水を吸って膨らむタイプの食物繊維です。このタイプは膨らんで腸の壁を刺激して便通を促すだけでなく、腸内の老廃物を巻き込んで排出する効果があります。

そして、水溶性食物繊維という水に溶けてゲル状になる食物繊維も含まれています。こちらは便の滑りを良くして便秘の予防や改善をし、腸内に存在するビフィズス菌のような体に良い影響を与える善玉菌の餌になって増やす効果があります。

さらに、クロロフィルにも腸のヒダの中の老廃物を排出させるデトックス効果があります。

いずれも腸内をきれいにして活発化させる効果に優れており、免疫細胞を活性化させることが期待できるのです。

一方、免疫力向上には代謝も重要です。体温が1度下がると免疫力が30%も低下すると言われていますが、体温を高くしているのは代謝の働きなのです。

食後に熱さを感じたり汗をかいたりすることはありませんか?あれは食べた物をエネルギーに変える代謝の働きによって体温が上がっているからです。

スピルリナにはこの代謝の働きを高めるビタミンB群が豊富に含まれています。たとえばビタミンB1は糖質をエネルギーに、ビタミンB2は糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに、ビタミンB6はタンパク質をエネルギーに変えます。

また、必須アミノ酸をご存じでしょうか。必須アミノ酸とは体内で作ることのできないアミノ酸で、全部で8種類あり、バランス良く含まれているほどアミノ酸スコアが高く良質と評価されます。

スピルリナはこの必須アミノ酸8種類すべてを含んでおり、アミノ酸スコアはなんと97!肉や魚とほぼ変わらないバランスで必須アミノ酸が含まれているのです。

必須アミノ酸は体内で筋肉や臓器を作る材料となります。筋肉が増えると代謝もあがるのでスピルリナは筋肉量を増やし、代謝を上げ(体温を上げ)、免疫力を向上させる効果にも優れていると言えるのです。

また、βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚、喉、鼻、肺などの粘膜を正常にする働きをします。この粘膜はウイルスや細菌の侵入を防ぎ、免疫機能を高める効果があるのです。

さらに、βカロテン、フィコシアニン、ゼアキサンチンなどの抗酸化作用の高い栄養素の働きによって免疫細胞の老化も抑えられます。

このような栄養素の多方面からのアプローチから、スピルリナの免疫力向上の効果は高いと考えられるのです。

アレルギー改善

アレルギー改善

アレルギーとはアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に対して体が過剰に反応することです。代表的な例としてアトピー、花粉症、食物アレルギーなどが挙げられます。

スピルリナはこのようなアレルギー反応を緩和させる栄養素が豊富に含まれています。

たとえばγーリノレン酸はアトピー性皮膚炎の治療に有効であると言われています。γーリノレン酸は母乳などに多く含まれており、アレルギー反応や血圧の安定など乳児の生体機能を調整することがわかっているのです。

http://www.nisshin-oillio.com/oil/healthy/g_linolenic.html

このγーリノレン酸が、スピルリナには母乳以上に含まれていることが分かっており、アレルギー改善に効果的と考えられます。

また、花粉アレルギーの原因として、花粉(アレルゲン)が体内に何度も入る→異物に対抗する物質(IgE抗体)が体内に作られる→増えすぎたIgE抗体がヒスタミン(くしゃみ、鼻水を出して異物を追い出そうとする物質)などの化学物質を放出させる、というサイクルがあります。

つまりIgE抗体が体内で過剰に作られるためにアレルギー反応が起こってしまうのです。スピルリナを摂取することでIgE抗体を減少させることが分かっています。

さらに、スピルリナにはIgA抗体という粘膜と結びついてウイルスや細菌の侵入を防ぐ物質を増やす働きもあります。

アレルギーを引き起こすIgE抗体を減らしながら、異物の侵入を防ぐ働きをもするという二通りの効果があるというわけです。

http://telemail.jp/shingaku/smt/daigaku/yumenavi.php?gakkou_code=10102044&lecture_code=g001453

また、免疫力が低下すると免疫の働きが誤作動するようになり、アレルギーが起こりやすくなります。

しかし、上で説明したとおりスピルリナには免疫向上効果があるため、アレルギー改善にも期待できるのです。

眼病予防

スピルリナには飛び抜けた量のβカロテンが含まれていますよね。βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、目の健康を保つ効果があります。

目の網膜にはロドプシンという、ものを見るときに重要な役割をする成分がありますが、ロドプシンを構成している成分の一つがビタミンAなのです。

そのため、ビタミンAが不足すると夜に目が見えづらくなる夜盲症や眼精疲労を起こしやすくなります。

さらに、βカロテンの抗酸化作用により目の細胞の老化を防ぐ働きも期待できます。

また目の黄斑部、水晶体という場所にはゼアキサンチンという成分があり、白内障・緑内障、黄斑編成症といった眼病を防いでいます。

ゼアキサンチン体内で作ることのできないため、食品で摂取しなくてはいけない成分ですが、スピルリナにはこのゼアキサンチン豊富に含まれており、眼病予防に高い効果が期待できるのです。

http://www.taiyokagaku.com/health/amd

スピルリナの美容効果

スピルリナの美容効果

スピルリナは海外セレブ達も注目するほど美容効果の高い栄養素を豊富に含んでいます。その具体的な効果を見ていきましょう。

美肌・美髪効果

美肌・美髪効果

スピルリナは驚異的なβカロテン量を誇りますが、βカロテンは美肌づくりに欠かせない栄養素です。

βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健全に成長させる働きをします。また、ビタミンAには皮膚の新陳代謝を促す効果もあるため、肌のかさつきを抑えて潤いのあるお肌を維持してくれる栄養素でもあります。

また、ビタミンAに変換されなかったβカロテンは細胞の老化を抑える抗酸化作用を持っており、肌細胞の老化を抑えてシワやたるみを予防・改善する効果が期待できます。

このような抗酸化作用はビタミンE、ゼアキサンチン、フィコシアニン、クロロフィル、葉酸などの栄養素にもあるため、美肌の健康維持効果は高いと言えるでしょう。

さらに、スピルリナは髪を美しくする栄養素も豊富です。

たとえばビタミンB群は細胞の成長を促すことから育毛に非常に効果があると言われています。特にビタミンB2、ビタミンB6はタンパク質を髪に変える役割を持ち、ビオチンは白髪や脱毛を防ぐ効果があります。

タンパク質はアミノ酸から構成されるので、髪の材料となる成分もスピルリナには含まれています。

さらに、スピルリナに含まれる核酸には細胞を修復・再生する働きがあり、髪や肌の健康対策に効果的です。

アンチエイジング

スピルリナには若返りの栄養素が多数含まれています。

そもそも老化は「活性酸素」という細胞を傷つけて老化を促す成分が体内に増えることで進行します。しかしこの活性酸素を除去する働き(抗酸化作用)を持つ栄養素がスピルリナには豊富なのです。

すでに何度も出てきたビタミンE、βカロテン、クロロフィル、ゼアキサンチン、フィコシアニン、葉酸などがそうで、アンチエイジングに高い効果を発揮します。

また、スピルリナにはアンチエイジングに重要な役割を果たす核酸も含まれています。

核酸は細胞の中にある成分で、新しい細胞を作り出す働きがあります。この働きは体全体及ぶので、外見はもちろん、内蔵の若返りにも期待できるのです。

ダイエット効果

スピルリナはタンパク質の含有量が約60%と言われています。

高タンパク質食品と言われる大豆が30%、牛ヒレ肉でも26%ですので、スピルリナのタンパク質がいかに豊富かお分かりいただけるでしょう。

しかも、人に必要なタンパク質を構成するアミノ酸は全部で20種類ありますが、スピルリナは18種類も含んでいます。そのうち必須アミノ酸8種類を含んでおり、非常に良質なタンパク質なのです。

タンパク質は筋肉の材料となるため、スピルリナを摂取することで筋肉がつきやすくなり、少しの運動でも脂肪を燃焼させられる体になることが期待できるのです。

また、スピルリナにはカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムには脂肪燃焼効果や脂肪の吸収を阻害する効果があると言われています。

実際にカルシウム摂取によって体重が減少した研究結果もあります。

http://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=10&category=beauty

リノール酸やγーリノレン酸にもコレステロール値を下げる研究発表があり、肥満解消に効果的です。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/7/10/7_391/_pdf

さらに、ビタミンB群は糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあるためダイエットには欠かせない栄養素です。

ほかにも、不溶性食物繊維が胃腸内で膨らむことで満腹感を得て食べ過ぎを防ぐ、抗酸化作用のあるβカロテン、ゼアキサンチン、フィコシアニンなどで細胞の老化を防いで代謝を高めて痩せやすくなる、といった効果が期待できます。

スピルリナを含む青汁の紹介

スピルリナを含む青汁の紹介

スピルリナは五大栄養素(ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂質、炭水化物)すべてを豊富に含んだスーパーフードですので、健康食品としてもどんどん活用され始めています。

今回はその健康効果に着目し、スピルリナを配合した青汁の商品をご紹介します。

藻のすごい青汁

「藻のすごい青汁」はスピルリナ、大麦若葉を原材料にした青汁です。

販売元のDIC株式会社(旧社名:大日本インキ化学工業株式会社)は印刷インキ、有機顔料、エンジニアプラスチックなどの工業製品を扱うほか、ヘルスケア事業も展開する大企業です。

DICは日本で初めて1977年にスピルリナの有用性に注目し、大量培養を成功させ、スピルリナの健康食品を販売し続けてきました。

さらに、近年は食品用の天然系青色素としてスピルリナから抽出した「リナブルー」も開発・販売するなど、スピルリナを常に研究しています。

このような経緯からDICは世界最大級のスピルリナメーカーとして知られており、「藻のすごい青汁」も自社で管理栽培された安全で高品質なスピルリナを使用しているのです。

もちろん、スピルリナの特徴であるアミノ酸、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、その他合わせて50種類以上の栄養素がたっぷり含まれています。

また、主原料となる大麦若葉は農薬不使用の国産。大麦若葉はビタミン、ミネラル、食物繊維がバランス良く含まれた野菜で、健康・美容効果の高さから近年、青汁の主流の原材料として使われています。

さらに大麦若葉には強力な抗酸化作用を持つSOD酵素が豊富に含まれており、スピルリナと合わせてアンチエイジングに高い効果が期待できるのです。

しかも、大麦若葉はまろやかな味で非常に飲みやすいため、青臭さのあるスピルリナの飲みづらさを打ち消してくれるメリットも。

ほかにも、フェリカス菌という乳酸菌の一種を配合。フェリカス菌は通常の乳酸菌よりも小さく腸の狭いところまで行き届くため腸の活性化に非常に高い効果があると言われています。

腸の活性化によって免疫力が上がり、皮膚トラブルや病気予防、アレルギー改善に効果が期待できます。

実際にフェリカス菌にはアレルギー性鼻炎解消に高い効果があると確認されています。

https://www.itoen.co.jp/news/detail/id=22639

また、「藻のすごい青汁」は難消化性デキストリンというトウモロコシなどから抽出される安全性の高い水溶性食物繊維も配合しています。

難消化性デキストリンは整腸作用、血糖値の抑制、ダイエットなどに効果があり、実証実験でも証明されているのです。

http://www.otsuka.co.jp/health_illness/fiber/about_fiber/type/dextrin/

このように、「藻のすごい青汁」はフェリカス菌、難消化性デキストリンによって腸の健康が高められ、スピルリナと大麦若葉の栄養素をしっかり吸収することによって高い健康・美容効果が期待できるのです。

まとめ

スピルリナのまとめ

スピルリナはビタミンB群、βカロテンなどのビタミン類や、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル、その他タンパク質、食物繊維、ポリフェノール、クロロフィル、フィコシアニンなど、人体に有用な50種類以上もの成分を含んだスーパーフードです。

その栄養価の高さが注目を集め、さまざまな研究がされてきました。

その結果、アンチエイジング、美肌、ダイエットなどの美容効果や、生活習慣病予防、ガン予防、疲労回復、アレルギー改善などの健康効果が期待できることが分かっています。

最近では、このスピルリナを配合した青汁も販売されており、高い栄養価が手軽に摂れるようになっています。

ぜひ、青汁を飲んでスピルリナの驚異的な健康・美容を実感してください!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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