知らないじゃ済まされない!中国産青汁の危険性と見分け方

青汁 中国産

「健康のために青汁を飲んでいます」という方は多いと思います。でも「毎日飲み続けるし、負担にならないようになるべく安い青汁を買っている」という人は、ちょっと待ってください!

もしかしたら、あなたが買っている青汁の原材料は中国産かもしれません。

農薬が多く使われている中国産野菜に不安を覚える人は多いと思いますが、実は青汁の原材料にも使われていることがあるのです。

せっかく健康のために青汁を飲み始めたのに、中国産の青汁を飲み続けていたために、かえって体調が優れなくなった……なんて危険性も。

今回は中国産青汁の危険性と、国産青汁の見分け方を徹底解説します!

中国の野菜ってなにが危険なの?

青汁 中国産 野菜

残留農薬問題などが、たびたび報じられる中国産の野菜。なんとなく危険な感じがしますが、具体的にどんな危険性があるのか知らない人も多いですよね。中国産の野菜にはどのような危険性があるのか、詳しく見てみましょう。

農薬使用量世界一!中国野菜と農薬について

青汁 中国産 農薬

2013年に国連食糧農業機関(FAO)が公表した主要国の農薬使用量推移表を見ると、中国の農薬使用量は2010年に一位になっています。それも主要国を含めた過去最高の使用量。中国の野菜は世界で一番農薬が使われているのです。

しかし、2010年以前の農薬使用量が少なかったわけではありません。統計を取っていなかった1980年代後半には中国野菜を輸入していた香港で、1990年代後半には上海、浙江省など中国国内で農薬中毒事件がしばしば起きています。それも、入院したり死亡したりと非常に重い症状でした。

これ以降、中国の野菜は「毒菜」と呼ばれ、現在にいたるまで中国国内でも社会問題になっています。当然、日本を含む諸外国に輸出されている野菜も危険性は変わりません。

過去には殺虫剤に使われる成分が検出された事も・・

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2002年に日本国内で中国産の冷凍ホウレンソウや枝豆から、基準値を超える有機リン系殺虫剤メタミドホスなどが検出されたことがあります。これは猛毒の殺虫剤で、FAOをはじめ日本でも使用を禁止されています。

中国では2004年からメタミドホスを含む毒性の高い有機リン系殺虫剤5種類を段階的に削減しはじめました。しかし、それまでの間、危険性の高い殺虫剤がほとんど規制されずに使われてきました。中国が完全に国内向けの野菜への使用を禁止したのが2007年。2008年にやっと国外輸出向けの野菜への使用を禁止したのです。

このような危険な殺虫剤の使用には、中国の農家の知識不足もあり、マスクもせずに農薬散布をして中毒症状を起こす例もあったようです。一方で、禁止されてからの2007年以降も、収穫量を上げるために危険な殺虫剤を使用し続ける農家が存在しているのです。

メタミドホスについて ― 食品安全委員会
中国野菜の残留農薬に係る現地調査について ― 農林水産省
中国産農産物の安全問題と対策 ― 農林水産省

野菜は洗剤で洗う!?日本では考えられない中国の常識

中国 野菜 洗う

中国では残留農薬がなかなか落ちないため、野菜を食器用洗剤で洗ってから、さらに二、三度洗い流すのが常識になっています。それどころか、中国では洗濯機で野菜を洗うのも珍しくありません。

中国人にとって何度も中毒事件を起こしている自国の野菜は、そこまでしないと食べることのできない危険な物なのです。富裕層などは無農薬で栽培された外国産の野菜を求める人も多く、食の安全への問題が深刻化しています。

野菜だけじゃない!恐ろしい中国産の食品について

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実は中国は野菜以外でもたびたび危険な薬剤や、ずさんな工場管理で作られた食品を輸出しています。事例をいくつか見てみましょう。

2007年に中国産のウナギから合成抗菌剤のマラカイトグリーンが検出されました。日本でも魚の病気を防ぐ目的で使用されることはありますが、発がん性があり食用の魚には使用が禁じられている危険な物質です。

2008年には、輸入された中国産冷凍餃子を食べた人が中毒を起こし、一時重体になる事件が発生しました。調査の結果、有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出され、大騒ぎに。別の場所で回収された餃子からも有機リン系農薬のジクロルボス、パラチオン、パラチオンメチルが検出され、一気に中国産の食品への不安が高まったのです。

2014年には中国の食材加工場で床に落ちた肉や、消費期限が半年前に切れて変色した肉を使用していることが明らかになったことがあります。この加工場は日本国内外の大手フードチェーンやコンビニへ出荷していたことがわかり、やはり大騒ぎになりました。

また、たびたび中国原産のウーロン茶から基準値を超える農薬フィプロニルが検出され、企業側が自主回収するなどの騒ぎになっています。

このように中国産の食品は栽培、製造過程だけでなく、加工過程も危険性が高いと言えるのです。中国では生産者側の食に対するモラルが低く、食品加工場の立ち入り検査日の前日には隠ぺいを指示するメールが出回るなど、利益優先されることが多くあるのだそうです。

このような体質は、中国政府の指導が少しずつ浸透するのを待つしかない状況です。

中国野菜を使うことのメリットとデメリットについて

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では、中国産野菜にメリットはあるのでしょうか?デメリットと一緒に説明します。

中国産野菜のメリットについて

中国産野菜のもっともわかりやすいメリットは、とにかく安いということ。野菜を買いに行くと分かりますが、安い野菜のほとんどが中国産です。

日本の国内産野菜は安全基準が厳しく、人件費や手間がかかるため、どうしても金額が高くなってしまいます。このため高い国産よりも少しでも安い野菜を……という人には、選択肢の一つとして中国産もありなのかもしれません。

また、安さが売りのフードチェーン店のサラダ―バーなどは、ほとんどが中国産野菜です。ファストフードや、コンビニ、ファミリーレストランなどの飲食業界にとっては、コストを抑えられるため中国産野菜の安さはメリットそのものなのです。

まれに、中国の農家と契約し、現地駐在員を置いて指導、土壌・水質検査を定期的に行うなどの対策をしている企業もありますが、まだまだ数が多くないのが現状です。

中国産野菜のデメリットについて

すでに説明しましたが、残留農薬、合成抗菌剤使用、食品加工時の汚染などから健康を損なう危険性があります。

中国では農薬の使用方法や使用量の指導、衛生指導などを進めていますが、いまだに守られていないのが現状です。日本で禁止されている農薬が中国では禁止されていないなどの事情も。

また、飲食業界で「中国産野菜を使っています」とわざわざ説明している店はほとんどありません。国産を使っている場合はそのことを強調する傾向にありますが、中国産を使用しているという事実は、客に不安を与えるデメリットと言えるでしょう。

中国産の原料は危険がいっぱい!

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中国産の危険性は日本だけの問題ではありません。世界中で中国産の安全性を疑問視する傾向にあります。アメリカでは2007年から中国産のペットフードを食べた犬猫が大量死したり、2006年にパナマで中国産の薬を飲んで多数の死者が出たりと、被害が続出しています。

2013年に国際環境団体グリーンピースが7か国で、中医薬(中国の伝統医薬)の残留農薬の検査をした結果を公表しました。このとき36例中35例に残留農薬が検出され、半数以上から劇物指定の薬品が検出されたのです。

薬として使用する原料にさえ危険な農薬を使用しているのです。野菜が安全と言いきれるでしょうか?

欧米諸国ではチャイナ・フリーという言葉も生まれ、中国産を使用しないようにする動きまであるくらいです。しかし日本国内では、いまだに中国産原料を使用した食品が大量に流通しています。

中国産の原料は過去よりも検査が厳しくなり、安全性が増したと言われています。しかし、2014年に厚生労働省が公表した輸入食品全体の検査率はわずか8.8%です。輸入検査官の数が圧倒的に足らず、今後も増える予定がないのだそうです。つまり、中国産の野菜のほとんどが検査されず日本へ輸入され続けるとみてよいでしょう。

残留農薬などの問題が完全に解決したとは言い切れないまま、中国産の原材料を使用した食品を知らないうちに食べ続けているのが私たちの現状なのです。

海外で販売の中国産中医薬材、97%に残留農薬=WHOが猛毒に指定する薬品も ― 中国紙

青汁にも中国産の野菜を使っているものは存在する?

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日本では、いまだに危険な中国産食品が大量に使われていることをご理解いただけたと思います。では青汁の原料には使われることがあるのでしょうか?

残念ながら、青汁にも中国産の野菜を使ったものが存在します。

中国産の野菜を使っている青汁も存在する

スーパーやドラッグストアで気軽に購入できるような低価格の青汁がありますよね。そういった青汁は、大多数が中国産の原材料を使用しています。価格が安いのにはそれなりの理由があるのです。

もちろん、これらの青汁は中国産であることを大っぴらに宣伝することはありません。どちらかというと、産地について明言しない傾向にあります。

一方で、原料が中国産であることをはっきり明記している青汁もあります。これらの青汁を作るメーカーは、駐在員を中国に常駐させ、完全に無農薬であることや、しっかりと洗浄していることを強調しています。

今までに中国産青汁による健康被害の報告例はありません。しかし、2002年に中国産のケールから農薬のクロルピリホスが検出されたことがあります。また、中国ではPM2.5などの大気汚染がひどく、いくら製造会社が原材料を洗浄しました!と訴えても、安心できるものではありません。

日本への中国人旅行者が「日本国産原材料」であることを確認してから青汁を購入する、などという話もあるくらいです。中国産の青汁はできるだけ買わない方が安心だといえるでしょう。

「中国産野菜検査強化月間」の検査結果について ― 厚生労働省

ドラッグストアやスーパーで売っている格安青汁は多くが中国産

すでに説明したとおり、低価格の青汁のほとんどは中国産です。ドラッグストアやスーパーに行ったら、色々な青汁の価格をざっと見比べてみてください。安い青汁と高い青汁の差が3~5倍近くあることに気づくと思います。

何故それだけの価格差があるのか?それは青汁原材料の価格の差がそのまま表れるからです。価格の高いものはそれだけ安全へのコストを支払っているのです。あまりにも安い青汁は購入を避けたほうが無難といえるでしょう。

中国の野菜を使っていても最終加工地が日本だと日本産と表記可能

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中国産の青汁があることを説明しましたが、「青汁を買うときは国産しか買っていない」、「中国産の青汁なんてほとんど見たことがない」という方もいるかもしれません。

残念ながら、日本には肉や魚、一部の加工食品(2015年で26品目)以外、原産地表記の義務がありません。つまり原産地が中国であっても、最終加工地が日本ならば、「国産」として販売して良いのです。

これは青汁も同じです。中国で栽培された原材料を輸入して日本で加工してしまえば、「国産青汁」の完成です。この表記にはもちろん疑問を投げかける人も多いのですが、違法ではありません。今のところ「国産」と表示されている商品の正確な原産地を知るには、販売元の会社に連絡するかくらいしか方法がないのです。

しかし、原産地の表記義務がないことを知らず、パッケージの国産表示を信じて購入する人が絶えないのが現状です。

加工食品の原産地と原料原産地 ― 国民生活センター
加工食品の原料原産地表示について ― 消費者庁

青汁を選ぶ時はこれを基準に考えておけば間違いない!安全な青汁の選び方

青汁 選び方

それでは、安全な青汁を選ぶにはどうすれば良いのでしょう?次のような点に注意することで、安全な青汁を選ぶことができますよ。

極端に安い青汁は要注意!

ドラッグストアなどで青汁の商品を見ていると、高い価格がずらりと並ぶ中で極端に安いものがあります。しかし、何度か説明したように、安価なものは中国産であることがほとんどです。極端に安い青汁はたとえ「国産」と表示されていても避けましょう。

通販や調剤薬局で売られている青汁

青汁 通販

安全な青汁を直接購入したいなら、調剤薬局で販売されているものが良いでしょう。国産、無添加の青汁、トクホなどの健康効果の高い青汁を取り扱っていることが多いのでおすすめです。

調剤薬局には薬剤師が必ず常駐しているので、青汁の産地や栄養、効果の詳細についても確認することができます。薬局によってはオリジナルの青汁を開発したり、試飲をさせてくれたりするところもあります。

また、直接購入でなくても良いのなら、ネット通販がおすすめ。ネット通販にはパッケージに表示されている以上の情報を載せていることが多く、日本国産の原材料の場合はほとんど。さらに契約農家の写真付きで、産地や栽培方法を紹介しているものもあります。

大手メーカーが作っている青汁

青汁 サントリー

大手の健康食品や飲料メーカー、青汁の老舗メーカーが作っている青汁は、日本の産地や農家を厳選し栽培管理していることが多いので安全といえます。これらのメーカーのサイトを確認してみてください。必ず日本の産地名が出てくるはずです。

さらに、無農薬や有機栽培にこだわっていたり、農薬を使用していても日本の厳しい基準で残留農薬の検査をクリアしたものを使用したりと、きめ細かい品質管理を行っているメーカーがほとんどです。

また、大手や老舗メーカーは、栽培も加工も日本国内で行われていることがほとんどです。つまり農薬取締法、食品衛生法、JAS法、不当表示防止法など、日本の厳しい法令にのっとって製造されるので、格段に安全といえます。大手メーカーの中でも、私がおすすめしているのはサントリー極の青汁です。

産地表記がしっかりしている青汁

青汁 国産

「国産」と表記されているだけでなく、日本の地名入りで産地を表示している青汁を選びましょう。日本国内で原材料を栽培している青汁なら、必ずといって良いほどパッケージに産地が記載されています。ふるさと青汁もパッケージにしっかりと産地が記載されています。

すでに説明しましたが、原材料が中国でも加工が日本なら国産と表示しても問題ないため、安くて「国産」と表示されている青汁は中国産であることがほとんどなのです。産地表記は必ず確認してください。

このように、条件はさまざまですが、慣れてしまえば日本国産の安全な青汁を選ぶのは難しくありません。

おすすめなのは国産野菜100%の無添加青汁

国産の青汁の選び方はお分かりいただけたと思います。ではここで、おすすめの国産青汁を一つご紹介します。

サンスターの粉末青汁は無添加・国産野菜だけで作った安全青汁

サンスター 青汁

サンスター粉末青汁は無添加の国産原材料だけで作られた安全な青汁です。100%国産(宮城県、大分県、北海道など)のブロッコリー、ケール、大麦若葉、明日葉、モロヘイヤをブレンドして作られています。

粉末青汁は一杯飲むだけで、100gの野菜に相当するビタミン、βカロテン、マグネシウムなどの栄養素をバランスよく摂ることができます。

また、無添加の国産原材料の青汁は他にもたくさんありますが、「健康道場 粉末青汁」が他と違うのは、本当に添加物がいっさい入っていない、野菜そのものというところです。

栄養強化目的のビタミン、ミネラル類などを添加しても添加物とはみなされません。そのため、無添加をうたっていても人工的な栄養素や食物繊維などをプラスして売っている青汁がほとんどなのです。もちろん健康のために加えているものですし、体に悪影響があるわけではありません。

しかし、本当の意味での無添加を求めるのなら、数ある青汁の中でも「健康道場 粉末青汁」がおすすめです。野菜のみの成分なので、妊娠中の人や授乳中の人も飲むことができるのです。※妊娠、授乳中の方は野菜由来の豊富な食物繊維でお腹が緩くなる可能性があるため、不安な人は医師の判断をあおいでから飲みましょう。

ただし、飲みやすくする加工なども一切されていないので、野菜本来の苦みがあり、飲みやすいと言い切れないのが難点です。

実際に飲んだ人の感想では、効果は非常にあるものの、飲みづらさからやめてしまう人が多いようです。せっかく安全で素晴らしい効果が期待できる青汁です。牛乳、豆乳、蜂蜜と混ぜるなど、飲みやすくする工夫をすることをおすすめします。

用途別 主な食品添加物 栄養強化剤|「食品衛生の窓」― 東京都福祉保健局

飲み続けるなら中国産青汁よりも国産青汁の方が安心!

青汁 国産 おすすめ

いかがでしたか?「安いから」という理由で中国産の青汁を買い続けることが、とても危険だという事がお分かりいただけましたね。青汁を飲むなら、農薬管理の厳しい国産がおすすめです。

青汁には野菜の豊富な栄養素による健康、美容などへの様々な効果があります。せっかく飲むのなら、少しでも残留農薬などの不安のない国産青汁を飲んで、健康と美しさを手にしてください!

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管理人自己紹介

青葉しずく(アラフォー)

青汁の教科書を運営している管理者であり、日本一青汁に詳しい現役栄養士の青葉しずくです。

青汁は現代人に不足がちな野菜の栄養をしっかり補うことのできる数少ない健康飲料。一人でも多くの人に飲んでもらいたく、日々青汁の研究を続ける毎日です。

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